「AQUO Ssense2とAQUO Ssense2 かんたんって何か機能に違いがあるの?」
2018年11月に発売されたAQUOS sense2。
発売から1年以上が経過していますが、使いやすくて機能も充実していること、さらに価格も安いとあって現在も人気が高いスマホです。
そんな人気のAQUOS sense2なんですが、auで2019年6月にAQUOS sense2かんたんというスマホが発売されました。
AQUOS sense2かんたんはau以外では発売されていない端末。
AQUOS sense2と名前も全く同じということもあってAQUOS sense2とsense2 かんたんではどんな違いがあるのか分かりにくくなっています。
AQUOS sense2とsense2かんたんでは、何が違うのか?
AQUOS sense2かんたんでできることはどんなことがあるのか、AQUOS sense2と比較してみました。
AQUOS sense2 「かんたん」と「sense2」のスペックを比較
まずはAQUOS sense2とAQUOS sense2 かんたんのスペックに違いがあるのか比較してみましょう。
AQUOS sense2 | AQUOS sense2 かんたん | |
本体カラー | シルキーホワイト
ニュアンスブラック ピンクゴールド アイスグリーン |
ブライトシルバー
ミントグリーン クリアホワイト |
取扱キャリア | au
ドコモ UQモバイル SIMフリー |
au |
本体サイズ | 約148mm×71mm×8.4mm | |
重量 | 約155g | |
ディスプレイサイズ | 5.5インチIGZOディスプレイフルHD+ | |
バッテリー容量 | 2,700mAh | |
CPU | SDM450 | |
内蔵メモリ | RAM 3GB/ROM 32GB | |
外部メモリ | microSDXC最大512GB | |
カメラ | メインカメラ:1,220万画素
インカメラ:800万画素 |
|
ワンセグ | × | |
おサイフケータイ | 〇 | |
生体認証 | 指紋、顔 | |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X | |
MIL規格 | 9項目 | |
ハイレゾ | 〇 |
AQUOS sense2とsense2かんたんでは、本体カラーに違いはありますが中のスペックは全く同じになっています。
見た目についても違いは全くありません。
AQUOS sense2の取扱キャリアは大手キャリアではauとドコモ、格安スマホではUQモバイルで取扱がある他、SIMフリー端末として購入することも可能です。
一方でAQUOS sense2かんたんはauのみが取扱っています。
AQUOS sense2 「かんたん」と「sense2」でできることの違い
AQUOS sense2とsense2 かんたんでは端末のスペックは全く同じでした。
AQUOS sense2とsense2かんたんの違い
- ホーム画面の初期設定
- かんたんモードが最初からオン
- auかんたんガイドアプリ搭載
結論から言うと、AQUOS sense2とsense2 かんたんの違いはこの3点しかありません。
スペックも違いありませんでしたが、機能面についてもどちらのスマホでも全く同じように使うことができます。
つまり、AQUOS sense2かんたんは、AQUOS sense2をもっと簡単に操作することができるように、ホーム画面は元からかんたんモードに設定して、すぐにスマホが使えるように「auかんたんガイド」を搭載したスマホデビュー者向けのスマホになっているということになります。
ホーム画面の初期設定モード
ホーム画面の初期設定モード
AQUOS sense2のホーム画面:AQUOSHome
AQUOS sense2かんたんのホーム画面:AQUOSかんたんホーム
AQUOS sense2では、最初のホーム画面は一般的なAQUOSスマホの初期設定モードと同じAQUOSHomeが設定してあります。
アイコンサイズが統一されていて、ディスプレイがすっきりして見やすくなっているのが特徴です。
一方で、AQUOS sense2かんたんのホーム画面は、AQUOSかんたんホームが設定してあります。
AQUOSかんたんホームはAQUOSHomeよりも大きなアイコンが画面いっぱいに並べてあり、アイコンの下の文字も大きくはっきりした文字で表示されています。
ホーム画面に表示するアイコンはよく使うアイコンだけを表示させることができるので、どこを触ればいいのか迷ってしまう心配がありません。
さらに、よく電話する人にはワンタッチで電話をかけることができるように3つのアイコンが表示されているので、まるで簡単ケータイのように使うことができます。
ワンタッチアイコンの隣にはアプリ一覧のアイコンもあるので、ホーム画面に表示していないアプリもここから簡単に探し出すことができます。
AQUOS sense2かんたんでは初期設定でAQUOSかんたんホームが設定になっているので、購入してすぐからかんたんホームで使うことができるようになっています。
AQUOS sense2でもかんたんホームは設定することができるのですが、購入時はAQUOSHomeに設定されているため、かんたんホームを使いたいときは自分で設定を変更しなくてはなりません。
かんたんモード
AQUOS sense2のかんたんモード
- AQUOSかんたんホーム
- はっきりビュー
- フォントサイズ(特大)
- S-Shoin一括simple切り替え
かんたんモードでは上記の4つの機能を一括で設定することができます。
AQUOS sense2かんたんでは、このかんたんモードが購入時からオンになっているため、ホーム画面も最初からAQUOSかんたんホームで利用することができます。
かんたんモードでは、ディスプレイが見やすいようにコントラストなどを自動で調節して見やすくしてくれるはっきりビューや、文字が大きくて読みやすい特大サイズのフォントでディスプレイの文字を表示させることができます。
文字入力もキーボードがはっきりと見やすいS-Shoin一括シンプル切替ができて文字入力もしやすくなります。
AQUOS sense2では、かんたんモード設定が初期はオフになっています。
auかんたんガイド
AQUOS sense2かんたんには、「auかんたん」アプリが最初から搭載されています。
「auかんたんガイド」は、スマホの操作方法が分からなくて困ってしまわないように、基本的なスマホの使い方や設定方法、スマホならではの使い方などを分かりやすく解説してくれるスマホ初心者向けのアプリです。
スマホを初めて使う人でもこのアプリを活用することで、簡単にスマホの使い方を覚えることができます。
AQUOS sense2かんたんにはこの「auかんたんガイド」アプリが搭載されているので、スマホデビューしたばかりの人でもスマホの使い方を自分で調べたり、練習したりすることでスマホの使い方を覚えていけます。
AQUOS sense2 「かんたん」と「sense2」共通のスペック・便利機能
以上の3つの機能に違いがありましたが、その他の機能については全く同じものが搭載されています。
AQUOS sense2とsense2かんたんではどんなことができるのか紹介していきますね。
高精細IGZOディスプレイ搭載
AQUOS sense2のディスプレイは、高精細で明るい映像を映し出すIGZOディスプレイを搭載しています。
IGZOディスプレイは省エネ効果も高いディスプレイなので、前モデルAQUOSsenseと比べて約21パーセントも消費電力を削減しています。
動画コンテンツや自分で撮影した動画も、HDR画質のような鮮やかな映像を映し出すことができるバーチャルHDRにも対応しています。
色鮮やかではっきりくっきりした映像で動画を楽しむことができますよ。
また、リラックスオート機能をオンにしておくと、就寝時間が近づくと自動的にブルーライトを抑えた画質に移行してくれるから目にも優しくなっています。
それ以外にも、自分の好みに画質で映像を楽しむことができる画質モード、ロック画面を表示するたびに違う壁紙に自動で切り替えてくれるロックフォトシャッフル機能なども搭載されています。
省エネ技術で電池長持ち
AQUOS sense2には2,700mAhのバッテリーを搭載している他に、動作や機能の一部を制限して電池を長持ちさせる省エネ技術「長エネスイッチ」も搭載しています。
外出時など長時間充電できないときも安心の電池持ちで、前モデルと比較すると動画再生時間が最大25パーセントアップしています。
さらに、電池に負担の少ない充電ができる「インテリジェントチャージ」も対応しているので、電池の劣化を抑えて1年後でも電池寿命が90パーセント以上で維持することができます。
Wi-Fi5GHz対応
Wi-Fi接続でも快適にデータ通信ができるように、従来の2.4GHz帯に加えて5GHz帯でのデータ通信も対応しています。
5GHz帯は、無線LAN以外ではほとんど使用されることのない電波帯域なので電波干渉が起きにくくて安定した通信が可能。
混雑する時間帯も快適にデータ通信が行えますよ。
AI機能でカメラも簡単撮影
AQUOS sense2では明るく撮影することができる大型Pixelセンサーを採用。
AQUOSsenseよりも約50パーセントも明るく高画質で写真を撮影することができます。
クリアな画質で撮影できて、色再現性に優れた画像処理エンジン「Pro Pix」を搭載。
高画質高精細でクリアな美しい映像を実現しました。
さらに、料理や夕景など撮影シーンに合わせたモードを自動で設定してくれるAIオートも搭載だから被写体にカメラを向けるだけで誰でも簡単に美しい写真を撮影することができます。
子どもや動物など動きのある被写体も素早く正確にピントを合わせることができるハイスピードオートフォーカスも搭載。
その他にも、動画から必要な部分だけの動画・静止画を切り出せる「あとからキャプチャー」や美肌や小顔など美しいセルフィー写真を撮ることができる「AQUOS beauty」も対応。
写真撮影が苦手な人でも簡単にキレイな写真を撮ることができる機能を多数搭載しています。
その他の便利な機能
AQUOS sense2にはその他にも、
周囲からディスプレイを覗かれることを防ぐ「のぞき見ブロック」
画面の上部を指でなぞるだけで画面のスクリーンショットが取れる「Clip Now」
スマホを持ちあげているとセンサーが検出して持っている間画面が消えない「自動画面点灯」
指紋センサーをナビキー代わりに操作できる「ジェスチャー操作」
自動でスクロールしてくれる「スクロールオート」
など、さまざまな便利機能を搭載しています。
AQUOS sense2 「かんたん」と「sense2」の本体価格を比較
販売価格についても比較してみました。
AQUOS sense2 | AQUOS sense2かんたん | |
本体価格 | 22,000円 | 22,000円 |
かえトクプログラム適用時 | 17,710円(770円×23回+4,290円) | 17,710円(770円×23回+4,290円) |
AQUOS sense2とsense2かんたんのauでは、どちらも22,000円で販売しています。
スペックが同じなので価格にも違いはないようですね。
AQUOS sense2 「かんたん」と「sense2 」の違いについてのまとめ
AQUOS sense2とsense2かんたんの違い
- 初期設定でかんたんモードがオンになっているか
- ホーム画面が初期からAQUOSかんたんホームが設定されているか
- 「auかんたんガイド」アプリが搭載しているか
AQUOS sense2とsense2かんたんにはどのような違いがあるのか比較してきました。
AQUOS sense2とsense2かんたんは、スペックや機能、価格に大きな違いはありませんでした。
ただし、AQUOS sense2かんたんの場合は、購入当初からホーム画面が分かりやすいかんたんホームが設定されていて、文字大きくて画面もはっきりと見やすいコントラストに設定されています。
さらに、「auかんたんガイド」アプリも搭載しているので、スマホを初めて使う人なら、AQUOS sense2かんたんを購入することで使い方に迷ったりすることなくスマホデビューすることができます。
結果、AQUOS sense2かんたんはAQUOS sense2よりも、スマホ初心者が使いやすくなるように考えて作られたスマホということになりますね。
しかし、AQUOS sense2でもかんたんモードやAQUOSかんたんホームは搭載されていますし、「auかんたんガイド」アプリは自分でインストールすることも可能です。
したがって、スマホデビューするならAQUOS sense2かんたんの方が初めから使いやすくなっていておすすめではありますが、中身はAQUOS sense2と全く同じなので、AQUOS sense2を購入しても設定さえしてしまえばsense2かんたんと全く同じように使うことができます。
価格も全く同じなので、どちらを購入しようか悩んだら本体カラーで選んでみるのもいいと思いますよ。
AQUOS sense2、sense2かんたんはどちらもスマホデビューにはおすすめのスマホですので、これからauでスマホデビューを検討している人は、AQUOS sense2、sense2かんたんでスマホデビューしてみてはいかがでしょうか。