「auで発売されているTORQUE G04って耐久性が高いだけ?」
2019年夏モデルとして発売されたTORQUE G04。
TORQUEは、元々ケータイ時代からカシオのG's Oneシリーズで人気だったものをスマホに姿を変えて発売されてきた機種です。
アウトドアやアクティビティの多いユーザー向けのタフネススマホです。
2014年7月に登場した初代TORQUE G01から、タフネスは常に向上しています。
TORQUEの4代目は、耐久性はさることながらデザインやスペックも磨きがかかっています。
今回は、TORQUE G04の魅力について紹介していきます。
TORQUE G04のスペック
TORQUE G04のスペック表は、以下の通りです。
(参照:TORQUE G04)
本体サイズは約73×150×13.4mmで、約5.0インチFHD TFT液晶ディスプレイを搭載しています。
CPUはQualcomm® Snapdragon™ 660:2.2GHz/4コア+1.8GHz/4コア、RAM4GB/ROM64GB、OSはAndroid™ 9 Pieです。
グラフィックの多いゲームをせず、ネット閲覧など負荷の少ない作業であれば処理能力の心配はありません。
2,940mAhの電池パックは脱着可能になっており、予備のバッテリーを持っていれば充電器なしでも安心です。
電源キーには指紋センサーが搭載されているため、素早くロック解除ができます。
アウトドアには必須の手袋装着のままタッチパネルが操作ができる「グローブタッチ」や、手が濡れていても反応する「ウェットタッチ」も従来モデルから引き継いでいます。
雨などでスマホが濡れることが気になる方
よくスマホを落下させてしまう方
ハイキングや登山、海や川によく行くアウトドア派の方
埃や塵が舞う工事現場で仕事をしている方
など、過酷な状況下でも安心して使えるスマホがTORQUE G04です。
汚れた時は、正面カバーと背面カバーを外してきれいに洗うこともできますよ。
充電端子はUSB Type-C™️を採用しており、カバーで保護されています。
万が一カバーが取れてしまった際はオプションとして購入することができます。
ワイヤレス充電に対応しており、急速充電も可能です。
タフネスデザイン
ダイナミズムを感じさせるデザインで、全体的に従来モデルより改良が加えられています。
衝撃に強い八角形をベースにしたデザインで、本体の4角にはポリウレタンエラストマー素材のコーナーバンパーが取り付けられており衝撃を緩和させています。
TORQUE G04は、TORQUE史上1番バランスの取れているデザインと言われています。
正面から見ると、スピーカーやベゼルもほぼ左右・上下対称に仕上がっています。
これまでのシリーズではスピーカーは背面にありましたが、前面にもってきたことによりデザインバランスが良くなっています。
約100gの鋼球を落下させても割れないディスプレイは、強化ガラス(Dragontrail®)とアクリルスクリーンを重ねた2層構造になっています。
本体外縁部にある剛性の高い太リムが、たわみによるガラス割れを低減しています。
ストラップホールは上下に1つずつ、合計2カ所あるのでストラップをつける位置を選べるようになりました。
サイドボタンも、形状や位置が従来モデルから若干変わっています。
本体重量
TORQUE G03では画面が約4.5インチでしたが、TORQUE G04では約5インチと大画面になっています。
画面が大きくなったのにもかかわらず、重さは200gとTORQUE G03より約2グラムしか増えていません。
TORQUEは、耐久性を高めるために内部にインサート鈑金(金属)を採用していましたが、どうしても重たくなってしまうことがデメリットでもありました。
TORQUE G04は設計を見直し、金属ではなく樹脂製のインナープレートを採用することで剛性を確保しつつ本体の軽量化を図りました。
上下対称のデザインなので、上下非対称のG03に比べると重さが均等でG04の方が軽く感じるほどです。
耐久性
TORQUEは、米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の22項目を準拠したタフネスさを備えています。
耐海水性能は、水深2メートルで60分沈めても本体に海水が侵入する事はありません。
そして、高さ2メートルから鉄板やコンクリート上に落としても壊れることない落下強度誇っています。
TORQUE G04は、防水・防塵・耐衝撃・耐振動・耐海水耐氷結・耐荷重のタフネスを培ってきましたが、今回は新たな耐久性にも対応しました。
「鋼球落下」では約100gの鋼球をディスプレイ上に落下させても割れなかったり、「温水シャワー」では43度以下の温水シャワーにも対応し、堅牢性に磨きが分りました。
既に防水性能が高いTORQUEですが、TORQUE G04は防水性能を向上させるために、新しい防水構造を取り入れました。
ケースの接合部分を全てパッキン化することで、水の侵入をできる限り防ぎます。
TORQUE G04のカメラ性能
カメラの性能も大きく向上しました。
手ブレや暗所に強い約2,400万画素の標準カメラと約800万画素の135度スーパーワイドアングルカメラのデュアルレンズによって、様々なシーンで超高精細画質で撮影することができます。
27種類の撮影モードを使いこなせば、とっておきの1枚が残せること間違いありません。
フォトマイスターモードを使えば、ボケの効果や被写体の焦点の位置等を撮影した後に変更ができるので、味のある1枚が残せます。
さらに、2つのレンズを使って1秒間に60コマ(60fps)のFHD動画撮影もできます。
高精細で高解像度の4K動画も選択できますよ。
Action Overlay
Action Overlayは、カメラ画面にアウトドア情報を表示して精子画や動画が撮影できます。
「Basic」と「Fishing」の2モードから選択でき、その時のアクティビティーデータを残すことができます。
Basicモードは、従来のBikeモードを改良したものでランニングなどにも使えます。
※ロードバイク向けのBikeモードはGoogle Playストアでインストールできます。
Fishingモードでは、カメラに釣った魚をうつすと自動でサイズを計測してくれたり魚の種別を判別することができます。
縦画面でも横画面でも撮影は可能で、臨場感のある絵作りができます。
また1:1撮影に対応しているので、SNSに向いている正方形の画面でバランスよく撮影することも可能です。
水中モード
水中モードは、海・川・プール問わず水中で TORQUE G04を操作して撮影ができます。
撮影中は側面のボタンを使って操作を行い、水中モードをオンにすると色鮮やかで美しい写真が撮れ色味や歪みを自動で補正してくれます。
Outdoor Portal
天気や気圧、高度、日の出入り、月の出入り、魚が活発になる時間帯などのアウトドア情報をカード形式で登録できる「Outdoor Portal」は、デザインが刷新され、コントラストがハッキリし屋外でも見やすくなりました。
白地が増えたことにより文字がはっきりと表示されます。
アウトドアで調べたい情報がすぐにわかります。
常に情報は表示されているため、一回一回調べる必要はありません。
読み上げ機能も搭載されています。
また、電波が圏外・圏外を出入りするために音声でお知らせしてくれます。
TORQUE G04の便利機能
2020年1月にソフトウェアのアップデートがあり、複数の相手と会話が出来る「トランシーバー機能」が追加されました。
アプリをインストールしておくと、本体側面のダイレクトボタンを押すだけで登録してある複数の相手と会話をすることができます。
現在対応しているアプリは、
・Sky Transceiver
・buddycom
・RECAIUS
です。
屋外でハンズフリーで会話をしても、フロントステレオスピーカーが搭載されているので聞き取りやすいです。
ネットに繋がる環境であれば全国どこでも利用ができ、一般的なIP無線同様に一斉通話はもちろんのことテキストチャットも可能です。
さらにGPSで端末の位置も分かります。
免許や資格も不要で、簡単にトランシーバーが利用できます。
TORQUE G04はアウトドアでも日常でも使い勝手の良いスマホ
頑丈なことばかり注目されますが、 TORQUE G04はステレオスピーカーやカメラ性能も向上しています。
ディスプレイ側の両端に配置された「フロントステレオスピーカー」は、音楽や映像音源を立体的で臨場感のあるサウンドが楽しめます。
アウトドアを楽しんでいる際に、屋外の広い空間でも多くの人に音が聞き取りやすいよう100dB(3kHz)/10cmの大音量が出ます。
「みんスピ」では、Bluetoothで他のスマートフォンと接続しTORQUE G04がポータブルスピーカーの役割をし音楽を再生することもできます。
アウトドアシーンで、みんなが楽しめるような活躍をしてくれます。
カメラ性能では、スーパーワイドアングルカメラを搭載したことにより人間が実際に見える視野より広いアングルで撮影ができるので、自然の風景もダイナミックな写真を流すことができるでしょう。
水中モードやAction Overlayにも、スーパーワイドアングルカメラは対応しています。
ソフトウェア処理とセンサーを改良したことにより、標準カメラは暗唱にも強くなり、薄暗いシーンでもしっかりとその時の情景を残すことができます。
両手でスマホを構えるのではなくホールドしやすいボディーとなっているので、片手でラクラクと撮影ができます。
TORQUE G04では、フロントカメラも800万画素まで向上したため、利用しやすくなりました。
アウトドアでもカメラをしっかり使える機種が、 TORQUE G04です。
衝撃や水に強く耐え満足できる画質の写真を残せるのは、アウトドア派にとってはとても魅力的です。
普通のスマートフォンを水中に入れて撮影したらどうなるでしょうか。
すぐに壊れてしまいますよね。
海の中での写真を鮮やかに仕上げてくれるなんて贅沢です。
本体性能については最新のCPUではありませんが、3Dゲームなど重たい機能を使わなければ、操作にストレスを感じることなくTORQUEを利用することができます。
通常遣いでもアウトドアでの利用も両パターンで役立つ賢いスマートフォンです。
アウトドア派でなくても、デザインが好きという方もいるでしょう。
普段使いでもしっかりと活躍してくれます。
誰もが使えるスマホ、それがTORQUE G04です!
TORQUE G04のまとめ
TORQUE G04は屋外で過ごす機会が多い方は、一度使ってみて欲しいスマホです。
耐久性の優れたスマホですが、活用できる機能が多く搭載されています。
TORQUE独自の機能は楽しく、動画の手ぶれ補正も優秀なのでAction Overlayで役立ちます。
TORQUEファンには堪らない機種です!