「アンドロイドからiphoneに機種変して後悔することって何…iphoneのデメリットは?」
アンドロイドOSを搭載したアンドロイドスマホ
iOSを搭載したiPhone
どちらも使いやすくて便利なんですが、国内ではデザイン性や操作性のよさなどからiPhoneの人気が高いですよね。
アンドロイドスマホをずっと使ってきた人の中には、
「次の機種変更はiPhoneにしてみようかな」
と検討している人もいると思います。
しかし、iPhoneに機種変更したからといって、すべての人がアンドロイドスマホよりも使いやすくて便利になるということではありません。
アンドロイドスマホでは普通に使えていたものがiPhoneでは使えなかったり、使いづらいものもたくさんあります。
実際、アンドロイドスマホからiPhoneに機種変更して後悔しているという人もたくさんいます。
アンドロイドスマホからiPhoneに機種変更して後悔している人はどんな点で後悔しているのか、iPhoneのデメリットについて詳しくまとめました。
アンドロイドからiPhoneに機種変して後悔すること
使い勝手を良くするために、自分でカスタマイズできない
アンドロイドにあってiPhoneにはない機能がある
本体端末代を安くできない
iphoneにはiphoneのデメリットがあります。
とくにアンドロイドスマホと比べiphoneはカスタマイズ性に乏しいです。
また、はワンセグやおサイフケータイといった便利機能も使えない点もアンドロイドからiphoneへ機種変更すると後悔する大きなポイントでしょう。
そして、端末代金が高額なので、携帯電話に10万円以上支払うのは少し違うかなと感じる人もよく考える必要があるでしょう。
スマホは自分に合ったものを納得して使用するのが大切です。
iphoneのデメリットとして考えられる部分を一つ一つ詳しくお話していきます。
iPhoneの操作性・カスタマイズ性のデメリット
iphoneの操作性やカスタマイズ性のデメリットをまずは見ていきましょう。
使えるアプリに違いある
アンドロイドとiPhoneでは、使えるアプリに違いがあります。
アプリによってはアンドロイドでもiPhoneでもアプリを提供していることがありますが、すべてのアプリがそうということではありません。
iPhoneで利用できるアプリは、iPhoneを製造・販売するAppleの独自審査にクリアできたものだけになっています。
アンドロイドでもアプリを提供するにはGoogleで審査を行っていますが、その審査基準がAppleの方がかなり厳しい基準になっています。
したがって、アンドロイドでは審査に通ったけどAppleでは審査に通らなかったというアプリがたくさん存在しています。
アンドロイドで使っていたアプリをiPhoneでも利用しようと思ってインストールしようとしたら、同じアプリが提供されていなかったというケースはよくあります。
もしもiPhoneで利用できないアプリが、アンドロイドスマホを使っている自分の中で重要なアプリだったらどうでしょうか?
アンドロイドのままにしておけばよかったと思ってしまいますよね。
キーボードが使いづらい
アンドロイドからiPhoneに機種変更すると、キーボードの入力方法も変わります。
iPhoneの方が使いやすいならいいんですけど、キーボード入力についてはアンドロイドの方が断然使いやすいと言われています。
アンドロイドのキーボードでは、カーソルを自由に移動することができますよね。
例えば、
「こんにちは」と入力したときに
「は」のところにカーソルがあって「に」の前にカーソルを持っていきたいとき
「←」をタップすれば簡単にカーソルが移動が可能
でも、iPhoneには「←」がないんです。
iPhoneでカーソルを移動する場合は、文字のところで長押しをしてそのまま指を移動させるようにするとカーソル移動ができます。
慣れてしまえば大したことではないのかもしれませんが、アンドロイドで「←」に慣れている人はカーソル移動するのにも一苦労。
使いづらいと感じてしまう人が多くいるようです。
それ以外にも、キーボードが「かな」「数字」「英字」で分かれてしまっているのも使いづらいと感じます。
数字と英字が混じっているような入力をする場合、アンドロイドなら数字と英字はセットになっていたので、英字を入力しつつ数字も入力が可能でした。
iPhoneでは英字と数字が別なので、英字の次の文字が数字だったら入力モードを切り替えて数字を入力。
また英字入力が必要になるとまだ入力モードを切り替えなければなりません。
ただし、キーボードについてはiPhoneでもアプリで種類を変更できるので、アンドロイドからiPhoneに機種変更して使いづらいと感じたらキーボードアプリをインストールすれば問題は解決可能です。
「戻る」機能が固定されていない
アンドロイドスマホには、スマホの機能自体で「戻る」という表示が固定されていますよね。
ディスプレイの下側にある「↲」のような表示です。
ウェブサイトを閲覧しているときや、アプリを操作しているときに1つ前のページに戻りたいときに「↲」をタップするだけでページを戻すことができます。
iPhoneの場合は、アプリやウェブサイトの戻るボタンを利用することで1つ前のページに戻ることが可能です。
しかし、アプリやウェブサイトが設置した戻るボタンのため、コンテンツによって配置されている場所も違います。
コンテンツによって表示の仕方にも違いあります。
あるアプリでは矢印マークで表示されているのに、別のアプリでは戻るという表示ボタンのケースもあります。
配置も下側にあったり上側にあったりして統一されていないので、その都度操作が変わって戸惑ってしまいます。
アプリの一括終了ができない
アンドロイドスマホでもiPhoneでも、起動したアプリからホーム画面に戻ればアプリを終了させることができます。
しかし、アプリ自体は完全に終了されているわけではなく、バックグラウンドにフリーズ状態のままスタンバイされている状態になります。
バックグラウンドに残しているままだと、次にアプリを起動させたときに前回のページが表示されていることもあって不便ですよね。
アプリを完全終了させるには、バックグラウンドのページを開いてそこからアプリを削除すれば完全な終了ということになります。
これがアンドロイドスマホの場合はバックグラウンドを表示させれば、残っているアプリを一括で削除してしまうことが可能。
iPhoneの場合はアプリを1つずつしか削除ができません。
アプリがたくさんバックグラウンドにたまっていると、iPhoneは削除がかなり面倒です。
アプリの整理が面倒
アンドロイドのホーム画面はカスタマイズ性が高く、アプリの配置などを自由に行うことができますよね。
よく使うアプリは真ん中に配置しておいたり、あまり使わないアプリは端っこによけて置いたりするのも、指でアイコンを動かすだけで簡単に操作できます。
iPhoneも同じようにアイコンを動かせば配置を変えることができ、アイコンもきれいに並んでいて見た目には美しく感じます。
しかし、アイコンの配置の順を変えたりするのは非常に面倒です。
iPhoneのアイコンの配置は、左上側から右に向かって順番に並ぶようになっています。
間に空間を空けるということはできないですし、真ん中だけにアイコンを配置するということもできません。
また、アイコンとアイコンの間に別のアイコンを配置しようと思っても、アイコンが勝手に配置されてしまいます。
思うような順にアイコンを配置するのはかなり難しいです。
ホーム画面のカスタマイズができない
そもそも、iPhoneではホーム画面のカスタマイズすらできません。
ホーム画面の壁紙を設定することはできますが、アプリをショートカットで起動できるウィジェットはありませんし、アイコンを変更することもできません。
設定画面なども変更することはできず、初期設定のままでしか利用できないようになっています。
アンドロイドスマホでウィジェット機能を利用していた人は、iPhoneではいちいちアプリを起動しなくてはならなくなるため不便に感じてしまうかもしれません。
iPhoneのスペック・便利機能面でのデメリット
iphoneのスペック、便利機能面でのデメリットについても確認しておきましょう。
電子マネーで使えないものが多い
アンドロイドスマホには、おサイフケータイ機能というものがあります。
おサイフケータイとは、FelicaチップというICチップが内蔵されているスマホのこと。
このICチップをお店の専用の台にかざすと電子マネーなどで支払いができます。
例えば、iDやQuick Pay、楽天Edy、Suica、nanacoなどが有名ですね。
電子マネーだけでなくポイントカードなども利用できるので、おサイフケータイ対応のスマホさえあれば財布がなくても買い物することができる便利な機能です。
アンドロイドスマホでそれぞれのアプリをインストールして設定を行うだけで、おサイフケータイは簡単に利用することができます。
iPhoneでもiPhone7以降はFelica対応になり、独自のサービスとしてApple Payが利用できるようになりました。
Apple Payもおサイフケータイのようにお店でスマホをかざすだけで買い物ができる便利なサービス。
Apple Payに対応している電子マネーが非常に少ないというのがデメリットになります。
Apple Payでは、おサイフケータイと同じようにモバイルSuicaは対応になっていますが、楽天Edyやnanaco、waonといった電子マネーには非対応です。
したがって、iPhone利用者で楽天Edyやnanacoを利用したい場合は電子マネーのカードを持ち歩かなくてはなりません。
そういったApple Payで非対応の電子マネーを利用していた人は、iPhoneに機種変更してしまうと利用することができなくなってしまって不便に感じるようになります。
Apple Payに対応の電子マネーをおサイフケータイで利用していた人は、iPhoneに機種変更すると利用ができなくなります。
入っているお金を取り出さなくてはならないというデメリットもありますよ。
マルチウィンドウが使えない
アンドロイドスマホでは2つの画面を同時にディスプレイに表示させ、別々に操作をすることができるマルチウィンドウという機能が搭載されています。
動画を視聴しながらSNSを投稿したり、マップを見ながらメッセージを送ったりすることができる便利な機能ですが、この機能はアンドロイドスマホ独自の機能です。
iPhoneでも、複数のアプリを起動してアプリを切り替えながら操作することができるマルチタスクという機能はあります。
しかし、iPhoneのマルチタスクはディスプレイに1つのアプリしか表示させることができません。
一方のアプリはバックグラウンドで表示させておくことしかできないため、2つの画面を同時操作するということはできません。
アンドロイドスマホでマルチウィンドウをよく利用していた人は、iPhoneにすると非常に不便に感じることになるでしょう。
外部メモリが使えない
アンドロイドスマホでもすべての端末で外部メモリに対応しているわけではないですが、国内メーカーのアンドロイドスマホのほとんどではmicroSDカードに対応しています。
そのため、アンドロイドスマホの本体容量は1つのみが販売され、容量が足りなければ外部メモリを利用することでストレージ容量を増やすことができます。
アンドロイドスマホ自体のストレージ容量が126GBしかなくてもmicroSDカードが1TBまで対応していれば、大容量のストレージ容量を確保することができ、大事なデータを保管しておくことができます。
それに、microSDカードはパソコンや写真印刷機などに差し込んで直接データを移動させることも簡単にできるため、利便性が高いというメリットもあります。
iPhoneは外部メモリが非対応なので、本体のストレージ容量が足りなければデータをパソコンなどに移動するか、クラウドのストレージ容量を追加購入して保管するしかありません。
クラウドのストレージ容量の追加購入は毎月課金が必要なため、多くのデータを保存しておきたいのなら毎月費用がかかってしまいます。
50GBなら月130円くらいですが、200GBなら月に400円もかかります。
それが12カ月間利用するとなれば、年間4,800円もかかることになります。
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iPhoneの価格・修理面でのデメリット
iphoneの価格や万が一、端末が故障してしまった場合の修理面でのデメリットも知っておきましょう。
本体価格が高い
アンドロイドスマホには安い機種から高い機種まで様々な種類が揃っています。
しかし、iPhoneはAppleだけが開発・製造しているので、毎年1つのシリーズしか登場しません。
しかも、ブランド維持のためなのか価格設定が非常に高くなっています。
iPhoneシリーズは安くても8万円くらいします。
しかも安い機種はストレージ容量が64GBしかありません。
もっとストレージ容量が大きいのが欲しい人や、もっとスペック性能が高いモデルを希望するなら、10万円を超えることは当たり前になっています。
アンドロイドスマホの場合は、ハイエンドモデルなら10万円を超える端末もありますが、
ミドルレンジモデルなどでよければ2~3万円で購入できる機種
ハイエンドモデルでも5万円台で購入できる機種
など、たくさんあります。
様々なメーカーからアンドロイドスマホが発売されているので、たくさんの種類から気に入った機種を選ぶことができるという点もアンドロイドスマホのいいところです。
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修理などのアフターサービスが困難
iphoneはデータのバックアップや修理のようなアフターサービスです。
iPhoneはApple社の商品であり、ショップでは基本的に操作方法等がわからない場合は、店頭で教えるのではなくAppleコールセンターに電話を繋いで聞いてもらいます。
スタッフはiPhoneに関しての専門的な知識がなく、販売業務がメインとなるからです。
分からないことは、電話で聞いて自分で解決しなければいけません。
教えてもらって当たり前という考え方の人は、スタッフと揉めてしまうかもしれません。
万が一壊してしまった時は、Apple正規プロバイダに自分で持ち込み、修理をする必要があります。
現在ショップでは、すべての店舗がiPhoneの修理取次をしてくれるわけではありません。
限られた店舗でのみ受付しています。
数年前までは、auショップではiPhoneは販売のみで修理すら受け付けはできなかったのですが、最近になってようやく取り次ぎをしてくれるショップが出てきました。
何かあったらどこかのauショップに駆け込めばいいと言うわけではないので、その点は少し不便かもしれません。
アンドロイドからiPhoneに機種変するならデメリットをよく考えてる
iPhoneはシンプルで操作性もよく、スペックも非常に高いという魅力がありますが、アンドロイドスマホと比べてすべての面でiPhoneがいいということではありません。
今回解説してきたようなデメリットが多々あるのも事実。
アンドロイドからiPhoneに機種変更するときは、
デメリットの部分に納得できるのか
自分が利用していて困ることはないのか
よく考えることが大切です。
今回紹介したデメリットに1つでも自分に当てはまるものがあるなら、わざわざアンドロイドからiPhoneに機種変更することもないと思います。
今の機種に不満があるならほかのアンドロイドスマホに機種変更することを検討してみるのもいいかもしれません。
アンドロイドスマホには多くのメーカーが多彩な特徴を持った機種を発表しているというメリットがあります。
iPhoneにしなくても自分にピッタリなアンドロイドスマホを探してみましょう。
iPhoneのデメリットまとめ
iPhoneのデメリット
- iPhoneはカスタマイズ性が低い
- アンドロイドと比べアプリも少ない
- おサイフケータイといった機能が使えない
- SDカードが使えない
- 本体価格が高額