「au限定のスマホってどんな機種があるの…?」
auには、au限定発売のスマホで、他キャリアでは買えない機種があります。
どちらも1枚の大きなディスプレイを折りたたむことができるというのが特徴で、発売前から世界中で話題になっていた次世代のスマホです。
au限定発売のスマホとして、今回はこの2モデルについて詳しく紹介していきます。
auでスマホの買い替えを検討している人は参考にしてみてくださいね。
au限定スマホ:Galaxy Fold
Galaxy Foldは、国内ではau限定で発売されました。
横に半分にディスプレイを折り畳むことができる新しいデザインのスマホで、タブレット並みの大型ディスプレイをスマホサイズで持ち運ぶことができるというのが特徴です。
販売価格:245,520円(5,115円×48回)
Galaxy Foldの販売価格は24万円超ということで、今までのスマホの中で最も高価格なスマホになっています。
それだけスペックが高いですし、新しい技術を使ったディスプレイを搭載しているので、納得の価格とは言えますね。
Galaxy Foldのスペック
本体サイズ | クローズ時:約160.9mm×62.8mm×15.7mm
オープン時:約160.9mm×117.9mm×6.9mm |
重量 | 約276g |
ディスプレイ | 約7.3インチ有機ELディスプレイ |
カバーディスプレイ | 4.6インチ有機ELディスプレイ |
バッテリー容量 | 4,380mAh |
CPU | SDM855 |
内蔵メモリ | RAM 12GB/ROM 512GB |
外部メモリ | 非対応 |
カメラ | 超広角1,600万画素
広角1,200万画素 望遠1,200万画素 |
カバーカメラ | 1,000万画素 |
サブカメラ | 1,000万画素
800万画素 |
生体認証 | 顔、指紋 |
防水・防塵 | 非対応 |
ハイレゾ | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
Galaxy Foldのスペックを一覧にしました。
カラーバリエーションはスペースシルバーのみの取扱いです。
縦に折り畳める画期的なディスプレイ
Galaxy Foldのディスプレイは、7.3インチの大型ディスプレイを縦に半分に折り畳むことができる新しいディスプレイを搭載したスマホです。
iPad miniのディスプレイサイズは7.9インチなので、Galaxy Foldはほぼそれと同じくらいの大型ディスプレイなのにスマホのようにポケットに入れて持ち歩くことができます。
ディスプレイは繋ぎ目がない1枚のディスプレイで、映像が美しい有機ELディスプレイを採用しているため、大画面で高精細な映像を楽しめます。
ディスプレイは大小3つの画面に分割することもできるので、映画を見ながらSNSをチェックや、メッセージを送りながらマップや気象情報などを同時に見たりすることができるマルチタスクが可能です。
サブディスプレイ搭載で折り畳んだままでも利用可能
大型ディスプレイの他に、折り畳んだままでも利用することができるように4.6インチのサブディスプレイも搭載。
大きな画面で映像を楽しめて、電話やメールなど片手で操作をしたいときはサブディスプレイで利用ができるといったように、シーンに応じた使い方ができます。
サブディスプレイに表示できるものは、画面を開くだけでメインディスプレイにそのまま表示を移行させることが可能。
開閉しても途切れずに操作を継続させることができます。
ハイパフォーマンス性能
Galaxy FoldのCPUは高性能プロセッサー「SDM855」を搭載しています。
RAM容量も大容量の12GBを搭載。
処理性能に優れていて、一度にたくさんのデータを高速で処理することができ、マルチタスクなどで利用しても操作が重くなることもありませんし、ゲームも快適にプレイが可能です。
さらに、ユーザーの使用パターンを学習してニーズを予測するインテリジェント・パフォーマンス・エンハンサーを搭載し、頻繁に使用されるアプリを必要な時にすぐ起動できるような設定や、1日中安定した動作で利用できるようにユーザーの使用パターンに適用してくれます。
6つのカメラを搭載
Galaxy Foldには、全部で6つのカメラが搭載されています。
背面のメインカメラには超広角、広角、望遠のトリプルカメラ。
インカメラには1,000万画素のセルフィーカメラと深度測定カメラを搭載。
さらに、折り畳んだままでも撮影ができるように、サブディスプレイに1,000万画素のセルフィーカメラを搭載しています。
ディスプレイを開いた状態でも閉じた状態でも、どのような使い方をしていてもカメラを起動させることができるようにカメラが配置されているので、シャッターチャンスを逃さずいつでも撮影をすることができます。
メインカメラの3つのカメラは、タップするだけで切り替えができるので、超広角や望遠など、さまざまな構図で簡単に撮影が可能です。
セルフィーカメラでは30種類の代表的な被写体やシーンを判別して、カメラの設定を自動で最適な設定に調整して撮影することができます。
スーパー手振れ補正やスローモーション撮影にも対応し、4K動画撮影にも対応。
Galaxy Foldの6つのカメラがあればどんなシーンも最高の1枚を写真に収めることができますよ。
デュアルバッテリー
Galaxy Foldは2つのバッテリーを搭載しています。
2つバッテリーを1つのバッテリーとして電力消費と再充電を行い、過充電を防止しています。
使用パターンを学習してバッテリーの寿命を管理することができるので、バッテリーを最大限に活用することができます。
Galaxy Foldは急速ワイヤレス充電にも対応しているので、充電器に置くだけで簡単に充電可能です。
さらにワイヤレスパワーシェアも対応しているので、Galaxy Foldにワイヤレスイヤホンを乗せれば、イヤホンの充電をすることもできますよ。
防水・防塵、おサイフケータイなどの便利機能は非対応
Galaxy Foldは、日本のスマホでは当たり前のように対応している防水・防塵、おサイフケータイといった便利機能が非対応になっています。
Galaxy Foldはかなり高額な本体価格なので、修理をする場合も相当な費用がかかることが予想できます。
特に、水に濡らしてしまうとかなり修理代金がかかってしまうので、取扱いには十分な注意が必要です。
おサイフケータイ機能もないため、モバイルSuicaなどを利用している場合は不便に感じてしまうかもしれません。
au限定スマホ:Galaxy Z Flip
Galaxy Z FlipはGalaxy Foldのようにディスプレイを折り畳めるスマホですが、Galaxy Foldとは違って、Galaxy Z Flipは縦に半分に折り畳むことができるように設計されています。
販売価格:179,360円(5,200円×23回+59,760円)
Galaxy Z Flipは、2020年2月28日に国内ではauのみの限定で発売されました。
価格は179,360円ということで、Galaxy Foldよりも約65,000円も安い価格設定になっています。
加えて、auの購入サポート「かえトクプログラム」も対象になっているので、2年後にauに端末を返却すれば24回目の負担金59,760円の支払いは免除されるため、119,600円の負担で購入が可能ということになります。
折り畳みスマホとしてはかなりお得な価格で購入ができるので、Galaxy Foldが高すぎて購入をあきらめた人にもおすすめのスマホになっています。
Galaxy Z Flip
本体サイズ | クローズ時:約87mm×74mm×15.5mm
オープン時:約167mm×74mm×6.9mm |
重量 | 約183g |
ディスプレイ | 約6.7インチ有機ELディスプレイ |
カバーディスプレイ | 1.1インチ有機ELディスプレイ |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
CPU | SDM855 |
内蔵メモリ | RAM 8GB/ROM 256GB |
外部メモリ | 非対応 |
カメラ | 超広角1,200万画素
広角1,200万画素 |
サブカメラ | 1,000万画素 |
生体認証 | 顔、指紋 |
防水・防塵 | 非対応 |
ハイレゾ | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
Galaxy Z Flipのスペックを一覧にしました。
カラーバリエーションはミラーパープルとミラーブラックの2つのカラーで販売しています。
縦に折り畳める個性的なデザイン
Galaxy Z Flipは、縦に半分に折り畳むことができるディスプレイを搭載しているので、以前の二つ折りケータイのようにコンパクトに折り畳んで持ち歩くことができる個性的なデザインが特徴です。
Galaxy Foldでは横に半分に折り畳めましたが、Galaxy Z Flipは縦長ディスプレイを縦に半分に折り畳めることによって、胸ポケットに収まるくらいのコンパクトサイズにすることが可能になりました。
折り畳み角度は自由自在で、90度に折った状態にしておいて画面を2つに分けてマルチタスク操作もできます。
1.1インチのサブディスプレイが便利
Galaxy Z Flipには1.1インチのサブディスプレイも搭載されています。
サブディスプレイでは時計を表示させたり通知をチェックしたりすることも可能で、閉じた状態でもタップやスワイプでスマホを操作することができます。
電話がかかってきてもサブディスプレイで受けることができるので、スマホを開くことなくそのまま通話をすることも可能です。
新しい視点の撮影ができるカメラ
Galaxy Z Flipのカメラは、アウトカメラに高画質デュアルカメラを搭載し、夜景も明るく美しい写真が撮影できます。
カメラの性能、機能についてはハイエンドモデルそのもので、高画質・高精細な写真がシャッターを切るだけで撮影可能。
動画も4K撮影に対応し、見たそのままの映像を撮影することができます。
Galaxy Flipのカメラで注目したいのは、新しい視点で撮影が楽しめるインカメラの方です。
インカメラでは、ディスプレイを90度に折った状態で置いたままで撮影ができるので、自立した状態でセルフィー撮影ができます。
角度は自由自在に調整できるので、今までのインカメラではできなかったようなアングルのセルフィー撮影ができ、新しい視点のユニークな写真の撮影に挑戦できますよ。
ハイパフォーマンス性能
Galaxy Z FlipのCPUは「SDM855」を搭載したハイパフォーマンス性能を搭載しています。
ROM容量も大容量の8GBを搭載しているので、サクサク軽快に操作をすることができます。
メモリ容量も大容量の256GBなので、たっぷり映像や写真を保存しておいても安心です。
大容量長持ちバッテリー搭載
Galaxy Z Flipには、3,300mAhの大容量バッテリーが搭載されています。
さらに、最先端の充電機能を備えたバッテリーを最大限活かした長持ちバッテリーなので、1日中バッテリーの心配なしでアプリや動画などをたっぷり楽しめます。
ワイヤレス急速充電にも対応で、充電するときもケーブルの差し込み不要で手間なく充電が可能です。
Galaxy Z Flipも防水・防塵、おサイフケータイは非対応
Galaxy Foldでは防水・防塵、おサイフケータイは非対応でした。
Galaxy Z Flipでも防水・防塵、おサイフケータイについては非対応になっています。
雨や水回りでの使用はなるべく避けるように注意しなくてはなりません。
au限定スマホまとめ
auだけの限定発売のスマホについて紹介してきました。
auでは、Galaxyシリーズのディスプレイが折り畳める2つシリーズが独占販売されています。
Galaxy Foldはタブレット並みの大型ディスプレイをスマホサイズに折り畳んで持ち運ぶことができ、Galaxy Z Flipは縦に半分に折り畳むことで胸ポケットに収まるほどコンパクトに収納することができる画期的なデザインです。
どちらのスマホもスペックは非常に高く、マルチタスクやゲーム操作でも重くならずに快適に操作ができますし、高性能カメラ搭載で美しい写真を簡単に撮影することができます。
いつもと少し変わったスマホが欲しい、次世代の新しいタイプのスマホに興味があるという人は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。