iPhone 11 ProとPixel 4を比較して、スペックやカメラ性能の違いについて解説しています。
androidスマホのPixel 4とiPhoneシリーズの最新モデル、どちらのスペックが高くてカメラもキレイで使いやすいのか、性能の違いを比べてみて購入を検討したいという人が多いと思います。
OSが違うので単純に比較できるものではありませんが、
iPhone 11 ProとPixel 4のどちらを購入しようか悩んでいる人
スペックやカメラ性能の違いが知りたいという人
などで悩んでいる人が参考になるように、それぞれのスペックやカメラ性能について違いや特徴をまとめました。
iPhone 11 ProとPixel 4スペック比較一覧表
iPhone 11 ProとPixel 4のスペックを一覧で比較しました。
Pixel 4 | iPhone 11 Pro | |
本体サイズ | 147.1mm×68.8mm×8.2mm | 144.0mm×71.4mm×8.1mm |
重量 | 162g | 188g |
ディスプレイ | 5.7インチFHD+ディスプレイ | 5.8インチSuper Retina XDRディスプレイ |
バッテリー容量 | 2,800mAh | 公表なし |
内蔵メモリ | RAM 6GB | 公表なし |
ストレージ容量 | 64GB・128GB | 64GB/256GB/512GB |
外部メモリ | 非対応 | 非対応 |
プロセッサ | SDM855 | A13 Bionic |
カメラ | 16MP(標準)+8MP(望遠) | 12MP(超広角)+12MP(広角)+12MP(望遠) |
フロントカメラ | 8MP | 12MP |
防水・防塵性能 | IP68等級 | IP68等級 |
認証機能 | 顔認証 | 顔認証 |
イヤホンジャック | なし | なし |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
iPhone 11 Proは、2019年に発売されたiPhoneシリーズの最新モデルです。
ポイント
- iPhone初のトリプルカメラ搭載モデル
- ナイトモード搭載で夜景の撮影にも対応
- 高いパフォーマンス性能
- 日光の下でも見やすい明るい高画質ディスプレイ
iPhone 11 Proの他にiPhone 11も発売されていて、iPhone 11 ProはiPhone 11の上位モデルになります。
Pixel4はGoogleが開発したandroidスマホで、iPhone 11 Proと同じくらい高いスペックとカメラ性能を持っています。
ポイント
- 天体撮影まで可能な進化した夜景モード
- クオリティが高いポートレート撮影
- どれだけ保存しても安心のGoogleフォト
androidスマホでiPhoneと同じくらいのスペックのスマホが欲しいということなら、Pixel 4はおすすめです。
それぞれのスペックやカメラ性能などの特徴について解説していきます。
iPhone 11 Proとpixel 4スペックの違い
iPhone 11 Proとpixel 4のスペックの違いをまずは見ていきましょう。
CPUの違い
iPhone 11シリーズで新たに搭載された最新のプロセッサA13 は、BionicA12 Bionicよりも最大20%の高速化、最大30%の消費電力のカットを実現しています。
さらに、映像処理性能のGPUについても最大20%の高速化、消費電力は最大40%も少なくなったことで、映像の動きが速いゲームでも滑らかで快適なゲームプレイが可能です。
iPhoneシリーズで最もパフォーマンス性能が高く、どんなチップよりも処理速度が速いので、iPhone 11 Proのパフォーマンス性能はスマホの中でも最も高い性能を誇っています。
Pixel 4には高性能SDM855が搭載されています。
4Gスマホのプロセッサで最も高い性能のチップになっているので、アプリのマルチタスクやデータ量が重いゲームプレイもサクサク快適に操作することができますよ。
そのパフォーマンス性能はiPhoneのA13 Bionicと同程度の性能を持っています。
パフォーマンス性能ならiPhone 11 ProもPixel4も同じくらい高いスペックということですね。
高画質ディスプレイ
iPhone 11 Proに採用されたSuper Retina XDRディスプレイは、いままでのSuper Retina ディスプレイよりも輝度が高く、屋外でも明るくはっきりと映像を見ることができます。
ディスプレイの明るさは自動で検知され、日光の下では最大800ニト、HDRの写真やビデオの撮影では最大1,200ニトの輝度でディスプレイを見やすく設定してくれます。
クイックジェスチャー機能
Pixel 4には、新機能クイックジェスチャー機能を搭載しています。
クイックジェスチャー機能は、Pixel 4から出されるレーダーによって被写体の動きを探知する技術です。
ディスプレイを触らなくても手を動かすだけで音楽をスキップさせたり、アラームや着信音の音量を調整したりなど、さまざまな操作を行うことができますよ。
iPhone 11 Proとpixel 4カメラの違い
iPhone 11 Proとpixel 4のカメラ性能の違いについても見ていきましょう。
トリプルカメラとデュアルカメラ
iPhone 11 Proのカメラには、12MPの超広角・広角・望遠の3つのカメラが搭載されています。
超広角カメラでは、最大120度までのワイド写真が撮影可能で、従来の4倍もワイドに写真を撮影することが可能になりました。
広大な景色の撮影だけでなく、狭い屋内での写真撮影でも後ろに下がることなく全体をフレームに収めて撮影することができます。
Pixel 4には標準カメラの他に望遠カメラを搭載したデュアルカメラになっています。
Google独自の画像処理技術が非常に優秀で、シングルカメラだったPixel 3でも美しいポートレート写真を撮影することができていました。
そんな高性能カメラに望遠カメラが加わったことで、より高精細で美しいポートレート撮影が可能になったということになります。
ナイトモードと夜景モード
新たにiPhone 11 Proにはナイトモードが加わりました。
薄暗い屋内や夜景の撮影も、最新の技術で明るく美しく撮影することができます。
ナイトモードでの撮影はシャッターを切るだけでノイズを減らしてくれて、細部まではっきりと鮮明に映し出します。
夜景モードについて、Pixelシリーズは以前から非常に高く評価されていました。
シャッターを切れば自動で暗い場所での撮影も色鮮やかに写すことができるので、シーンを選ばずに写真撮影が可能でした。
Pixel 4ではさらに夜景モードの性能が進化し、ついに天体写真まで撮影することができるようになりました。
普通のスマホのカメラでは夜景を撮影しようとしても光量が足りず星を撮影することは不可能でしたが、Pixel4ならそのわずかな光量でも明るく鮮明に映すことができます。
対応ポートレート
iPhone 11 Proの背景をぼかして撮影することができるポートレートモードでは、新たにモノクロのエフェクトを加えることができるポートレートライティング機能が搭載されました。
普通にカメラで撮影するだけで、簡単にモノクロ写真に加工することができるほか、背景にモノクロのエフェクトを加えることで、背景が白抜きのスタジオで撮影したかのような写真に仕上げることもできます。
pixel 4のポートレートのクオリティが非常に高く、iPhone 11 Proに劣らない美しい写真が撮影可能です。
まるで一眼レフカメラで撮影したかのような被写体が際立った写真が、シャッターを切るだけで簡単に撮影することができるので、誰でも簡単に最高の1枚を作り出せます。
スマートHDR機能の搭載
iPhone 11 Proに搭載された次世代のスマートHDRは、先進的なアルゴリズムを使って細部まで画質を調整してくれます。
被写体と背景の両方のディテールを自動で微調整してくれるので、より高画質・高精細な写真に仕上げることができています。
この技術は一眼レフカメラでも対応している機種が少ないので、iPhone 11 Proのカメラ機能は一眼レフカメラと同じくらい高いスペックを持っていることになります。
4Kビデオ撮影
ビデオ撮影は高画質4Kビデオ撮影に対応しています。
4Kビデオ撮影は超広角カメラでも対応しているので、ワイドで迫力のあるシーンを撮影することができますよ。
また、編集ツールも多数対応しているので、ビデオのトリミングや自動補正、フィルタの追加など、指で触るだけで簡単に編集することが可能。
Pixel4とiPhone 11Proどっちがおすすめ?
ポイント
カメラ性能が高いのはPixel4、ワイド撮影がしたいならiPhone 11 Pro
長く使えるのはiPhone 11 Pro
コスパがいいのはPixel4
Pixel 4とiPhone 11 Proのどちらがいいのかは、好みによるところが大きいです。
どちらがいいか選ぶときに比較するなら、上記の3つのポイントで比べてみると選びやすいと思います。
長く使えてワイドな写真撮影がしたいならiPhone 11 Pro
どちらもスペックは同じくらいですし、防水・防塵などの性能もしっかり対応しています。
しかし、OSのことを考えると、長く安心して使えるのはiPhone 11 Proになりますね。
iPhoneシリーズのOSのサポート期間は4年を基準にしています。
スマホのOSのサポート期間としては非常に長く、今でも2016年に発売されたiPhone SE(第1世代)は最新のOSがサポートされているので、iPhone 11 Proも4年以上は最新のOSで使っていくことができます。
一方でandroidスマホのOSのサポート期間は1年半~2年程度なので、Pixel 4もすぐにサポートされなくなる可能性があります。
ただし、iPhone 11 Proには超広角カメラが搭載されているので、Pixel 4よりもワイドな写真が撮影することができます。
ダイナミックな写真が撮影したい、景色を撮影することが多いという人はiPhone 11 Proの方が最適です。
カメラ性能が高くコスパがいいのはPixel 4
解説してきたように、カメラ性能の高さについては、Pixel 4もiPhone 11 Proも一眼レフカメラ並みの高性能カメラを搭載しています。
どちらを選んでも間違いなく美しい写真を撮影することはできると思います。
しかし、夜景まで撮影することができるカメラの処理性能やGoogleのAI技術を考えると、総合的に考えてPixel 4の方がカメラの性能は高いと言えます。
Pixel 4 | iPhone 11 Pro | |
64GB | 89,980円 | 117,480円 |
128GB | 103,950円 | ― |
256GB | ― | 135,080円 |
512GB | ― | 159,280円 |
Pixel 4とiPhone 11 Proのそれぞれのストアでの販売価格を比較してみると、Pixel 4の方がiPhone 11 Proよりも安くなっています。
同じストレージ容量の64GBで比較すると、27,500円も差があります。
コスパで選ぶならPixel 4がおすすめです。
iPhone 11 ProとPixel 4の比較まとめ
iPhone 11 Proとpixel 4の比較まとめ
- Pixel 4のカメラはデュアルカメラ搭載で、天体撮影まで可能にした高性能カメラ
- iPhone 11 Proのカメラはトリプルカメラ搭載で、120度までワイド撮影が可能
- カメラの性能はiPhone 11 Proの方が高いが、カメラの処理技術、AI技術はPixel 4の方が高い
- OSのサポート期間が長いiPhone 11 Proは長く使える
- コスパがいいのはPixel 4
iPhone 11 ProとPixel 4のスペックやカメラ性能について比較しながら特徴を解説してきました。
どちらも高性能プロセッサを搭載したハイエンドモデルで、カメラ性能についてもどちらも非常に美しい写真を簡単に撮影できる高いスペックを持っています。
どちらがいいのかは人によって異なるので、今回紹介したPixel 4とiPhone 11 Proの特徴を参考に選んでみてくださいね。