- ドコモの解約する際に解約金はかかるのか
- いくら解約金はかかるのか
- 廃止されたって本当?
ドコモスマホから他社への乗り換えを検討しているときに、解約金が発生するのか気になる、という方は多いのではないでしょうか。
2021年9月までは、ドコモは解約金を定めており、解約時に高額な解約金を支払わなければいけませんでした。
しかし、2023年現在、ドコモは解約金を廃止しており、いつ解約しても解約金は発生しません!
この記事では、ドコモの解約金がいくら発生していたのか、解約金が発生するケースはあるのかなどを解説していきます。
ご自身のプランで解約金が発生するのか気になる方、解約金を0円にする方法があるのか気になる方は、ぜひご覧ください!
ドコモ公式サイト:https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp
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ドコモの解約金は撤廃!1100円以下で解約可能
記事の冒頭でも説明したとおり、ドコモは2021年10月1日(金曜)に解約金を廃止しました。
また、解約金の廃止に伴い、プラン変更前の契約期間満了まで解約金が留保される「解約金留保」の制度も廃止されています。
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、定期契約の料金プラン解約時に設定している「解約金」について、2021年10月1日(金曜)から廃止します。また、料金プラン変更前の定期契約プランの契約満了月まで、解約金が留保される「解約金留保」の制度についても2021年10月1日(金曜)から廃止します。
ドコモなどの大手キャリアは2019年9月末までは高額な解約金が定められていました。
しかし、2019年10月からは総務省が定めた「解約金は1,100円にしなければいけない」というルールに従い1,100円に変更された経緯があります。
ところが、2021年9月に入り解約金の撤廃を総務省が要請して、ドコモは解約金を完全に廃止したのです。
過去のドコモ解約金はいくらだったの?
2021年9月までは、ドコモを解約・MNPする際に解約金が発生していました。
ドコモの解約金はいくらだったのか表にまとめたのでご覧ください。
内容 | 2021年9月30日以前 | 2021年10月1日以降 |
解約金 | 1.2019年9月30日までの料金プラン ・2年契約10,450円 ・1年契約3,300円 |
廃止 |
2.2019年10月1日以降の料金プラン ・2年契約1,100円 |
||
解約金留保 | 上記「1」のプランから「2」のプランに変更したとき、1の契約満了月までは1の解約金が留保される 上記「2」の2年契約中に、契約期間なしに変更したとき、2の契約満了月までは2の解約金が留保される |
過去のドコモの解約金は上記のとおりです。
解約金が発生する仕組みは若干わかりにくくなっていますが、以下の状況のときに発生していました。
ドコモで解約金が発生する状況
- 2019年9月30日以前の料金プランを解約する
- 2019年9月30日以前の料金プランから、2019年10月1日以降の料金プラン(2年契約)に乗り換えたあとに解約する
- 2019年10月1日以降の料金プラン(2年契約)を解約する
- 2019年10月1日以降の料金プラン(2年契約)から2019年10月1日以降の料金プラン(契約期間なし)に乗り換えたあとに解約する
今までは解約金が発生しない料金プランに乗り換えても、過去に契約していたプランの解約金が留保されて、タイミングによっては支払わなければいけないことがありました。
しかし、2021年10月以降には解約金・解約金留保のどちらも廃止されたため、どのパターンでも解約金は発生しません。
ドコモの解約金がかかる全てのケース
2023年現在、ドコモはいつ解約しても解約金が発生しません。
インターネット上は、2019年までの解約金が発生した状況の記事が残っており、情報が錯綜しています。
しかし、2021年10月以降は解約金が廃止されたため、どの料金プランを契約していた場合でも解約金なしで解約できます。
ドコモの2年契約の解約金・違約金はどうなる?
ドコモの解約金撤廃は、最新プランだけでなく、2年契約のプランなども該当しています。
つまり、2019年9月30日までの料金プランを契約している方でも、いつ解約しても解約金は発生しません。
そのため、2年契約のプランを契約した方も安心してください。
ただし、スマホではなく光回線のドコモ光などは解約金が発生するため、勘違いしないように注意しましょう。
ドコモ解約金と違約金を0円にする方法
ドコモの解約金や違約金は、2023年現在いつ解約しても0円です。
そのため、解約金や違約金がネックで乗り換えられなかった方も安心してください。
ただしスマホを分割払いで購入して、分割払いの途中の場合は、解約後も端末代を支払い続ける必要があります。
分割払いの残債を一括で支払う必要はありませんが、スマホの買い替えも検討している場合は、分割払いの残りの支払いに注意しましょう。
auやソフトバンクの解約金はいくら?ドコモと同じ0円?
ここからは、auやソフトバンクなどの解約金がいくらなのか説明していきます。
まずは、auやソフトバンク、その他の格安SIMの解約金を一覧表で比較した結果をご覧ください。
キャリア・格安SIM | 解約金 |
ドコモ | 0円 |
au | 0円 |
ソフトバンク | 0円 ※一部法人向けプランはあり |
楽天モバイル | 0円 |
UQモバイル | 0円 |
Y!mobile | 0円 |
mineo | 0円 |
ahamo | 0円 |
LINEMO | 0円 |
povo | 0円 |
キャリアと主要格安SIM、キャリアの格安プランの解約金は上記のとおりです。
なんと2023年現在、解約金が発生するキャリア・格安SIM・格安プランはありません。
数年前までは解約金が発生することも多かったですが、2023年現在は解約金が発生することは少ないため、どこのキャリア・格安SIMでも乗り換えやすいでしょう。
auの2年契約の解約金について
auは2022年4月以降は、2年契約のプランを契約していても、解約金は発生しません。
au | |
解約金 | 0円 |
2023年現在、auの解約金は廃止されているため、乗り換えを躊躇していた方も安心してください。
ソフトバンクの解約金について
ソフトバンクは、2022年3月以降は、どの料金プランを契約していても解約金は0円です。
ソフトバンク | |
解約金 | 0円 |
楽天モバイルの解約金について
楽天モバイルの解約金は0円です。
楽天モバイル | |
解約金 | 0円 |
ただし、楽天モバイルが格安SIMだったときのSIMカードのみ解約金は定められています。
しかし格安SIMの楽天モバイルを使っていたとしても、解約金が発生する期間が過ぎているため、解約金が発生することはありません。
ワイモバイルの解約金について
ワイモバイルは、2022年3月に解除料が撤廃されたため、解約金・契約解除料は発生しません。
ワイモバイル | |
解約金 | 0円 |
公式サイトを確認しても、旧プランも解約金は撤廃されたと記載されているため安心してください。
UQモバイルの解約金について
UQモバイルは、2022年3月31日に解除料が撤廃し、解約金・契約解除料は発生しなくなりました。
UQモバイル | |
解約金 | 0円 |
契約解除料が発生しなくなったのは2022年3月と最近なので、古い情報に惑わされないようにしましょう。
mineoの解約金について
mineoは、最低利用期間が定められていないため、いつ解約しても解約金・契約解除料は発生しません。
mineo | |
解約金 | 0円 |
ahamoの解約金について
ahamoは契約期間の縛りがない料金プランのため、解約金や契約解除料なしで解約できます。
ahamo | |
解約金 | 0円 |
LINEMOの解約金について
LINEMOは「スマホプラン」「ミニプラン」ともに契約期間を伴わないプランのため、解約金・契約解除料はかかりません。
LINEMO | |
解約金 | 0円 |
POVOの解約金について
povoは最低利用期間がないauの格安プランです。
「povo1.0」「povo2.0」のどちらも、解約金や契約解除料は発生しません。
povo | |
解約金 | 0円 |
解約金や契約解除料が発生しないだけでなく、MNPの費用も発生しないため安心してください。
ドコモ公式サイト:https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp
ドコモやau、ソフトバンクのスマホの解約料金がなくなった理由
ドコモやau、ソフトバンクは、ガラケー時代から解約金・契約解除料が存在していました。
2021年になって解約金・契約解除料がなくなった理由は、携帯電話会社の乗り換えがしやすくなるようにするためです。
総務省は2021年以前から各社の競争を促すために、さまざまな対応を取っていました。
2021年に解約金・違約金が完全に廃止されるまでは、MNP手数料が無料になったり、解約金が1,100円にまで引き下げられています。
その後も総務省とキャリアのやり取りが続き、解約金・契約解除料の廃止が決定したのです。
ちなみに、総務省はスマホに限らず光回線の解約金にもメスを入れており、光回線も今後は徐々に解約金が下がっていくと考えられます。
ドコモなどの携帯会社の解約金がなくなった事についての評判と口コミ
20年ぶりぐらいにdocomoに帰ってきました。話題のauからではなく、softbankからです。有線の回線と紐付いていたので面倒で放置していたのですが、有線が数年後に廃止されるADSLという絶滅危惧種なのでようやく解約金もかからなくなったところでMNPしました。
— MANAGO (@manago) July 3, 2022
こちらの方はソフトバンクからドコモへMNPしたようです。
解約金がかからなくなったため、MNPしたとツイートしているので、今まで解約金がネックで乗り換えられなかった方も乗り換えやすくなったでしょう。
https://twitter.com/u2431/status/1525022868936896513
こちらの方はドコモの解約金が発生しなくなったことを喜んでいます。
ドコモなどのキャリアは違約金が高額だったため、乗り換えられなかった方も多いと思います。
しかし、違約金が廃止された現在はいつでも乗り換えられるのでありがたい方は多いでしょう。
ドコモの解約金.....昨年の10月から0円だったとは.....
そういうことは一斉送信してくれ— o('@')oばぶちゃん! (@id73140291) April 5, 2022
こちらの方はドコモの解約金が変わったことに気がついていなかったようです。
ドコモを契約していても一斉に通知が届いたわけではないので、気づいていない方も多いのでしょう。
ドコモを解約して他社へ乗り換える際も0円?乗り換え料金について
ここからは、ドコモを解約して他社へ乗り換える際の料金についてまとめていきます。
ドコモから他社へ乗り換える際に発生する可能性がある料金は以下のとおりです。
ドコモから他社へ乗り換える際に発生する料金
- 解約する月の基本料金
- 乗り換え先のスマホ会社の契約事務手数料
- 分割払いで購入した端末の端末代(分割払いで支払い続けるor残債を一括払い)
ドコモから他社に乗り換えるときは、「解約月の料金プラン」と「乗り換え先のスマホ会社の契約事務手数料3,300円」が発生します。
またドコモで端末を購入している場合は、端末代を分割で支払い続けるか、残債の一括払いが必要です。
以前までは「解約金」や「MNP手数料」が発生していましたが、2023年現在は発生しないため安心してください。
ドコモから乗り換えるベストなタイミングはあるの?
ドコモから他社に乗り換える際は「解約する月の基本料金」が発生します。
この「解約する月の基本料金」は日割り計算が行われないため、月末に解約したほうがお得です。
そのため、ドコモから他社に乗り換える場合は、月末付近に乗り換え手続きを行いましょう。
ただし、MNP予約番号は15日間の有効期限があるため、MNP予約番号は月半ばあたりに取得しましょう。
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ドコモの解約金のまとめ
この記事ではドコモの解約金について紹介してきました。
ドコモの解約金
- ドコモは2021年10月1日に解約金を廃止し、2023年現在は解約金が発生しない
- 旧プランを使っていても解約金は0円になった
- ドコモから他社に乗り換えるときは「解約月の料金プラン」「乗り換え先の契約事務手数料」が発生する
ドコモは2021年10月1日に解約金を廃止したため、2023年現在は解約金・契約解除料は発生しません。
また違約金を廃止したと同時に「解約金留保」の仕組みも廃止されており、どの料金プランを解約しても問題なくなりました。
そのため、ドコモから他社への乗り換えを検討していた方は、いつでも気軽に解約できると覚えておきましょう。
ただし、ドコモから他社に乗り換える場合は「解約金の料金プラン」と「乗り換え先のスマホ会社の契約事務手数料」の2つが発生してしまいます。
ドコモは解約金の料金プランが日割りにならないため、月末に解約したほうがお得になると覚えておいてくださいね。
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