この記事では、AQUOS sense3シリーズのplusとliteのスペックの違いについて解説しています。
AQUOS sense3シリーズには、無印だけじゃく、plusやサウンド、lite、basicなどのさまざまな種類が登場しています。
種類がありすぎて、
はてな
AQUOS sense3 plusとliteの違いはなに?
大きさやカラバリが違うだけ?
スペック自体も違う?
など、どのモデルがどのようなスペックになっているのかわからないという人もいると思います。
AQUOS sense3 plusとliteを比較してみると、本体サイズの違いやカラバリの違いもありますが、搭載されている機能が違うかったり、パフォーマンス性能にも違いがあったりします。
名前は同じでも中身は別物なので、選ぶときは自分がどんな機能やスペックが必要なのか、じっくり考えてから購入することをおすすめします。
AQUOS sense3 plusとliteの比較表
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 lite | |
本体サイズ | liteよりも大きい | plusより小さい |
電池持ち | △ | 〇 |
パフォーマンス性能 | 〇 | △ |
ディスプレイ性能 | 〇 | △ |
カメラ性能 | 〇 | △ |
サウンド性能 | 〇 | △ |
耐久性 | △ | 〇 |
AQUOS sense3 plusとliteを比較すると、上記の性能に違いがあります。
性能面ではAQUOS sense3 liteよりもplusの方が全体的にスペックは高くなっていますが、liteでも十分使いやすいですし、性能によってはわずかな違いしかない部分もありますよ。
スペックの違いについて詳しく解説していきます。
AQUOS sense3 plusとliteのスペック比較
AQUOS sense3 plusとliteのスペックの比較表↓
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3lite | |
本体サイズ | 160mm×75mm×8.7mm | 147mm×70mm×8.9mm |
重量 | 175g | 166g |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,000mAh |
CPU | SDM636 | SDM630 |
内蔵メモリ | RAM 6GB/ROM 64GB | RAM 4GB/ROM 64GB |
外部メモリ | microSDXC 512GB | microSDXC 512GB |
ディスプレイ | 6.0インチIGZOディスプレイ | 5.5インチIGZOディスプレイ |
カメラ | 1,220万画素(標準)
1,310万画素(広角) |
1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
防水・防塵性能 | IPX5/8・IP6X | IPX5/8・IP6X |
生体認証 | 顔・指紋 | 顔・指紋 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
ハイレゾ | 対応 | 対応 |
AQUOS sense3 plusとlite気になるスペックの違いを一つ一つ詳しく見ていきましょう。
バッテリー容量の違い
バッテリー容量については、plusもliteも同じ4,000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。
AQUOS sense3シリーズは、非常に長い電池持ち時間を有しているのが特徴で、1週間充電しなくても安心の電池持ちを実現しています。
さらに、バッテリーの劣化を防ぐインテリジェントチャージに対応しているので、バッテリー自体の寿命を延ばしています。
急速充電「USB Power Delivery」にも対応で、約2.5倍も高速で充電可能。
- plus:連続待受時間 約680時間(連続通話時間:2,300分)
- lite:連続待受時間 約910時間(連続通話時間:2,930分)
しかし、バッテリー容量が同じでも電池持ちの時間は違っているので、plusでも十分長い電池持ちになっていますが、それよりももっと電池持ちがいいのはliteの方ということになります。
電池持ちがいいポイント
省エネ効果の高いIGZOディスプレイを搭載
大容量のバッテリー
電池持ちが違うのは、ディスプレイの大きさなども関係してきます。
plusもliteも省エネ効果の高いIGZOディスプレイを搭載していますが、plusの本体サイズの方がliteよりも大きいので、ディスプレイサイズも0.5インチサイズアップしています。
ディスプレイを表示させるのにもバッテリーは消費されるため、ディスプレイが大きい分plusの方がliteよりも電池持ちが少なくなっています。
また、パフォーマンス性能もplusの方が高いことも理由として考えられます。
搭載しているCPUの違い
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 lite | |
CPU | SDM636 | SDM630 |
RAM容量 | 6GB | 4GB |
パフォーマンス性能については、搭載しているCPUが異なります。
plusにはSDM636が搭載され、liteにはそれよりも性能が低いSDM630を搭載しています。
なので、処理性能が速いのはplusの方で、liteよりもスムーズに操作することが可能。
メモリ容量についても、plusには大容量6GBを搭載しているので、一度に処理できるデータ量も多くなっています。
したがって、アプリを複数立ち上げて操作するマルチタスクなども、plusの方がサクサク動きますしアプリの起動なども早いです。
ディスプレイの違い
ディスプレイの機能
- リッチカラーテクノロジーモバイル:実物に近い色味を再現
- ジーモバイル:実物に近い色味を再現アウトビュー:屋外でも画面が見やすくなるように、コントラストやバックライトの輝度を自動調整
- バーチャルHDR:動画コンテンツや撮影した動画をHDR画質のような鮮やかな色彩で再生
ディスプレイ性能については、どちらにも上記の技術が搭載されているので、明るく高精細な映像を見ることができます。
- plus:6.0インチ/解像度「2,220×1,080」
- lite:5.5インチ/解像度「2,160×1,080」
解像度がliteよりもplusの方が高いので、よりキレイなのはplusです。
ただし、見た感じではどちらの映像も同じくらいキレイなので、ほとんど違いはありません。
カメラ性能の違い
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 lite | |
カメラレンズ | 広角・標準
F値1.8 |
標準
F値2.0 |
機能 | 静止画手ブレ補正
被写体手ブレ補正 大型ピクセルセンサー ポートレート撮影 AIライブストーリー AIオート ARCore |
静止画手ブレ補正
被写体手ブレ補正 大型ピクセルセン ポートレート撮影 AIライブストーリー AIオート |
カメラ性能については、AQUOS sense3 plusの方が性能は高くなっています。
plusは標準カメラの他に、123度の広角で撮影可能な1,310万画素の広角カメラが加わったデュアルカメラを搭載しています。
広大な景色を視野角と同じ角度で撮影することができるので、目で見たそのままをフレームに収めることができます。
カメラレンズもplusの方がliteよりもF値が小さいので、暗い場所でもliteのカメラよりも明るく撮影することが可能。
カメラ機能については、手振れ補正やポートレート撮影、AIオートなどがどちらでも対応しているので、シャッターを押すだけで簡単に美しい写真が撮影できます。
唯一、AR機能についてはplusにしか搭載されていません。
ARCoreでは、ポケモンGOのようにスマホの画面上に立体的に映像を表示させる拡張現実を体験することができます。
Googleの検索結果からカメラを起動して、動物などをARで撮影して楽しめますよ。
サウンド性能の違い
- plus:ステレオスピーカー/ドルビーアトモス対応/ハイレゾ音源対応
- lite:ハイレゾ音源対応
サウンドについても、liteと比べてplusの方が性能は高くなっています。
plusにはステレオスピーカーが搭載されているので、音そのものの品質が高いです。
さらに、立体音響技術のドルビーアトモスが対応しているので、三次元に音が拡がって、上下左右から音が聞こえてきます。
映画館のように右から左へと音が移動するような感覚も再現しているので、より臨場感のある音楽が楽しめます。
防水・防塵・耐久性の違い
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 lite | |
防水・防塵 | IPX5/8・IP6X | IPX5/8・IP6X |
MIL規格 | ― | 19項目 |
防水・防塵性能については、どちらでもIPX5/8・IP6Xの高い耐水性能があります。
水深1.5mのところに30分間放置していても耐水性が保たれる性能なので、水回りでの使用や濡れた手での操作、屋外での利用でも安心して使うことができます。
liteについては、さらに耐久性の高いMIL規格にも19項目で準拠しています。
耐衝撃、耐振動、高温動作、低温動作など、あらゆる環境時でも耐久性が優れているので、万が一スマホを落としてしまっても、破損の心配はありません。
汚れてしまったらハンドソープなどで丸ごと洗うこともできて、いつでも清潔な状態で持ち歩くことができますよ。
MIL規格に対応しているのはliteだけでplusでは対応していないようなので、間違ってplusの方でハンドソープで水洗いはしないように注意してください。
AQUOS sense3 plusとliteのデザイン比較
AQUOS sense3 plusとliteのデザイン面での違いについても見ていきましょう。
カラーバリエーション
- AQUOSsense3plus:ムーンブルー・ホワイト・ブラック
- AQUOSsense3lite:ライトカッパー・シルバーホワイト・ブラック
本体のカラーバリエーションは、AQUOS sense3 plusの方が落ち着いたカラーバリエーションになっています。
デザインについての違いはありませんが、liteの素材は傷に強いアルミボディで作られていて、剥がれにくいアルマイト染色で塗装されています。
また、背面と側面が一体化しているので、曲げや捻じりに強い頑丈な構造をしています。
耐久性の違いについては後程解説しますが、plusはliteとは違って一体型の構造ではないので、本体の強度に違いがあります。
本体サイズ・重量
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 lite | |
本体サイズ | 160mm×75mm×8.7mm | 147mm×70mm×8.9mm |
重量 | 175g | 166g |
本体サイズについては、liteは手になじむ程よいサイズ感ですが、plusの方はliteよりも大きいサイズになっています。
高さは13mm、幅は5mmも違いがありますが、本体の厚さについてはplusの方が0.2mm薄くなっているので、plusは大きくても持ちやすいですよ。
重量はplusの方が約9g重くなっています。
AQUOS sense3 plusとliteの比較まとめ
AQUOS sense3 plusのポイント
本体サイズが大きい
パフォーマンス性能が高い
映像がキレイ
カメラ性能が高い
サウンド性能が高いの
AQUOS sense3 liteのポイント
電池持ちがいい
防水・防塵は同じだが、耐久性が高い
AQUOS sense3 plusは、liteと比べて全体的にスペックが高くなっていました。
特に、カメラ性能やサウンド、パフォーマンス性能についてはliteよりもずっと優れているので、できるだけスペックが高い方を使いたいという人にはplusがおすすめです。
一方で、liteは電池持ちがplusよりも長いですし、耐久性も高いです。
パフォーマンス性能も決して悪いわけではないですし、カメラ機能や映像の美しさなどもplusの機能とほとんど変わりません。
耐久性重視の人や電池持ちがいい方がいい人、スペックにこだわらないという人ならliteでも十分使いやすくなっていると思います。
どちらのスマホを購入しようか悩んでいた人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。