「ソフトバンクキッズ携帯のキッズフォンとみまもりケータイって何が違うの?」
ソフトバンクには、キッズフォンというキッズ向けケータイと、みまもりケータイというキッズ向けのケータイの2種類があります。
公式ページ | |
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キッズフォン | こちら |
キッズフォン2 | こちら |
キッズフォン3 | こちら |
みまもりケータイ4 | こちら |
この2機種にはどのような違いがあるのか気になる親御さんは多いのではないでしょうか。
どちらのキッズ携帯でも、子どもの居場所を検索することができるGPS機能や防犯ブザーなどはしっかり対応。
子どもの安全のために持たせるケータイということには違いはありません。
どちらかと言うと、
みまもりケータイの方がカメラ機能なども搭載されていないので、防犯目的としての利用方法を重点的に考えられている機種。
キッズフォンの方は防犯機能にプラスして子どもがコミュニケーションツールとしてもっと使いやすいように工夫されている機種。
というようなイメージになっています。
この記事では、キッズフォンとみまもりケータイのスペックや機能、料金などを比較しながら、違いについてお話しています。
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キッズフォン2とみまもりケータイ4のスペックの違い
キッズフォン2 | みまもりケータイ4 | |
---|---|---|
発売日 | 2020年1月17日 | 2017年3月10日 |
本体サイズ | 高さ107.5mm×幅54.6mm×厚さ13.8mm | 高さ90mm×幅51mm×厚さ18.5mm |
重さ | 112.4g | 101g |
カラー | ミント
イエロー ライトブルー |
ホワイト
ライトピンク ライトブルー |
バッテリー容量 | 1,490mAh | 記載なし |
ディスプレイサイズ | 3.1インチ | 2インチ |
カメラ | メインカメラ:500万画素
サブカメラ:200万画素 |
非対応 |
防水・防塵 | IPX5/IPX7・IP5X | IPX5/IPX8・IP5X |
キッズフォンの新機種であるキッズフォン2、みまもりケータイの新機種になるみまもりケータイ4を比較しています。
まずはそれぞれの本体の基本スペックの違いから解説していきましょう。
本体サイズと重さ
キッズフォン2とみまもりケータイの本体サイズを比較してみると、キッズフォンの方が縦に長く大きめに作られています。
その分厚さはキッズフォン2の方が5mmほど薄くなっています。
本体が大きくなっても手にしっかり握りこんで操作をすることができます。
ディスプレイサイズ
ディスプレイサイズについては、
キッズフォン2が3.1インチ
みまもりケータイ4が2インチ
かなり違いがありますね。
後ほど詳しく解説していますが、キッズフォン2はタッチパネル操作が可能。
ボタンの部分がなくなってその分ディスプレイを大きくすることができています。
画面が大きい方がメールなどの文章も読みやすいです。
画面が大きいキッズフォン2の方が見やすくて使いやすいと感じるのではないでしょうか。
カメラ機能
カメラ性能については、キッズフォン2ではメインカメラとサブカメラのの2つが搭載。
みまもりケータイ4ではカメラ機能は非搭載となっています。
こちらも後述しますが、キッズフォン2のカメラは防犯ブザーと連動することが可能。
緊急事態のときは自動で周囲の状況を撮影することができるという便利な機能としてもカメラは利用することができます。
友だちとの写真や外出先の思い出など、子ども同士のコミュニケーションとしても活用することができます。
ケータイを子どものコミュニケーションツールとしても考えているのなら、カメラ機能は付いていた方がいいですよね。
防水・防塵・耐衝撃
防水・防塵・耐衝撃性能については、キッズフォンもみまもりケータイもどちらも対応。
濡れた手で触ったり、ケータイを地面に落としてしまっても壊れにくくなっています。
キッズフォン2とみまもりケータイ4できることの違い
キッズフォン2 | みまもりケータイ4 | |
---|---|---|
操作方法 | タッチ操作 | ボタン操作 |
電話帳登録件数 | 最大20件 | 発信:最大10件
着信:最大20件 |
防犯ブザー | カメラ機能と連動 | 居場所を通知 |
ウェブサイトへのアクセス | × | × |
CSPケータイdeアシスト | 〇 | 〇 |
GPS機能 | ・位置ナビ
・みまもりマップ ・ただいま通知 ・速度検知通知 |
・位置ナビ
・みまもりマップ ・みまもりGPSアプリ ・速度検知通知 |
便利機能 | 漢字学習アプリ
歩きスマホ警告表示 写真加工 |
メール定型文内臓 |
それぞれの性能・機能の違いについても見ていきましょう。
操作方法
先ほど解説したように、キッズフォン2はタッチ操作に対応したスマホのような形のケータイになっています。
スマホのようにアプリをインストールしたりということはできません。
しかし、画面を直接タッチして操作をするので初めてケータイを持つ子どもでも使いやすくなっているのがポイントです。
みまもりケータイはタッチ操作ではなく従来どおりボタンでの操作になるので、操作を覚えるまでは時間がかかる可能性があります。
文字を入力するときに何度もボタンを押さなくてはならないという不便さもあります。
電話だけでなくメールを使わせたいのなら、スマホの操作を見慣れている子どもにとっては、キッズフォン2のようなタッチパネル式のケータイの方が簡単に使えると思います。
電話帳登録件数
キッズフォン2でもみまもりケータイ4でも、電話帳に登録してある人にしか電話をかけることができません。
着信をすることもできないようにブロックをすることができます。
知らない番号から電話がかかってくることがないので、トラブルに巻き込まれることを防ぐことができますよ。
どちらのケータイも電話帳に最大20件まで登録することが可能。
みまもりケータイ4は発信することができる人はその20件の中の10件までになっています。
防犯ブザー
防犯ブザーはキッズフォン2にもみまもりケータイ4にも搭載されています。
どちらも防犯ブザーを鳴らすと、登録した保護者に現在地の位置情報をメールで通知。
何かあったときはすぐに居場所を確認することができます。
さらに、キッズフォン2ではカメラ機能も連動させることができます。
防犯ブザーが鳴ったら自動でカメラで周囲の状況が撮影され、保護者に現在地の位置情報を通知するときに一緒に送付してくれます。
ウェブサイトへのアクセス
ウェブサイトへのアクセスは、キッズフォンでのみまもりケータイでも非対応になっています。
子どもが間違ってウェブサイトへアクセスしてしまったり、有害サイトを閲覧してしまったりといったトラブルがありません。
小さい子どもにケータイを持たせるのにウェブサイトへアクセスする必要は全くありません。
アクセス自体が不可能なケータイを持たせた方が、心配する必要がないので安心して持たせることができますよね。
GPS機能
GPS機能はどちらのケータイも充実した内容になっています。
どちらも有料サービスの「位置ナビ(月額220円)」の対応機種。
保護者のスマホからいつでも簡単に居場所を検索することができます。
スケジュール設定でイチイチ検索をしなくても自動で居場所を検知して通知もしてくれます。
災害時などにも使えるみまもりマップにも対応しているので、家族みんなで子どもの居場所を確認しておくことができます。
それ以外に、みまもりケータイでは専用のみまもりアプリを利用することができます。
指定したエリアへの出入りを自動通知
自動測位で移動ルートを確認
などが可能です。
キッズフォン2の場合は、みまもりアプリと同じようなサービスが本体の機能として搭載。
同じように居場所を検索したりすることもできますし、自宅のWi-Fiルーターを利用して自宅からの出入りを通知してくれます。
その他に、高速移動を検知する自動お知らせ機能などもどちらにも搭載されています。
GPS機能についてはキッズフォンでもみまもりケータイでも同じように利用することができますよ。
便利機能
キッズフォン2では漢字学習アプリが搭載されています。
空いている時間に子どもの学習をサポート
歩きスマホなどをしないように警告
カメラで撮影した写真を加工
子どもが持っていても楽しく使うことができますよね。
みまもりケータイ4では、ボタン入力が難しいという子どもでも簡単にメールを作成することができるように、メール定型文が内臓されています。
定型文から文章を選ぶだけで保護者にメールを送ったりすることができます。
ボタン操作に不安がある子でもみまもりケータイ4を持たせることができるように工夫されています。
【注意】みまもりケータイ4は保護者がソフトバンクの契約をしていなければならない
キッズフォン2やみまもりケータイ4では、電話帳の連絡先に管理者を登録する必要があります。
管理者に保護者の連絡先を登録することでGPS機能の通知などを受けとることができるので、子どもにキッズフォンやみまもりケータイを持たせるなら必ず登録をしなくてはなりません。
キッズフォン2では、この管理者に登録することができる携帯電話は音声発着信などができるものならキャリア関係なく登録することが可能です。
しかし、みまもりケータイ4では、管理者に登録することができる携帯電話はソフトバンクの携帯電話でなくてはなりません。
したがって、キッズフォン2は保護者が他キャリアを利用していたり、格安スマホを契約していたとしても、子どものケータイだけソフトバンクで契約をすることができます。
みまもりケータイ4は保護者もソフトバンクの契約をしていなければ利用することができないという違いもあります。
キッズフォン2とみまもりケータイ4の月額料金の違い
キッズフォン2とみまもりケータイ4を契約した場合の、月額料金の違いを見ていきましょう。
本体端末価格
キッズフォン2 | みまもりケータイ4 | |
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本体価格 | 18,000円 | 12,240円 |
分割支払金 | 750円×24回 | 510円×24回 |
キッズフォン2の本体価格は一括18,000円。
分割で購入する場合は月額750円の24回払いで購入することも可能です。
みまもりケータイ4は一括12,240円でキッズフォン2よりも約6,000円ほど安くなっています。
みまもりケータイ4も分割で購入することができ、その場合は510円の24回払いですので、子どもに持たせるのに少しでも安い方がいいという人ならみまもりケータイ4がおすすめですね。
専用料金プラン
月額料金 | 539円 |
メール送受信料 | 無料 |
国内音声通話 | 1回5分以内の通話無料(5分以降は30秒22円で加算)
家族への通話は24時間無料 |
料金プランについては、どちらもキッズフォン・みまもりケータイ専用料金プランを利用することになります。
ソフトバンクのキッズ向け料金プランは、
月額539円
家族への通話が24時間無料
メールの送受信無料
さらに、家族以外の人への通話は、5分以内の通話なら誰にでも無料で通話をすることができます。
5分以降は30秒22円で加算になりますが、他社のケータイを使っている人への通話料も安くすることができます。
ソフトバンクのキッズ向け料金プランはかなりお得ですよね。
キッズフォン2の本体を分割で購入する場合は毎月の利用料と合算になるので、月々1,289円で持つことができます。
みまもりケータイ4は、本体価格が510円の分割払いになるので、基本料金と合わせると月々1,049円で持てます。
子どもに安くケータイを持たせるならみまもりケータイ4がおすすめですよ。
ソフトバンクのみまもりケータイ5の発売予定は?
みまもりケータイ4が2017年の3月10日発売されて以来、ソフトバンクでは新たなみまもりケータイが発売されていません。
すでに4年ほどの年月が経とうとしています。
おそらく、みまもりケータイ5の発売予定はないと思って良いでしょう。
実は2019年11月末日をもって、ソフトバンクのみまもりケータイはサービスを終了しています。※みまもりケータイ4を除く
理由は、世界的なインターネットセキュリティ強化の影響でみまもりケータイの重要な機能が利用できなくなったからです。
すでにサービス終了してからも2年が経過しているため、復活することはおそらくないのではないでしょうか。
ソフトバンクのみまもりケータイの発売が終了する噂は本当?
先ほども説明した通り、ソフトバンクのみまもりケータイは、みまもりケータイ4を除いて、2019年11月末日にサービスを終了しています。
なにより、発売から4年も経過してしまった今、新たに復活してみまもりケータイの新作を出すメリットもないでしょう。
その代わりとして、キッズフォン2は2020年1月17日に発売されています。
こちらも2年ほど経過していますが、もしもみまもりケータイの新作を出すのであればもうすでに発売されていてもおかしくはないはずです。
そのため、今後ソフトバンクがみまもりケータイを発売することはないように思います。
みまもりケータイを高齢者は使用可能?
みまもりケータイは年齢制限を設けているわけではないので、高齢者でも使用することができます。
高齢者は新しいものに触れることが得意ではないため、みまもりケータイをうまく使えるかどうか心配という声もありますが、みまもりケータイではカメラの使用やアプリのインストールができないので、最小限の機能しか備わっていません。
そのため、今からスマホに乗り換えるよりもよっぽど現実的ではないでしょうか。
さらにみまもりケータイはガラホ(ガラケー)と同じく、ボタンでの操作です。
タッチパネルよりも慣れ親しんでいるため、タッチパネル操作であるキッズフォンよりも安心して使いこなすことができます。
キッズフォンとみまもりケータイの違いについてのまとめ
ポイント
- タッチパネル対応なのはキッズフォンで、みまもりケータイ4はボタン操作
- キッズフォンにはカメラも搭載されているが、みまもりケータイには搭載されていない
- GPS機能についてはどちらもしっかり対応しているので、いつでも居場所を確認したりエリアへの出入りを通知してくれるので安心
みまもりケータイ4はボタン入力で操作するケータイで、カメラ機能も搭載されていないシンプルなキッズ向けケータイです。
ボタン操作でもメールが作成しやすいように定型文が内臓されているので使いやすいですし、本体価格も安い。
初めて子どもにケータイを持たせてみるのに最適なケータイです。
キッズフォンは、タッチ操作対応のスマホのような形をしたケータイ。
カメラ機能も搭載されている2020年1月に発売されたばかりの新しいキッズ向けケータイです。
キッズフォンの方が便利機能なども搭載されていて、画面をタッチするだけの簡単操作で使うことが可能です。
価格が少し高くなってもコミュニケーションツールとしても使わせたいということなら断然キッズフォンの方がおすすめです。
どちらのケータイでも、防犯ブザーやGPS機能などはしっかり対応しています。
見守りケータイとして子どもに持たせるのに安心ですので、どちらのケータイを購入するかこの記事を参考に検討してみてくださいね。