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iPhone SE2のスペックや便利機能にはどんな機能があるのか?
カメラ性能はシングルカメラだからいまいち?
など、iPhone SE2の購入を検討しているけど、スペックや便利機能について知りたい、カメラ性能はどの程度使えるのか知りたいという人に向けて、iPhone SE2のスペックや便利機能、カメラ性能について解説していきます。
iPhone SE2は、iPhone 8の見た目で中身はiPhone 11 Proと同等のパフォーマンス性能を持っています。
カメラ性能についても、シングルカメラなので超広角撮影や望遠撮影はできないですし、暗い場所でも明るく撮影できるナイトモードは搭載されていませんが、十分キレイな写真を撮影することはできます。
iPhone SE2の購入を検討している人は、参考にしてみてくださいね。
iPhone SE2のスペック・便利機能
本体サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約138.4mm×67.3mm×7.3mm |
重量 | 148g |
バッテリー容量 | iPhone 8とほぼ同じ駆動時間 |
ディスプレイサイズ | 4.7インチ Retina HDディスプレイ |
ストレージ容量 | 64GB
128GB 256GB |
CPU | A13 Bionicチップ |
カメラ | 12MP広角カメラ
|
フロントカメラ | 7MP |
防水性能 | IP67等級 |
生体認証 | Touch ID |
Apple Pay | 対応 |
iPhone SE2のスペックや機能について詳しく解説していきます。
iPhoneSE 2は、2017年に発売されたiPhone8をベースにしたデザインで、本体サイズはiPhone 8と全く同じコンパクトサイズのiPhoneとなっています。
片手でも操作がしやすく、重さも148gと軽量です。
- 本体カラー
ブラック
ホワイト
(product)RED
iPhoneSE 2のカラーバリエーションは3カラーあります。
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チップ
iPhoneSEに搭載されているチップは、iPhone11と同じA13 Bionicを搭載しています。
A13 Bionicの処理性能は非常に速く、グラフィック処理性能も非常に快適でゲームなどのアプリも快適に操作することができます。
iPhone XSに搭載されていたA12 Bionicと比べると、処理性能は20%高速化し、消費電力は30%削減、グラフィック性能は20%向上しています。
A13 Bionicは他社の高性能チップと比較しても圧倒的なパフォーマンス性能を持っていると言われているので、iPhone SE2は数あるスマホの中でもトップクラスの高性能を備えているということになります。
ホームボタン搭載、Touch ID対応
iPhoneは、PhoneX以降ホームボタンが廃止されていましたが、iPhone SE2はホームボタンが搭載されていたiPhone 8をベースにしているので、iPhone SE2でもホームボタンが搭載されています。
ホームボタンには画面をメニュー画面に戻すという機能だけでなく、指紋認証機能のTouch IDが搭載されていました。
iPhone SE2でもホームボタンが搭載されたことにより、生体認証機能はTouch IDに対応しています。
ホームボタンに指を触れるだけで画面ロックを解除することができるので、Face IDのように画面をのぞき込まなくてもいいですし、マスクをしたままでもロック解除ができます。
ディスプレイ
ディスプレイサイズ:4.7インチ
ディスプレイの種類:Retina HDディスプレイ
ディスプレイについても、iPhone 8と同じ4.7インチのRetina HDディスプレイを採用しています。
有機ELディスプレイのような美しさとは違いますが、ピクセル密度が高いので、目で見ただけではひとつひとつのピクセルを認識することができないほどキメが細かく美しい映像を映し出すことができます。
Retina HDディスプレイは明るく、実際に目で見た映像に近い色味を再現することができます。
3D Touchは非対応、感触タッチを搭載
iPhone 8のディスプレイを押し込むと、ボタンを押したような反応がある3D Touch機能が搭載されていました。
画面を押し込むことでサブメニューを表示させることができる便利な機能でしたが、iPhone SE2では3D Touchの代わりになる感触タッチが搭載されています。
感触タッチは、画面を長押しすることでサブメニューなどを表示させることができます。
サブメニューが表示されるときは、3D Touchのようにボタンを押したような反応があるので、使い心地は似ている機能です。
画面を押し込んで操作する3D Touchとは違って、長押しすることで操作することができるので、3D Touchよりも感触タッチの方が使いやすくなっています。
バッテリー
バッテリーについては、どのくらいの容量のバッテリーが搭載されているのかは公表されていませんが、iPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間を有していることはわかっています。
- バッテリー駆動時間の目安
ビデオ再生:最大13時間
ストリーミング再生:最大8時間
オーディオ再生:最大40時間
バッテリーの充電については、高速充電・ワイヤレス充電に対応しています。
別売りの18W以上のアダプタを使用すれば、30分で最大50%の充電が可能です。
ワイヤレス充電なら差し込まなくても置くだけで充電できるので、使いすぎによる端子の劣化を防ぐことにも役立ちます。
IP67等級の防水・防塵性能
防水・防塵性能についても、iPhone 8と同じIP67等級に対応しています。
水深1メートルの地点に30分間iPhone SE2を放置しても性能が保たれる高い耐水性なので、濡れた手で触ったり、雨に濡れてしまったりしても安心して使うことができます。
デュアルSIM
iPhone SE2は、nano-SIMとeSIMの2つのSIMが利用できるデュアルSIMになっています。
eSIMとは、SIMカードを挿入することなく、すでに本体に内蔵されているSIMのことです。
オンライン上でSIMに情報を登録することができるので、わざわざSIMカードを差し込まなくても機種変更後すぐに利用できるようになります。
nano-SIMとeSIMの両方に対応することにより、2つの電話番号をiPhone SE2で使い分けて利用することが可能になりました。
例えば、プライベートとビジネスで2台のスマホを持っている人は、iPhone SE2でnano-SIMとeSIMを利用すればiPhone SE2だけでプライベートの番号もビジネスの番号も使えるようになるということです。
iPhone SE2のカメラ性能はいまいちか?
iPhone SE2のカメラは、12MPのシングルカメラを搭載しています。
iPhone 11Proなど、最近登場しているスマホは複数のカメラを搭載していることが多いので、
シングルカメラだけのiPhone SE2のカメラ性能はいまいちなのではないか?
と思っている人も多いようです。
しかし、最新のA13 Bionicチップの高い画像処理技術などにより、iPhone 11Proと同じとまではいきませんが、以前のシングルカメラを搭載したiPhoneシリーズよりもずっとキレイな写真を撮影することができるようになっています。
iPhone SE 第二世代はシングルカメラなんだけど、個人的には想像以上な仕上がりかなって思いましたね。
ワイドな写真は撮れないけど、あんまりカメラにこだわりがなかったら逆にシンプルで使いやすい🙂
ポートレートモードも対応してるけど、人限定で物には反応しないのはちょっと残念かな pic.twitter.com/BhYj3edpdC
— すまろぐん@ややアンドロイド派ガジェットブロガー (@sumalog_nohito) May 8, 2020
iPhone SE2のカメラ機能について詳しく解説していきます。
ポートレートモード
iPhone SE2は、シングルカメラですが背景をボカした写真が撮影できるポートレートモードに対応しています。
A13 Bionicの高い画像処理技術で、背景と被写体の境界部分も細部まで美しくぼかして被写体を際立たせて撮影することができます。
深度コントロールで、背景のぼかしの強弱はスライダで自由に調整することも可能。
撮影した後で自由にボケ具合を変えることができます。
ポートレートモードライティング
6つのエフェクトを加えることができるポートレートライティング機能も搭載しています。
スタジオ照明
自然光
輪郭強調照明
ステージ照明(モノクロ)
ステージ照明
ハイキー照明(モノクロ)
被写体に当たる光や照明の強さを最適な状態にして撮影することができます。
次世代のスマートHDR
スマートHDR機能にも対応し、撮影した被写体の顔を認識して輪郭と肌のトーンを自然に映るように明るさを調整してくれます。
背景の明るい場所と影の部分も自動で調整し、白飛びや黒つぶれすることなく、美しい写真が撮影可能です。
ナイトモードは搭載していない
iPhone 11シリーズで初めて搭載されたナイトモードは、iPhone SE2では搭載されていません。
ナイトモードでは、暗い場所や夜でも明るい写真がキレイに撮影できる機能なので、夜に撮影することがある人や、暗い場所でもキレイな写真が撮影したいという人は、iPhone 11シリーズを選んだほうがいいですね。
4Kビデオ撮影対応
HDビデオの4倍の高解像度で撮影することができる4Kビデオ撮影にも対応。
さらに、ビデオ撮影でもHDR機能で白飛びと黒つぶれを調整してくれるので、細部まで美しいビデオが撮影できます。
Quick Take機能
iPhone SE2では、カメラ撮影とビデオ撮影を瞬時に切り替えることができるQuick Takeを搭載しています。
カメラ撮影中にビデオ撮影がしたくなったときは、シャッターを長押しするだけでビデオ撮影に切り替わります。
フロントカメラでもポートレートモード・ポートレートライティング対応
iPhone SE2のフロントカメラは、7MPのシングルカメラを搭載しています。
フロントカメラでも、自動HDR機能や進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード、6つのエフェクトを備えたポートレートライティング機能を搭載しているので、セルフィー写真も細部まで美しい写真が撮影できます。
iPhone SE2のスペックまとめ
ポイント
見た目はiPhone 8と同じコンパクトサイズ
パフォーマンス性能はiPhone 11 Proと同じA13 Bionicチップ搭載
高解像度のRetina HDディスプレイ搭載
ホームボタン搭載
IP67等級の防水・防塵性能
デュアルSIM対応
シングルカメラ搭載
iPhone SE2のスペックや便利機能、カメラ性能について詳しく解説してきました。
iPhone SE2の見た目はカラーリングが違うだけでiPhone 8と全く同じなので、ホームボタンを搭載し、同等の防水・防塵性能を有しています。
しかし、パフォーマンス性能については、iPhone 11シリーズと同じ高性能A13 Bionicチップを搭載しているため、iPhone 11 Proと同じくらい高い処理性能で快適に操作することができます。
カメラ性能については、シングルカメラなのでiPhone 11 Proなどのように超広角撮影や望遠撮影はできませんが、A13 Bionicチップの高い画像処理技術により、シングルカメラでも高精細で美しい写真が撮影することができます。
ポートレートモードやポートレートライティングなどの機能も利用できるので、
印刷せずにスマホの画面の中だけで写真を楽しみたい
超広角撮影や望遠撮影ができなくてもいい
ナイトモードは必要ない
という人なら、iPhone SE2のシングルカメラでも十分美しい写真が楽しめると思います。
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