Appleが好きな方が常にぶつかる難問。
それは、iPhoneの買い替えにおいて、『現行モデルを選ぶか、次のモデルを待つか』。
それぞれのご利用状況によって変わってはくるものの、多かれ少なかれ考えたことはあるのではないでしょうか。
「iPhone14を買うべきか、それともiPhone13を買うべきか…」
この疑問を解決すべく、今回はiPhone14とiPhone13を徹底解説します。これを見ればあなたに必要なiPhoneがわかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
- 店頭で並ぶ必要がない
- 手数料が掛からずに安く購入できる
- オンライン限定で半額の50%で引きでiPhone 13シリーズが購入できる
\auのキャンペーン|見逃し厳禁/
11月はauのキャンペーンがお得!
iPhone16シリーズが発売され2ヶ月が経ちますが、いまだに予約待ちの状況になるほどの人気機種。auオンラインショップでは最大5,500円割引価格で購入可能になっています。
さらに、スマホトクするプログラムを利用することで実質負担額の半額で購入可能です。例えばiPhone16 Proでは通常価格が188,600円が実質半額の72,010円の負担で購入できますよ。こちらにてiPhone16をauで予約する方法をご紹介しています。
これから新しくスマホの購入を考えている方はauオンラインショプの公式サイトを確認することをおすすめします。
最新のiPhone16も欲しいですが、お値段が高くて手が出ないという方へ!iPhone15が今なら実質負担額38,547円で購入できますよ!
この11月にスマホの買い替えを考えている方にとっておすすめのキャンペーンになります。
iPhone14はどこがお得に購入できる?購入料金・価格徹底比較!
iPhone14シリーズは2022年9月16日にApple Storeや4大携帯電話キャリアなどで発売が開始されます。
Apple Storeおよびキャリア各種での価格は下記の通りです。残念ながら円安の影響もあり全てのモデルでiPhone13発売当初より値上げとなっています。
iPhone14 | iPhone14Plus | iPhone14Pro | iPhone14Pro Max | |
Apple Store | 119,800円〜 | 134,800円〜 | 149,800円〜 | 164,800円〜 |
docomo | 138,930円〜 (69,690円〜) | 158,180円〜 (79,220円〜) | 174,130円〜 (87,370円〜) | 201,850円〜 (101,890円〜) |
au | 140,640円〜 (71,760円〜) | 158,490円〜 (80,730円〜) | 175.860円〜 (89,700円〜) | 201,925円〜 (102,925円〜) |
ソフトバンク | 140,400円〜 (70,200円〜) | 158,400円〜 (79,200円〜) | 175,680円〜 (87,840円〜) | 201,600円〜 (100,800円〜) |
楽天モバイル | 131,800円〜 (65,880円〜) | 148,800円〜 (74,400円〜) | 164,800円〜 (82,392円〜) | 181,800円〜 (90,888円〜) |
ワイモバイル | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
※()の中の数字は各携帯会社が提供する購入サポートプログラムを適用し、2年後に端末を返却した場合の実質負担額
一括購入ではApple Storeが最安値ですが、楽天モバイルで購入し「アップグレードプログラム」を適用することで、どの端末であっても最安値で購入が可能です。
「アップグレードプログラム」は2年後に端末を返却することにより約半額で購入することが可能なキャリアサポートプログラムです。最新のiPhoneを最安値で利用したい場合は、楽天モバイルを利用しましょう。
iPhone14の在庫状況!ドコモ・ソフトバンク・au・アップルストアの最新情報
現在Apple Storeや4大キャリアでiPhone14の予約が開始されています。
iPhone14 | iPhone14Plus | iPhone14Pro | iPhone14Pro Max | |
Apple Store | 9月16日発売 予約受付中(出荷日4-5週間後) | |||
docomo | 9月16日発売 予約受付中 | |||
au | 9月16日発売 予約受付中 | |||
ソフトバンク | 9月16日発売 予約受付中 | |||
楽天モバイル | 9月16日発売 予約受付中 |
Apple Storeでは出荷日がすでに4-5週間ごと表示されており、他の各キャリアでは「入荷次第発送」などとなっている状況。予約順に発送され、現在いつ手に入るかは不透明な状況です。
まずは早く予約することが大切。各携帯会社のオンラインストアなら自宅にいながら予約が可能なので、欲しい方はすぐに予約をしましょう。
iPhone14とiPhone13の違い一覧
iPhone14の主な変更点は下記の通りとなっています。
- miniが廃止となりPlusが追加。通常モデルおよびProモデルどちらも6.1インチおよび6.7インチのラインナップに変更
- 新カラーとして通常モデルの「パープル」、Proモデルの「ディープパープル」が追加
- Proモデルではノッチがパンチホールに変更、新機能「Dynamic Island」搭載
- プロモデルではディスプレイの常時表示機能が追加
- Proモデルでは最新A16bionicチップを搭載、RAMは全てのモデルで6GB採用
- センサーサイズの改良や新しい画像処理技術により特に暗所撮影機能が向上
- プロモデルでは広角レンズの画素数が1,200万画素から4,800万画素に
- インカメラにオートフォーカス機能追加
- 動画撮影機能として4K対応のシネマティックモード、新機能アクションモード追加
- バッテリー駆動時間はiPhone13より動画再生時間で1時間改善
通常モデルよりプロモデルの方が違い(進化)が大きい印象です。次からは1つ1つ確認していきましょう。
iPhone14とiPhone13の違い① 本体価格
iPhone14かiPhone13を決める上で価格は大きな要素となってきます。各モデルで価格を比較しました。
まずは通常モデルであるiPhone14とiPhone13を比較します。
iPhone14 | iPhone13 | |
Apple Store | 119,800円〜 | 107,800円〜 |
docomo | 138,930円〜 (69,690円〜) | 138,380円〜 (69,740円〜) |
au | 140,640円〜 (71,760円〜) | 137,295円〜 (74,175円〜) |
ソフトバンク | 140,400円〜 (70,200円〜) | 138,240円〜 (69,120円〜) |
楽天モバイル | 131,800円〜 (65,880円〜) | 117,800円〜 (58,896円〜) |
iPhone 14発表直後にApple StoreではiPhone13の値下げがされました。4大キャリアでは値下げがされていません。
一括で購入するならApple Storeが最安値で端末間の差額は12,000円、キャリアサポートを利用するなら楽天モバイルが最安値で端末間の差額は約7,000円となります。
次にプロモデルをそれぞれ比較します。
iPhone14Pro | iPhone13Pro | |
Apple Store | 149,800円〜 | 販売なし |
docomo | 174,130円〜 (87,370円〜) | 172,810円〜 (89,650円〜) |
au | 175.860円〜 (89,700円〜) | 168,720円〜 (91,080円〜) |
ソフトバンク | 175,680円〜 (87,840円〜) | 169,920円〜 (84,960円〜) |
楽天モバイル | 164,800円〜 (82,392円〜) | 144,800円〜 (72,384円〜) |
iPhone14Pro Max | iPhone13Pro Max | |
Apple Store | 164,800円〜 | 販売なし |
docomo | 201,850円〜 (101,890円〜) | 197,230円〜 (95,040円〜) |
au | 201,925円〜 (102,925円〜) | 186,190円〜 (100,510円〜) |
ソフトバンク | 201,600円〜 (100,800円〜) | 187,200円〜 (93,600円〜) |
楽天モバイル | 181,800円〜 (90,888円〜) | 159,800円〜 (79,896円〜) |
Apple StoreではなんとiPhone13のプロモデルの取り扱いがなくなりました。一括購入を比較すると最安値はiPhone14ではApple Store、iPhone13は楽天モバイルのでその差は5,000円となります。
キャリアサポートで購入した場合の最安値はどちらも楽天モバイルで差額は約10,000円ほど。
1年前のモデルであるiPhone13ですが、あまり値崩れしていない印象なのではないでしょうか?それでもiPhone13シリーズのほうが安く購入可能なため、差額とスペック差の釣り合いを考えて選ぶことが大切です。
iPhone14とiPhone13違い② 大きさ・重さ・ディスプレイサイズ
iPhone14とiPhone13のラインナップは下記のように変更となります。
iPhone14 | iPhone13 | |||
通常モデル | プロモデル | 通常モデル | プロモデル | |
5.4インチ | × | × | iPhone13mini | × |
6.1インチ | iPhone14 | iPhone14Pro | iPhone13 | iPhone13Pro |
6.7インチ | iPhone14 Plus | iPhone14Pro Max | × | iPhone13Pro Max |
5.4インチモデルminiがなくなった代わりに6.1インチ通常モデルであるiPhone14 Plusが登場しました。6.1インチと6.7インチというディスプレイサイズ自体には変更はありません。
またそれぞれのiPhone14とiPhone13の大きさと重さを比較すると下記の通りです。
iPhone14シリーズ | iPhone13シリーズ |
iPhone14 146.7mm×71.5mm×7.80mm 172g | iPhone13 146.7mm×71.5mm×7.65mm 173g |
iPhone14 Plus 160.8mm×78.1mm×7.80mm 203g | |
iPhone14 Pro 147.5mm×71.5mm×7.80mm 206g | iPhone13 Pro 146.7mm×71.5mm×7.65mm 203g |
iPhone14 Pro Max 160.7mm×77.6mm×7.85mm 240g | iPhone13 Pro Max 160.8mm×77.6mm×7.65mm 238g |
全てのモデルで1.5〜2mm厚くなったことと、iPhone14Proだけ1mmほど縦長になった以外はほとんど変わりがないと言えます。
iPhone14とiPhone13違い③ デザイン・カラー・色
iPhone 14の形はiPhone 13と変わらず、全体が角張ったボディ。まるでタピオカとも言われる大きな背面カメラも変わらずのデザインとなっています。
カラーバリエーションは下記の通り。
iPhone14/iPhone14Plus | iPhone13 | iPhone14 Pro/iPhone14 Pro Max | iPhone13Pro/iPhone13 Pro Max |
ミッドナイト パープル スタータイト (PRODUCT)RED ブルー | グリーン ピンク ブルー ミッドナイト スターライト (PRODUCT)RED | スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル | アルパイングリーン シエラブルー シルバー ゴールド グラファイト |
通常モデルはポップな5色、プロモデルはシックな4色の展開となります。グリーン・アルパイングリーンは2022年になって追加された新色。新色のグリーン・アルパイルグリーンを除けば通常モデルではピンク・プロモデルではシエラブルーが外れパープル・ディープパープルという紫系統の色がラインナップされました。
変わった部分はプロモデルの画面上部。ノッチが廃止されパンチホールの採用となりました。今回このパンチホールに新機能、つまり新しい仕掛けが施されているのです。
プロモデルではノッチが廃止され新機能「Dynamic Island」搭載
パンチホールはディスプレイ領域を広げられる反面、それが邪魔・気になるという声が多いのも事実です。Dynamic Islandはそれを逆手に取った遊び心溢れる仕掛け。
Dynamic Islandとは着信通知や音楽再生などのアクションに合わせてノッチの大きさが変化する機能です。Appleが公開した映像では自然に変化する様子が確認できます。
パンチホールの欠点を打ち消す新しいアイデアに多くの賞賛の声が上がっています。
#AppleEvent で発表された商品かな卯的まとめ
②iPhone14 Pro/ Pro Max
Proが今回の一番の買いモデル!
まずディープパープル良すぎ!
Dynamic Islandは賛否両論あるけど、僕的にはけっこう好き
iPhoneの欠点をうまく活かしていい感じにしてるから「流石、Apple」って感じ
そして、
↓続く↓— かな卯❤️🔥ʕ•̫͡•ʔ (@7_kanau_yk1859) September 8, 2022
iPhone14とiPhone13違い④ ディスプレイ性能
iPhone14とiPhone13のディスプレイ性能を比べると下記の通りです。
iPhone14/ iPhone14 Plus | iPhone13 | iPhone14Pro/ iPhone14Pro Max | MaxiPhone13Pro/ iPhone13Pro Max | |
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ HDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ HDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ HDRディスプレイ 常時表示ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ HDRディスプレイ |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz | 最大120Hzの可変 | 最大120Hzの可変 |
輝度 | 最大輝度800ニト(標準) ピーク輝度1,200ニト(HDR) | 最大輝度800ニト(標準) ピーク輝度1,200ニト(HDR) | 最大輝度1,000ニト(標準) ピーク輝度1,600ニト(HDR) ピーク輝度2,000ニト(屋外) | 最大輝度1,000ニト(標準) ピーク輝度1,200ニト(HDR) |
通常モデルではディスプレイ性能はiPhone13から変わらず。iPhone14Plusはリフレッシュレートが90Hzになるという噂もありましたが、蓋をあけてみたら60Hzのままとなっています。
リフレッシュレートとは画面の移り変わる頻度を表すもので、この数値が大きいと画面がヌルヌルと動きゲームを本格的にやる場合など有利となります。
一方iPhone13と同じくiPhone14でもプロモデルのみリフレッシュレートが120Hzに。画面の動きの遅れが致命的になるようなゲームをやる場合などは引き続きプロモデルがおすすめです。
iPhone14Proになって大きく変わった点は2つ。
1つはディスプレイがApple Watchのように常時表示になったこと。近日公開される最新のiOS16ではロック画面にウィジェットを配置可能。画面に触らずとも必要な情報を確認することができるようになります。
もう1つの進化はピーク輝度。iPhone13のときよりさらに明るくすることが可能となり、明るい屋外でもより快適に使用することができるようになります。
iPhone14とiPhone13違い⑤ チップ(RAM)
iPhone14とiPhone13のプロセッサとRAMは下記の通りです。
iPhone14/ iPhone14 Plus | iPhone13 | iPhone14Pro/ iPhone14Pro | MaxiPhone13Pro/ iPhone13Pro Max | |
プロセッサ | A15Bionic | A15Bionic | A16Bionic | A15Bionic |
RAM | 6GB | 4GB | 6GB | 6GB |
iPhone13では通常モデルとプロモデルに差がなく当時最新のものを搭載していたプロセッサ、iPhone14ではプロモデルのみ最新のプロセッサを搭載しています。
プロセッサとは人間で言うと脳に当たる部分。プロセッサの性能がその端末のパフォーマンスを決めると言っても過言ではありません。Appleの最新鋭の技術を体感したいのであればプロモデルを選ぶと良いでしょう。
逆にiPhone13では差がついていたRAM容量はiPhone14では同じ容量に。ただし容量が一緒でもプロモデルの方が高性能なRAMを利用しているという噂もあるため(AppleはRAM性能に関して公式な発表をしていません)、実際には差がついている可能性があります。
ただ通常シリーズではiPhone13よりもiPhone14のほうがRAM容量が大きく、プロセッサが同じでもより良いパフォーマンスをする可能性は十分にあります。
通常モデルでもプロモデルでもより性能のよいものを求めるならiPhone14を選ぶほうが良いでしょう。
iPhone14とiPhone13違い⑥ カメラ
iPhone14の1番の進化はカメラ性能と言っても過言はありません。iPhone14とiPhone13のカメラ性能を比べると下記の通りです。
iPhone14/ iPhone14 Plus | iPhone13 | iPhone14Pro/ iPhone14Pro Max | MaxiPhone13Pro/ iPhone13Pro Max | |
アウトカメラ | メイン:12MP ƒ/1.5絞り値 超広角:12MP ƒ/1.8絞り値 LiDARスキャナ | メイン:12MP ƒ/1.6絞り値 超広角:12MP ƒ/1.8絞り値 | メイン:クアッドピクセルセンサー搭載48MP ƒ/1.78絞り値 超広角:12MP ƒ/2.2絞り値 望遠:12MP ƒ/2.8絞り値 LiDARスキャナ | メイン:12MP ƒ/1.5絞り値 超広角:12MP ƒ/1.8絞り値 望遠:12MP ƒ/2.8絞り値 LiDARスキャナ |
インカメラ | 12MP ƒ/1.9絞り値 オートフォーカス対応 | 12MP ƒ/2.2絞り値 | 12MP ƒ/1.9絞り値 オートフォーカス対応 | 12MP ƒ/2.2絞り値 |
その他新機能 | アクションモード 4Kシネマティックモード Photonic Engine | アクションモード 4Kシネマティックモード Photonic Engine |
iPhone13とiPhone14も同様通常モデルは2眼のアウトカメラ、プロモデルは望遠レンズを加えた3眼のアウトカメラにLiDARスキャナを搭載しました。iPhone13でも2つのモデルでカメラ性能に大きな差がありましたが、iPhone14ではその差が広がった印象です。
ここからは通常モデル・プロモデル共通の進化とプロモデルのみの進化に分けてカメラ性能の違いをチェックしていきたいと思います。
通常モデル・プロモデル共通のカメラ進化
iPhone13からiPhone14になり進化したポイントのうち2つのモデルに共通するものは下記の通りです。
- 光を取り込むセンサーと新画像処理技術「Photonic Engine」により特に暗い場所での撮影性能が向上
- シネマティックモードが4K撮影に対応
- アクションモードの追加
- インカメラはオートフォーカスを搭載し、絞り値もより明るく進化
iPhone14では暗い場所での撮影性能をハード面およびソフト面で向上させました。
暗い場所での撮影はいかに光を取り込むかが大切。iPhone14ではセンサーが進化したことで、取り込む光の量を劇的に増やしました。さらに画像処理技術も進化。Photonic Engineという最新技術を使い、暗い場所撮影した映像でもAppleの革新的な画像処理により明るくリアルな質感に仕上げます。
シネマティックモードが目的でiPhone13を買ったという人もいるほど好評だったシネマティックモード。映画のように背景をぼかした映像を気軽に撮影できる機能です。
iPhone14では4Kでのシネマティックモードに対応し撮影の幅がぐっと広がります。また、もともと手ぶれに強かったiPhone13の動画撮影機能をさらに進化させたアクションモードも注目されています。
オートフォーカスに対応したうえに、さらに絞り値が進化したインカメラも含めて通常モデルでもカメラ性能は進化しています。
カメラに少しでもこだわりがあるなら通常モデルでもiPhone14を選ぶことをお勧めします。
プロモデルのみのカメラ進化
通常モデルも共通の部分でも十分進化しているiPhone14のカメラ性能。しかしプロモデルはさらに下記に挙げるような進化を遂げています。
- メインカメラがクアッド
ピクセルセンサー搭載の48MPに進化 - 光学2倍望遠を搭載
iPhoneのカメラはしばらく12MPのままでしたが、メインカメラが48MPに進化しました。実に7年ぶりのこととなります。
メインカメラはクアッドピクセルセンサーを搭載。4つのピクセルを1つのクアッドピクセルとして結合させることで、4倍多く光をとらえることが可能。目を見張るような1枚として撮影することが可能です。通常写真は12MPで記録しますが、AppleProRAWでは48MPでの記録も可能となります。
またiPhone14Proではメインカメラの中央12MPの部分を利用することで光学2倍望遠が可能となります。iPhone13 ProとiPhone14 Proのカメラ倍率切り替えを見ると2×が追加されていることがわかります。
これにより2倍望遠を使った画角でもフル解像度の写真や4Kビデオの撮影が可能となり、撮影の幅がグッと広がることとなります。
iPhone14とiPhone13違い⑤ バッテリー
バッテリー容量は公開されていませんので、目安となるのはバッテリー駆動時間。iPhone14とiPhone 13で比較すると下記の通りとなります。
iPhone14シリーズ | iPhone13シリーズ |
iPhone14:ビデオ最大20時間 | iPhone13:ビデオ最大19時間 |
iPhone14Plus:ビデオ最大26時間 | |
iPhone14Pro:ビデオ最大23時間 | iPhone13Pro:ビデオ最大22時間 |
iPhone14Pro Max:ビデオ最大29時間 | iPhone13Pro Max:ビデオ最大28時間 |
バッテリー駆動時間はどのモデルでも1時間程度改善されていることがわかります。
iPhoneは13シリーズからバッテリー持ちが大きく改善されたと言うのが世間的な認識。理由が純粋なバッテリー容量の増加かソフトウェアの進化かは定かではないですが、今回iPhone13よりカタログスペックが改善しているため、十分なバッテリー持ちが期待できるでしょう。
iPhone14とiPhone13の違い⑥衝突事故検出機能の搭載
iPhone14に新搭載された衝突事故検出機能。加速度センサーとマイクが自動車事故を検知し、自動で119番などに緊急通報してくれると言うもの。
AppleはApple Watchで不整脈を検知、デバイスの自動通報により救急隊が駆けつけ命を救った実績があります。
特に夜間の単独事故で誰も通報できる人がいない…と言うときに真価を発揮するかもしれません。
Appleの新技術が人命を救うことに期待です。
iPhone14とiPhone13で変わらなかったこと
ここからはiPhone14になっても変わらなかったことを確認していきます。下記の通りです。
- ストレージ容量ラインナップ
- 生体認証(顔認証・指紋認証)
- 防水・防塵性能
- Lightning端子
それぞれ詳しくみていきたいと思います。
iPhone14とiPhone13で変わらなかったこと① ストレージ容量ラインナップ
iPhone 14とiPhone13のストレージラインナップは下記の通りです。
iPhone14シリーズ | iPhone13シリーズ | |
通常モデル | iPhone14/iPhone14 Plus 128GB/256GB/512GB | iPhone13 128GB/256GB/512GB |
プロモデル | iPhone14Pro/iPhone14 Pro Max 128GB/256GB/512GB/1TB | iPhone13Pro/iPhone13 Pro Max 128GB/256GB/512GB/1TB |
プロモデルは2TBをラインナップするリーク情報もありましたが、iPhone14もiPhone13と同じラインナップとなりました。
iPhone14とiPhone13で変わらなかったこと② 生体認証(顔認証・指紋認証)
iPhone14シリーズ | iPhone13シリーズ |
顔認証(Face ID)搭載・指紋認証非対応 |
プロモデルでは指紋認証も搭載されるのでは?と噂されていましたが、顔認証だけなのはiPhone13と変わらずとなりました。
しかしiPhoneの顔認証(Face ID)はマスク越しでも認証が可能になるなどiPhone13の発売当初よりも性能は上がっています。またFace IDが誤認識する確率は100万人に1人と言われており、精度には定評があります。
指紋認証が搭載されなかったことに関しては、以前よりもネガティブな意見は減った印象で、どうしても指紋認証でなければ…と言う人以外は問題ないでしょう。
iPhone14とiPhone13で変わらなかったこと③ 防水・防塵機能
iPhone14シリーズ | iPhone13シリーズ |
IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) |
防水防塵性能に関してはiPhone14もiPhone13も同スペックとなっています。
iPhone13でもお風呂に持ち込んで、コンテンツを楽しむの使い方はできてました。今回も日常使いに関しては全く問題ないと言ってよいでしょう。
iPhone14とiPhone 13で変わらなかったこと④ Lightning端子
iPhone14シリーズ | iPhone13シリーズ |
Lightning端子 |
USB-C端子の搭載が期待されていたiPhone 14。iPhone13発売直後はiPhone14からUSB-C端子になる噂がされていましたが、発売が近づくにつれトーンダウン。結局Lightning端子に落ち着きました。
iPhone14では高画質の動画撮影が可能、そのため転送速度が早いUSB-Cの搭載が期待されているのですが、なかなか実現しません。
欧州ではUSB-C義務化法案が2022年7月に可決、2年間の経過措置期間を経て2024年7月に施行されます。そうすると次回2023年9月発売?のiPhone15さらに2024年3月発売?のiPhoneSE(第4世代)までLightning端子を搭載する可能性もあります。
iPhone13がおすすめの人
iPhone13がおすすめできる人をまとめると下記の通りです。
- 5.7インチのminiモデルを使いたい人
- グリーンやシエラブルー・ピンクなどiPhone13のカラーバリエーションが気に入った人
- カメラ性能に拘らない人
- シネマティックモードは欲しいけど4K動画では必要ないと言う人
- 電池持ちがいいiPhoneが欲しいけど、少しでも予算を抑えたい人
miniモデルに関してはiPhone13のみなので、欲しい人は自動的にiPhone13miniを選択することとなります。iPhone13にしかないカラーが気に入った人も同様です。
iPhone13とiPhone14の違いの一番大きいところはカメラ性能です。iPhone13でも十分綺麗な写真や動画が撮れますし、シネマティックモードにも対応(4Kは非対応)しているので、これで満足できる人もiPhone13で十分かもしれません。
バッテリー性能で特に電池持ちの部分はiPhone13シリーズから一気に改善しています。iPhone12以前のモデルを使っていて、とにかく電池持ちだけどうにかしたいと言う場合もiPhone13は良い選択肢になるでしょう。
iPhone14がおすすめの人
iPhone14がおすすめできる人をまとめると下記の通りです。
- とにかく最新機種にこだわる人・最新のiPhoneの機能を体感したい人
- 大画面の通常モデルを使いたい人
- 新色パープルなど気に入ったカラーがある人
- 最新鋭のカメラ性能が欲しい人
- 4Kでのシネマティックモードやアクションモードを使いたい人
- 衝突検知機能が欲しい人
- Dynamic Islandを使って見たい人(プロモデル)
- 常時点灯機能が欲しい人(プロモデル)
iPhone14の1番の強みは最新機種であることです。Appleの最新技術が全て詰まっています。それを感じたい人はiPhone14、もちろんプロモデルを購入すべきでしょう。
iPhone13にはなかった大画面6.7インチの通常モデルや新色パープルなどiPhone14にしかないラインナップに惹かれた場合もiPhone14一択となります。
一番大きく進化した部分はカメラ機能。最新鋭のカメラ機能を体感したい場合はiPhone14を選択しましょう。
プロモデルは新機能が盛り沢山。Dynamic Islandはかなり期待が大きく、常時点灯機能もiOSの進化と親和性があって、iPhoneの進化をより感じられることでしょう。
特にプロモデルを選ぶのであればiPhone14が良いでしょう。iPhone13からの進化が大きく、Apple Storeからラインナップが消えたことで価格差も大きくないことが大きな理由です。
iPhone14とiPhone13の違いまとめ
iPhone14とiPhone13の違いを比べてきました。まとめると次の通りです。
- 端末価格はiPhoneシリーズより高騰、キャリアサポートでお得に買うことがおすすめ
- miniモデルが廃止、6.7インチ通常モデルが追加
- カラーは新色パープル・ディープパープルが追加
- プロモデルはノッチが廃止されDynamic Islandを搭載
- プロモデルでは常時表示ディスプレイを搭載、最大輝度も2,000ニトに進化
- プロモデルでは最新A16bionicチップを搭載
- カメラ性能は大幅進化、両モデル特に暗所での撮影機能が大幅改善
- バッテリー駆動時間はiPhone14の方がビデオ最大1時間ずつ改善
- 衝突事故検出機能搭載
- ストレージラインナップ・防水防塵機能は変更なし
- 指紋認証やUSB-C端子の新規採用はなし
iPhone14はプルモデルのみに採用された新機能やスペックアップが顕著に見られたことで、通常モデルとプロモデルの差が大きくなりました。
毎年もうこれ以上進化できる部分がないと言われるiPhone。それでもしっかり欲しいと思わせる新機能を発表しワクワクさせてくれるのはさすがAppleといった感じではないでしょうか。
もちろん1モデル前のiPhone13も間違いなく満足できるだけの構成の端末です。
最新の機能に触れて見たいのか、コスパ良く高機能端末を持ちたいのか価値観は人それぞれ。自身の本当に欲しい端末を購入し、iPhoneライフを楽しんでくださいね。