「ADSLを使っているけど、動画が止まったり回線が遅くて困っている」
「ADSLのインターネットの速度を速くする方法ないのかな」
「ADSLよりも快適に速くネットを使えないのかな」
ADSLを利用していて、上記の悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、ADSLを契約していて通信速度の遅さを改善した筆者が、ADSLのネット回線が遅い原因と改善方法について説明します。
この記事で紹介する内容は主に以下のとおりです。
- ADSLの通信速度の目安
- ADSLの通信速度が遅い理由
- ADSLの通信速度を改善する方法
- ADSLからの乗り換えにおすすめの光回線
この記事を読んでいただくことで、ADSLの通信速度の目安が分かりますし、遅いときは改善方法も分かります。
反対にこの記事を読まないままだと、ADSLで満足な通信速度が出ているのにも関わらず乗り換えることになったり、遅いADSLを使い続けることになるかもしれないため、ADSL利用者はぜひご覧ください。
現在のADSLの速度は最適なのか?通信速度のスピードテスト測定と目安について
現在のADSLの通信速度が最適なのか把握するために、通信速度の測定方法を知っていきましょう。
まずは上記の「SPEED TEST」にアクセスしてください。その後、画面中央に表示される「GO」ボタンをクリック・タップしましょう。
画像出典:SPEED TEST
「GO」ボタンを押すと通信速度の測定が始まるため、少し待つと通信速度の測定結果が表示されます。
画像出典:SPEED TEST
およそ1分程度で通信速度は測定できるため、ADSLの通信速度を把握するためにも一度調べてみましょう。
筆者の通信速度は下り84Mbps、上り91Mbpsという測定結果でした。
この通信速度が出ている場合、You Tube動画を最高画質で3つ同時視聴しても動画が止まることはありませんし、You Tubeを視聴しながら大容量アプリのインストールを行っても問題ありません。
またオンラインゲームを遊んでいても、画面のカクつきや回線落ちなどは一切起こりません。
動画視聴やオンラインゲームなど、通信速度が求められるインターネットサービスも、快適に楽しめる通信速度のため参考にしてください。
ADSLの今の通信速度で何ができる?通信速度が必要な速度一覧
ADSLの通信速度を把握したあとは、インターネットのサービスごとに必要な通信速度をご覧ください。
インターネットサービス | 通信速度の目安 |
Web検索 | 1~5Mbps |
メール・LINE | 128kbps~1Mbps |
SNS | 1~10Mbps |
動画視聴 | 5~25Mbps |
テレビ会議・ビデオ会議 | 10~30Mbps |
オンラインゲーム | 50~100Mbps以上 |
主なインターネットサービスの推奨通信速度は上記のとおりです。
テレワークが普及してテレビ会議やビデオ会議が増えた場合は、ADSLの通信速度だと厳しい場面が多いかもしれません。
ADSLのWi-Fiの通信速度が遅い理由と原因まとめ
ADSLのWiFiの通信速度が遅い理由は以下のとおりです。
- ADSLの最大通信速度が遅い
- ADSL回線は電話線を利用している
- 接続機器が不具合を起こしている
- WiFiルーターが不具合を起こしている
- 接続デバイスが不具合を起こしている
- 電磁波の干渉を受けている
- 基地局から自宅までの距離が遠い
- 接続ケーブルが長い
- 通信障害が発生している
通信速度が遅くなる理由を詳しく説明していくため、1つずつ見ていきましょう。
ADSLの最大通信速度が遅い
ADSLは下り最大通信速度50.5Mbps、上り最大通信速度12.5Mbpsのネット回線です。
最大通信速度とは、ADSLに理想的な環境で出る理論値のため、私たちユーザーがネットに接続するときに出る通信速度ではありません。
一方で光回線は下り上り最大通信速度1Gbpsとなっており、ADSLと比べると20倍の最大通信速度が出ています。
1Gbps=1,000Mbps
2022年現在は、ADSL回線より光回線のほうが主流となっています。比較対象となる光回線が速すぎて、一度光回線を体験するとADSLを遅いと感じることが多いでしょう。
ADSL回線は電話線を利用している
ADSL回線は光回線と比べると最大通信速度が遅いと先ほど説明しました。なぜADSL回線の最大通信速度が遅いのかというと、使用している回線が電話回線だからです。
電話回線の素材は銅線というものが使用されていて、ADSL回線は銅線に電気信号を送ることでインターネットに接続しています。
電話回線に使われている銅線という素材は、外部の電波などの影響を受けやすい特徴があり、ノイズや雑音が入り通信が乱れやすいです。
反対に光回線は光ファイバーというインターネット専用の回線を使っています。光ファイバーに電気信号を送り、ONUという専用の機器を通して光信号に変換してインターネットに接続します。
ADSLと光回線は使っている回線が異なるため、通信速度に大きな差があるわけです。
接続機器が不具合を起こしている
ADSL回線を使っている場合、モデムという接続機器を使用しています。モデムなどの接続機器は、電源を入れたあと使い続けることが多いですが、定期的に再起動を行わないと不具合が発生する原因となります。
そのため、ADSL回線の通信速度が遅くなったり、接続が不安定になったりした場合は、一度モデムやパソコンなどの再起動を行ってみましょう。
WiFiルーターが不具合を起こしている
ADSL回線を使ってインターネットに接続する場合、モデムとWiFiルーターを接続する必要があります。
モデムが不具合を起こす可能性があるのと同様に、WiFiルーターも不具合を起こす可能性が考えられます。
長期間電源を入れ続けると、WiFiルーター内に不要データなどが蓄積することが原因です。
電源を切る機会が少ないWiFiルーターですが、ADSL回線の通信速度が遅い場合は、一度確認してみましょう。
接続デバイスが不具合を起こしている
パソコンやスマホなどの、ADSL回線を接続しているデバイスで不具合が発生している場合は、通信速度が低下することがあります。
パソコンやスマホも、モデムやWiFiルーターと同じく、電源を入れ続けたままだと不具合を起こすことがあるのです。
不具合が発生した結果、通信速度の低下に繋がってしまうことがあるため、長期間電源を入れ続けている人は注意しましょう。
電磁波の干渉を受けている
ADSL回線を無線接続している場合は、他の電子機器から出る電磁波の干渉を受けている可能性があります。
電子レンジなどは、使用時に電磁波が発生してしまうため、WiFiから出る電波と干渉して通信速度が遅くなることがあるのです。
電子レンジ以外にもBluetoothやIHクッキングヒーターなども、電磁波の干渉原因となるため注意しましょう。
基地局から自宅までの距離が遠い
ADSL回線が使用する設備は、NTT東日本・西日本のアナログ回線です。アナログ回線は昔から使われていた電話回線で、NTTの基地局から自宅までケーブルで繋いでいます。
ですがアナログ回線は外部からの影響を受けやすい素材を使っており、NTTの基地局と自宅までの距離が遠いほど、電気信号が劣化してしまい伝送速度が遅くなる傾向にあります。
この電気信号の劣化を「伝送損失」と言います。伝送損失の数値はNTT基地局と自宅との距離が遠いほど高くなり、インターネットの通信速度は低下してしまうのです。
画像参照:伝送速度と伝送損失の関係について
ADSL回線は複数のプランが用意されており、それぞれ最大通信速度が異なります。ですが、速い最大通信速度のプランを選んでいたとしても、NTT基地局との距離が遠い場合は通信速度が遅くなりやすいです。
伝送損失はNTTの公式サイトで確認できます。東日本エリアと西日本エリアで確認するサイトが異なるため、上記のサイトにアクセスして確認してみましょう。
接続ケーブルが長い
ADSL回線を使用する場合は、モジュラージャックとモデムをケーブルで接続します。このケーブルが長くなるとノイズを拾いやすくなり、通信速度が遅くなる傾向にあります。
そのため、モジュラージャックとモデムはできるだけ短いケーブルで接続してください。
どうしてもモジュラージャックとモデムを繋ぐケーブルが長くなる場合は、できるだけケーブルが揺れないように固定するなどの対策を行いましょう。
通信障害が発生している
ADSL回線を提供する業者側で通信障害が発生している場合は、ADSL回線の通信速度が遅くなったり、繋がらなくなったりすることがあります。
そのため、ADSL回線に不具合が発生していると感じた場合は、通信障害が発生していないか確認してみましょう。
ADSL回線の通信障害発生状況は、上記のページで確認できます。東日本エリアと西日本エリアで確認するページが異なるため、ご自身のエリアのページを確認してください。
今すぐにできるADSLのインターネットの回線速度を速くする方法
今すぐにできるADSL回線のインターネットの通信速度を速くする方法は以下のとおりです。
- NTT基地局との距離を確認する
- モデムを2週間に1回程度は再起動する
- パソコンやスマホを2週間に1回程度は再起動する
- モデム・ルーターを最新の機種に変更する
- ケーブルの長さを変更する
- パソコンやスマホのスペックを確認する
それぞれ詳しく解説していきます。
NTT基地局との距離を確認する
ADSL回線は、NTT基地局との距離が遠いと通信速度が遅くなってしまうため、自宅との距離を確認してみましょう。
NTT基地局と自宅との距離や伝送損失は、上記のページで確認できます。基地局との距離が5km以上離れているときや、伝送損失が31デシベル以上の場合は通信速度低下の原因と考えてください。
NTT基地局との距離を確認して、遠いことが判明した場合は私たちユーザー側でできることはありません。そのため、光回線など他のネット回線への乗り換えを検討しましょう。
モデムを2週間に1回程度は再起動する
モデムは長期間電源を入れ続けていると、不具合が発生してしまい通信速度低下の原因になります。
不具合の発生を抑えるために、モデムを2週間に1回程度再起動しましょう。
モデムの再起動は、電源のオフボタンを押して再度電源を入れ直すだけです。ただし少し放熱するために、電源のオフボタンを押したあと2~3分程度待ってから電源を入れ直してください。
パソコンやスマホを2週間に1回程度は再起動する
モデムだけでなく、パソコンやスマホも電源を入れ続けていると不具合が発生する原因になります。
パソコンは定期的に電源を切る人が多いかと思いますが、スマホはあまり再起動しない人も多いかと思います。
パソコンやスマホなどの電子機器も、モデムと同様に電源を切ってみましょう。パソコンやスマホも、電源をオフにして再度電源を入れ直すだけなので簡単です。
スマホは電源を切り忘れがちですが、2週間に1回程度は再起動することを忘れないようにしてください。
モデム・ルーターを最新の機種に変更する
長期間ADSL回線を契約している場合、モデムやルーターが劣化していることがあります。
ADSL回線を契約して10年程度が経過している場合は、契約先に連絡して新しいモデムに交換できないか確認してみましょう。
ルーターは5~10年以上同じものを使い続けている場合は、劣化している可能性があるため買い替えを検討してください。
また、ルーターは基本的に最新の機種のほうが最大通信速度やセキュリティ規格などが優れています。
無線LAN規格 | 通信速度 | 周波数帯 |
IEEE802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz帯 |
IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
IEEE802.11n | 300Mbps | 2.4G帯/5GHz帯 |
IEEE802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 |
IEEE802.11g | 54Mbps | 2.4GHz帯 |
IEEE802.11b | 11Mbps | 2.4GHz帯 |
2022年現在のWiFiルーターの規格は上記のとおりです。
ADSL回線の最大通信速度は下り50Mbpsのため、IEEE802.11g以上の規格であれば問題ありません。
ですが今からIEEE802.11gを購入する必要はないため、将来的に光回線に乗り換えても問題なく使えるように、IEEE802.11ac以降のWiFiルーターへ買い替えておきましょう。
ケーブルの長さを変更する
モデムとWiFiルーターを接続するケーブルやLANケーブルが劣化している場合は、通信速度低下の原因になります。
ADSL回線を使い続ける場合は、ADSLスプリッタとADSLモデムを繋ぐケーブルを買い替えておきましょう。ADSL回線に対応したケーブルは、Amazonや家電量販店で購入可能です。
LANケーブルを長期間使い続けている場合は、カテゴリが古くなっている可能性が高いため買い替えておいたほうが無難です。
カテゴリとはLANケーブルの規格のことです。
カテゴリ | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
カテゴリ8 | 40Gbps | 2000MHz |
カテゴリ7A | 10Gbps | 1000MHz |
カテゴリ7 | 10Gbps | 600MHz |
カテゴリ6A | 1Gbps | 500MHz |
カテゴリ6 | 1Gbps | 250MHz |
カテゴリ5e | 1Gbps | 100MHz |
カテゴリ5 | 100Mbps | 100MHz |
LANケーブルのカテゴリは上記の表のとおりです。
ADSL回線のままであればカテゴリ5で問題ありませんが、光回線に乗り換える可能性がある場合は、最低でもカテゴリ5e以上のLANケーブルを購入しましょう。
パソコンやスマホのスペックを確認する
使っているパソコンやスマホのスペックが古い場合は、CPUやメモリに負担がかかり処理が遅くなってしまいます。
ADSL回線の通信速度ではなく、パソコンやスマホの処理不足ということになりますが、スペック不足でも動作がカクついてしまうため、一度スペックを確認してみましょう。
スペックが不足していた場合は、パソコンやスマホの買い替えをおすすめします。また使っていないファイルやソフトが複数ある場合はアンインストールしてください。
ADSLはサービス停止で終了決定!光回線に乗り換えるのが一番のおすすめの方法
ここまでADSL回線の通信速度や改善方法を説明してきましたが、実はADSL回線はサービス停止で終了が決まっています。
なぜADSL回線のサービス停止が決まってしまったのか、ADSL回線を使っている場合はどうすれば良いのか説明していくためご覧ください。
2023年1月31日にサービス停止が決定!これ以上速くできない場合は光回線に乗り換えたほうが良い
ADSL回線は2023年1月31日にサービス停止が決まっています。そのため、これ以上ADSL回線のために工夫しても費用が無駄になってしまう可能性が高いです。
ただしADSL回線は、光回線が届かないエリアであれば使い続けられることが明言されています。
なお、サービス提供終了までに「フレッツ光」が提供されないエリアにおいては、「フレッツ・ADSL」の新規申し込み受付終了およびサービス提供終了の予定は現在ございません。
(引用:フレッツ・ADSL サービス内容)
そのため、フレッツ光が届かないエリアに住んでいる人のみ、ADSL回線の通信速度改善を目指して光回線への乗り換えを検討しましょう。
ADSLと光回線の違い
ADSL | 光回線 | |
最大通信速度 | 下り最大50.5Mbps 上り最大12.5Mbps | 下り最大10Gbps 上り最大2Gbps ※プランによって変動 |
通信の安定性 | ノイズが発生しやすく通信が安定しにくい | ノイズが発生しにくく通信が安定しやすい |
ADSL回線と光回線の違いをまとめた表が上記になります。
ADSLと比べて光回線は、最大通信速度が速くて通信の安定性に優れています。またNTT基地局との距離が遠い場合でも問題ないため、通信速度が遅い原因が基地局との距離の遠さだった人は乗り換えると改善される可能性が高いです。
ADSLと光回線の月額料金について
ADSL | 光回線 | |
月額料金(平均) | 3,000~4,000円 | 4,000~5,000円 |
ADSL回線が光回線より優れている部分は、月額料金の安さです。ADSL回線は3,000~4,000程度で契約できるのに対して、光回線は4,000~5,000円程度となるため、1,000~2,000円程度はADSL回線のほうが安くなります。
ですが、光回線はスマホとのセット割引や固定電話料が安いため、使い方によっては光回線のほうが安くなるケースも多いのです。
ADSL | 光回線 | |
インターネット料金(平均) | 3,000~4,000円 | 4,000~5,000円 |
固定電話代 | 1,500~2,500円 | 550円 |
スマホセット割引 | – | -1,100円 |
合計(インターネット料金+固定電話代-スマホ割引) | 4,500~6,500円 | 3,450~4,450円 |
上記はADSL回線や光回線だけでなく、固定電話も契約したと仮定したときの毎月の料金を比較した表です。
ADSL回線と比べると光回線は、固定電話代が毎月550円で抑えられるため、固定電話も契約している人であれば光回線でもほとんど変わらない月額料金となります。
またスマホを使っている人であれば、スマホのセット割引が受けられる光回線に乗り換えることで、ADSL回線より光回線のほうが月額料金が安くなります。
インターネット料金だけで見るとADSL回線のほうが安くなりますが、固定電話やスマホセット割引も考慮すると、光回線は決して高くありません。
ADSLから光回線への乗り換えは簡単で費用も0円
続いてはADSL回線から光回線への乗り換えについて説明していきます。
- 乗り換え先の光回線を決める
- 光回線に申し込みを行い工事を行う
- ADSL回線を解約する
ADSL回線から光回線への乗り換え手順は上記のとおりです。面倒な手順はありませんが、乗り換え先の光回線を決めることのみ、少し時間がかかってしまうかもしれません。
後ほど、料金が安く乗り換え先としておすすめの光回線も説明していくため、光回線選びで迷いそうな人は参考にしてください。
またADSL回線から光回線へ乗り換える場合は、工事費用が発生してしまいます。
ですが、乗り換え時に発生するADSL回線の契約解除料や光回線の工事費は、契約する光回線によっては負担してもらえます。
- 他者解約金負担
- 工事費無料or工事費実質無料
上記2つのキャンペーンが開催されている光回線であれば、ADSL回線の解約時に発生する費用+光回線の工事費のどちらも負担してくれるため、これらのキャンペーンが開催されている光回線を選びましょう。
高額キャッシュバックがもらえる光回線がある
光回線によっては、高額キャッシュバックキャンペーンを開催していることがあります。
ADSL回線から光回線へ乗り換えるときに発生する費用は「ADSL回線の契約解除料+光回線の工事費」ですが、これら2つは先ほど紹介したキャンペーンで相殺されます。
さらにキャッシュバックを受け取ることで、ADSL回線から光回線に乗り換えただけで、負担は0円のまま数万円手元に届くということです。
光回線選びや申し込み、工事の立ち会いなどは手間だと感じるかもしれませんが、料金面で比較するとADSL回線から光回線に乗り換えたほうがお得なケースは非常に多いです。
そのため、ADSL回線の通信速度が改善できない人は、光回線への乗り換えをおすすめします。
ADSLから乗り換えるおすすめの光回線3選
ADSL回線からの乗り換えにおすすめの光回線は以下の3つです。
それぞれの月額料金や通信速度などを説明していくため見ていきましょう。
auひかり
(引用:auひかり)
auひかり | 内容 |
月額料金 | 戸建て:5,610円~ マンション:4,455円~ ※契約するプランや契約期間によって異なる |
スマホセット割引 | au |
平均通信速度 | 平均ダウンロード速度: 382.32Mbps 平均アップロード速度: 286.05Mbps 平均Ping値: 18.89ms |
対応エリア | 北海道 東北(青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島) 関東(東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨木、栃木) 甲信越(新潟、山梨) 北陸(石川、富山、福井) 中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口) 四国(香川、徳島、愛媛、高知) 九州(福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島) |
エリア確認ページ | 提供エリアの検索 |
キャンペーン | 工事費実質無料キャンペーン 他社違約金相当額還元(最大30,000円) |
(通信速度の参考:みんなのネット回線速度)
auひかりは月額料金4,455円から利用できる光回線です。
ひかり電話を契約した場合でも5,000円以内で利用できるため、ADSL回線を契約しつつ固定電話を契約している人であれば、auひかりのほうが安くなる可能性があります。
またauひかりは、auスマホとのセット割引があるため、auスマホユーザーであれば1,100円で割引で利用可能です。
auひかりはフレッツ光や光コラボとは異なる回線網を利用しているため、通信速度が速い特徴があります。
ADSL回線と比べて速い通信速度が出ていますが、他の光回線と比べても速い通信速度のため、速い回線に乗り換えたい人にauひかりはおすすめです。
「工事費実質無料キャンペーン」
「他者違約金相当額還元」の2つのキャンペーンも開催しているため、ADSL回線から乗り換えるときの費用も0円に抑えられます。
そんなauひかりは公式サイトからの申し込みだと「工事費実質無料キャンペーン」「他者違約金相当額還元」のキャンペーンしか適用されませんが、正規代理店から申し込むことで、さらに高額キャッシュバックキャンペーンも受けられます。
申し込み窓口 | キャッシュバック金額 |
NNコミュニケーションズ | 最大92,000円キャッシュバック ※最短翌月末 ※ひかり電話、auスマートバリュー/ 自宅セット割への加入が必須 |
auひかりの代理店は複数ありますが、中でもNNコミュニケーションズは、最短翌月末に最大77,000円のキャッシュバックが受け取れるため非常におすすめです。
キャッシュバック金額は他の代理店のほうが高額ですが、オプション加入が必須だったりキャッシュバックが振り込まれるまでに期間が長かったりするためおすすめできません。
NNコミュニケーションズであれば最短翌月末に高額キャッシュバックが受け取れるため、他の代理店よりNNコミュニケーションズのほうがおすすめです。
キャッシュバックの手続きも、auひかりへの申し込みを行ったときの電話で口座情報などを伝えるだけで完了するため簡単に行なえます。
またNNコミュニケーションズは、16期連続KDDIから表彰されている代理店のため、信頼感や安心感も抜群です。
通信速度が速く月額料金が安いauひかりに乗り換える場合は、キャッシュバックが高額で乗り換えやすいNNコミュニケーションズからの申し込みをおすすめします。
ソフトバンク光
(引用:ソフトバンク光)
ソフトバンク光 | 内容 |
月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション4,180円 |
スマホセット割引 | Softbank・Y!mobile |
平均通信速度 | 平均ダウンロード速度: 305.23Mbps 平均アップロード速度: 198.0Mbps 平均Ping値: 17.91ms |
対応エリア | 全国 ※一部エリア・物件を除く |
エリア確認ページ | フレッツ光 東日本 フレッツ光 西日本 |
キャンペーン | 最大45,000円キャッシュバック 他社違約金・撤去工事費最大100,000円還元 |
(通信速度の参考:みんなのネット回線速度)
ソフトバンク光はフレッツ光の回線網を借りて提供している光コラボ回線です。そのため選べるエリアはフレッツ光と同じで、ほとんどのエリアで選べます。
ソフトバンク光は月額料金4,180円から利用できますし、SoftbankスマホだけでなくY!mobileスマホとのセット割引があるため、これらのスマホユーザーはさらに安く利用できます。
ADSL回線から乗り換える場合は、最大45,000円キャッシュバックと他者違約金・撤去工事費最大100,000円還元が受けられるため、乗り換えやすさも抜群です。
ソフトバンク光もauひかりと同じく、正規代理店を通して契約することで、公式キャンペーン+代理店が開催しているキャンペーンのどちらも受けられるため、代理店からの申し込みを忘れないようにしましょう。
申し込み窓口 | キャッシュバック金額 |
エヌズカンパニー | 45,000円 ※2ヶ月後 ※オプション不要 |
アイネットサポート | 41,000円 ※2ヶ月後 ※オプション不要 |
ソフトバンク光の主要申し込み窓口は上記になります。
キャッシュバック金額自体はほとんど変わりませんが、エヌズカンパニーはユーザーからの評判が非常に高く、開通した人のキャッシュバック率が100%と明記されているためおすすめです。
他の代理店はキャッシュバック金額自体は高額ですが、キャッシュバック率100%と明記されていないため、エヌズカンパニーより信頼度は下がります。
また、エヌズカンパニーは2017年以降毎年Softbankから表彰されている信頼できる代理店のため、Softbank光を申し込む人はエヌズカンパニーを経由して申し込みましょう。
ドコモ光
引用元:ドコモ光
ドコモ光 | 内容 |
月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション4,400円 ※契約するプランや契約期間によって異なる |
スマホセット割引 | docomo |
平均通信速度 | 平均ダウンロード速度: 252.25Mbps 平均アップロード速度: 193.92Mbps 平均Ping値: 20.95ms |
対応エリア | 全国 ※一部エリア・物件を除く |
エリア確認ページ | フレッツ光 東日本 フレッツ光 西日本 |
キャンペーン | 新規工事費無料 dポイント10,000~35,000ptプレゼント 引越し申し込み時dポイント2,000ptプレゼント |
(通信速度の参考:みんなのネット回線速度)
ドコモ光は先ほど紹介したソフトバンク光と同じ、光コラボ回線の光回線です。光コラボのため、選べるエリアはフレッツ光と同じになります。
ドコモ光は契約者数が非常に多い光回線で、認知度が高く安心・安定して使える光回線です。ADSL回線解約時に発生する契約解除料の負担などはありませんが、新規工事費は無料になるため乗り換えコストは抑えられます。
またドコモ光もauひかりやソフトバンク光と同じように、代理店を経由して申し込んだ場合は、公式サイトのキャンペーン+代理店のキャンペーンのどちらも受けられます。
申し込み窓口 | キャッシュバック金額 | オプション加入 | キャッシュバックの受け取り時期 | キャッシュバック手続き |
NNコミュニケーションズ | 最大40,000円 2,000pt(dポイント) | なし | 翌月 | 契約確認の電話内 |
ドコモオンラインコンシェルジュ | 20,000円 2,000pt(dポイント) | なし | 翌月末 | 口座登録完了後に届くメールから手続き |
Wiz | 20,000円 2,000pt(dポイント) | なし | 6ヶ月後 | メールから手続き |
GMOとくとくBB | 100,000円 2,000pt(dポイント) | なし | 5ヶ月後 | メールから手続き |
@nifty | 20,000円 2,000pt(dポイント) | なし | 8ヶ月後 | メールから手続き |
この中で一番おすすめな契約窓口は『NNコミュニケーションズ』です。有料オプションの契約条件がなくキャッシュバック申請手続きが一番簡単です。
その申請方法とは、契約確認の電話の中でオペレーターにキャッシュバック受け取り先の銀行口座を伝えるだけ!
オペレーターから話を進めてくれるので万が一キャッシュバックの事を忘れていても安心です。
いくら高額なキャッシュバックを実施していても、条件に合わない場合や申請を忘れた場合にはキャッシュバックは無効になってしまいます。
契約窓口を選ぶ際にはキャッシュバック金額だけでなく、そのキャッシュバックが確実に受け取れるかどうかまで視野に入れて検討してみましょう。
ADSLに関するQ&A
最後にADSL回線に関するよくある質問に回答していきます。
- ADSLとは?
- ADSLの帯域調整ってなに?
- ADSLのYahooBBだけが通信、速度制限がかかり遅いの?
この中で分からないことがある人は、ぜひ参考にしてください。
ADSLとは?
ADSLとは、Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)の頭文字を取った言葉です。電話回線を利用してインターネットに接続する方法で、光回線と比べて導入コストが安かったため普及しました。
電話回線を利用しているため、選べるエリアが非常に広いものの、NTT基地局から離れていると通信速度が低下するデメリットも持っています。
ADSLの帯域調整ってなに?
帯域調整とは、インターネットに接続するときに使う周波数帯域を絞り、ノイズの影響を最小限にすることです。ADSL回線はノイズの影響で通信速度が低下することが多いため、ノイズを減らすことで通信を安定される目的で行います。
帯域調整を行うためには、契約中のプロバイダに連絡して帯域調整を希望する必要があります。ただし、帯域調整を行うと最大通信速度が低下する可能性があるため注意しましょう。
ADSLのYahooBBだけが通信、速度制限がかかり遅いの?
YahooBBのADSL回線だけが、通信・速度制限がかかり遅いわけではありません。ただしP2Pアプリなどを使用している場合は、帯域調整を行われている可能性があります。
速度制限がかかっていることはまずありませんが、心配な人は一度YahooBBのサポートセンターに問い合わせて確認してみましょう。
- 電話番号:0800-1111-820(通話料無料)
- 受付時間:AM 10時~PM 7時(年中無休)
ADSLが遅いについてのまとめ
この記事ではADSL回線が遅い理由や改善方法を説明してきました。
ADSL回線の通信速度が遅くなる理由は複数ありますが、理由によっては改善方法を試してみても改善されない可能性があります。
またADSL回線は2023年にサービス停止が決定しているため、改善されない人は光回線に乗り換えることをおすすめします。
まだ光回線のエリア外だと乗り換えられませんが、光回線は2022年現在でもエリアが拡大しているため、サービス停止までに乗り換えられる可能性が高いです。
ADSL回線の通信速度に不満があり、光回線に乗り換えられる人はこの記事を参考に自分に合った光回線に乗り換えてくださいね。