@nifty光の引越しの手続き手順の全て！工事費や乗り換え・解約についての問い合わせ先について

住居を引越す際、今まで契約していた光回線は解約するしかないと思っている方も多いと思いますが、実は@nifty光の場合、引越し手続きを行えば契約を継続することも可能です。

引越し元で契約している光回線を一度解約し、引越し先の住居であらためて契約するという方法もありますが、解約手続きや申し込み手続きの手間がかかるほか、解約違約金や工事費の残債などの解約費用を請求される可能性があります。

一方で引越し手続きを行えば、手続きは一度で済みますし解約費用もかかりません。そこでこの記事では、@nifty光の引越し手続きの手順や注意点などを詳しく解説していきます。

また、引越しのタイミングで他社光回線への乗り換えを検討している場合は、以下の光回線がおすすめです。

いずれの光回線もキャッシュバックが高額で魅力的なので、光回線を乗り換える際は参考にしてみてください。

＠nifty光の引越し方法は3種類│もっとも簡単なのは引越し手続き

@nifty光に限らず、引越しをする際の光回線の扱いは主に3種類あります。

いずれの方法にもメリットやデメリットがありますし、引越し先の住所や住居によっては利用できない方法もあるため、そのとき時の状況に合った方法で引越しを行うと良いでしょう。

引越し手続き・解約新規・他社に乗り換えの3つの方法を順番に詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

@nifty光の引越し方法① 引越し手続き

@nifty光の引越し方法で、手間が少なくもっとも簡単な方法が、引越し手続きを行うことです。

引越し手続きは、専用のWEBフォームから申し込み可能で、少ない手間で今までと同じように引越し先でも@nifty光が利用できます。

引越し手続きを利用できる条件として、引越し先でも@nifty光が利用可能であることと、NTT東西エリア間の移動をしないことの2点があるため、この条件を満たさない場合は引越し手続きが行えません。

住居の引越しは光回線だけでなく、電気・水道・ガスなどの手続き、荷造り・部屋の原状回復などやることが多数あり忙しいため、@nifty光の引越し方法としてはもっとも手間が少ない引越し手続きがおすすめです。

万が一、引越し手続きが行えない場合は、後述する別の方法で引越しを行うと良いでしょう。

@nifty光の引越し方法② 解約新規

@nifty光の引越し方法の2つ目は解約新規です。

解約新規とはその名の通り、引越し元で契約している@nifty光を一度解約し、引越し先で新たに@nifty光に新規申し込みをして契約することを指します。

解約新規は、新規申し込み特典を受けられるメリットがある反面、解約手続きや機器の返却、新規申し込みなどそれなりに手間がかかります。

また、引越しに伴い複数年契約を途中解約すると、解約違約金や工事費の残債を請求される点も注意ポイントです。@nifty光では解約金を補填するキャンペーンなどはないため、新規申し込み特典のキャッシュバックがこれらの費用と相殺されてしまうこともあるでしょう。

@nifty光の引越し方法③ 他社に乗り換え

引越し先で@nifty光が利用できない場合や、@nifty光にこだわりがない場合は、引越しのタイミングで他社の光回線に乗り換えるのも一つの手段です。

他社光回線で実施している乗り換えキャンペーンを利用すれば、@nifty光の解約費用を還元してもらえるため、実質無料で乗り換えられるほか、キャッシュバックキャンペーンなどの特典も利用できるメリットがあります。

他社乗り換えのデメリットは、@nifty光で利用していたオプションサービスなどが利用できなくなることくらいなので、@nifty光にこだわりがある方以外にとってはそれほど大きなデメリットにもなりません。

手間の少なさを重視するなら引越し手続きがおすすめですが、多少手間がかかってもお得に引越したい方には他社への乗り換えが一番おすすめです。

＠nifty光の引越し手続き手順と完了までの流れ

今現在契約している@nifty光を引越し先でも同様に利用したい場合、WEBまたは電話で引越し手続きが必要になります。引越し手続きが完了するまでの流れは以下の通りです。

引越し手続きを行えば、解約費用や移転工事費用が無料になったり、ニフティーポイントがもらえるなどのお得な特典を受けられます。

続いては、引越し手続きの手順を一つずつ解説していきます。

引越し手続き手順① 引越し先がNTT東西エリア間を移動するか確認

まずは引越し手続きの前に、引越し先の住所がNTT東日本エリアと西日本エリア間を「移動する」のか「移動しない」のかの確認が必要です。NTT東西エリア間を移動するのかしないのかで以下のような違いがあります。

NTT東西エリア間を移動するのかしないのかによって、手続きの窓口や費用などが異なります。

NTT東日本と西日本のエリアは以下の通りです。

たとえば、北海道から宮城への引越しや、新潟から東京への引越しの場合は、NTT東日本エリア内での移動のため、費用をかけずに引越しが行えます。

一方で北海道から富山への引越しや、千葉から大阪への引越しの場合は、NTT東西エリア間を移動することになるため、引越しに費用がかかります。

NTT東西エリア間の移動の有無を確認できたら、いよいよ引越し手続きを行います。

引越し手続き手順② WEBまたは電話で引越し手続き

NTT東西エリア間での移動がないことを確認できたら、WEBフォームまたは電話にて引越し手続きを行います。なお、NTT東西エリア間を移動する引越しの場合は電話受付のみとなっています。

NTT東西エリア間を移動しない場合は、WEBと電話の好きな方で引越し手続きを行えますが、WEBで手続きするとニフティーポイントがもらえるため、WEBフォームから手続きした方がお得です。

電話での手続きは、混み合ってつながらない場合があるほか、ニフティーポイントがもらえません。

引越し手続き手順③ 撤去工事日の調整と撤去工事

引越し手続きが完了すると、登録メールアドレス「〇〇〇@nifty.com」宛に受付完了のメールが送付され、後日@nifty光受付センターから電話がかかってきます。

電話では以下の内容の確認が行われます。

なお、撤去工事費用や機器返却費用は一切かからないため、費用を気にせず安心して撤去工事を行ってください。撤去工事が不要な場合は、レンタル機器を返却するだけで完了となります。

引越し手続き手順④ 引越し先で開通工事

引越し先の住居に光回線の設備が整っている場合は、工事の立ち会いは不要ですが、設備が整っていない場合は、工事の立ち会いが必要です。

光ファイバーケーブルと光コンセントのどちらか一方でもない場合は、派遣工事となるため、工事への立ち会いが必要になります。

戸建住宅へ引越しする場合は派遣工事になるケースが多く、マンションへ引越しする場合は前の住人の設備が残っていることがあるため、無派遣工事になるケースが多いです。

引越し手続き手順⑤ 転居届を提出

転居届とは、引越し前の住所宛の郵便物等を引越し先の住所に1年間転送してくれる無料サービスです。@nifty光からの重要な書類などが、引越し前の住所に届いてしまうのを防ぐために、転居届を忘れずに郵便局で提出しましょう。

転居届のお申し込みはインターネットからでも可能ですが、ネットでの申し込みにはゆうびんIDが必要です。

【転居届の詳細】
郵便局公式サイト

＠nifty光の引越しで確認しておくべき注意点│NTT東西エリア間を移動する場合は費用がかかる

ここでは、@nifty光の引越しをする際に注意しておくべきポイントを解説します。

@nifty光の引越し手続きを行う際、NTT東西エリア間を「移動する」のか「移動しない」のかによって、申し込み窓口やかかる費用が異なると解説してきました。

NTT東西エリア間を移動しない場合は、とくに費用もかからず問題ありませんが、NTT東西エリア間を移動する場合にかかる費用についてより詳しく解説します。

NTT東西エリア間を移動する場合は費用がかかる

先述した通り、引越しによってNTT東西エリア間を移動する場合は、移転工事費がかかるほか、解約違約金がかかる場合があるので、引越し前後のエリアには注意が必要です。

NTT東西エリアをもう一度おさらいしておきましょう。

NTT東日本エリア内での引越しや西日本エリア内での引越しであれば、移転工事費も解約違約金もかかりませんが、NTT東西エリア間を移動する引越しの場合は、移転工事費と解約違約金がかかる場合があります。

移転工事費用は戸建てもマンションも同じ金額です。

派遣工事で土日に工事を実施する場合は、上記の金額プラス3,300円がかかります。

続いて、解約違約金についてですが、解約違約金は2022年2月22日に改正された電気通信事業法により、2022年7月1日以降の契約に関しては、各光回線の月額料金が上限と定められました。

上記の関係で、2022年6月30日以前に契約した方と2022年7月01日以降に契約した方では、解約違約金は大きく異なるため、契約したタイミングがいつ頃なのかは必ず確認しておきましょう。

法改正の前後で解約違約金が大きく異なっており、2022年7月1日以降の契約に関しては以前とは比べ物にならないほど金額が安くなっています。

＠nifty光の解約新規のメリットは申し込み特典が受けられること

＠nifty光の解約新規とは、引越し元の住居で契約している@nifty光を一度解約し、引越し先の新居で新たに@nifty光に新規申し込みすることを言います。

引越し手続きでは継続利用となるため新規申し込み特典は受け取れませんが、解約新規であれば新規申し込み特典として、キャッシュバックなどの特典を受けられるメリットがあります。

ただし、解約にともなう回線撤去工事費や解約違約金が発生することと、解約手続きと新規申し込みの2つの手続きを行わなければならないため、引越し手続きよりも手間がかかることも覚えておきましょう。

場合によっては解約にともなう出費が新規申し込み特典を上回ることもあり得ますので注意してくださいね。

＠nifty光の最新キャンペーンの詳細│公式特典と代理店特典は併用可能

＠nifty光の公式と代理店が実施しているキャンペーンは以下の通りです。

解約新規の場合は上記のキャンペーン対象になる可能性が高いでしょう。

@nifty光の場合、公式も代理店も実施しているキャンペーンの数は少ないですが、キャッシュバックと月額料金割引の特典を併用できるので、条件を満たしている場合はぜひキャンペーンを活用してください。

それぞれのキャンペーンの利用条件などの詳細は順番に解説していきます。

公式特典② 月額料金割引

@nifty光の公式で実施している月額料金割引の詳細は以下の通りです。

戸建てとマンションどちらにお住まいの場合でも、新規申し込みの場合は月額料金の1,100円割引が22ヶ月間続き、合計で24,200円の割引を受けられます。これは、開通工事費相当の割引に該当するため、実質的な開通工事費無料とも言えますね。

特典の適用条件は至ってシンプルで、3年プラン（N）に申し込み1年以内に開通することなので、3年契約に問題がない方は3年契約した方が金銭的にお得です。

公式特典② スマホセット割

@nifty光では、auまたはUQモバイルユーザーを対象にスマホ代の割引が受けられるようになっています。それぞれで適用できるキャンペーンが異なるので、順番に解説していきますね。

まずは、auユーザーが受けられるスマホセット割「auスマートバリュー」の詳細はこちら。

続いて、UQモバイルユーザーが受けられるスマホセット割「自宅セット割」の詳細について解説します。

いずれも、ネット契約だけでなくオプションの光電話（月額550円）の契約が必要です。

余計な出費に思えるかもしれませんが、一人あたり最大1,100円の割引が受けられる上、契約者の家族を含む最大10回線に割引が適用できるため、光電話を使用しない方でも加入して損のないオプションです。

auスマートバリューと自宅セット割は混在可能なため、家族内にauユーザーとUQモバイルユーザーの両方がいても、みんな対象になりますよ。それぞれ10回線ではなく、合わせて最大10回線までなので注意しましょう。

また、いずれも対象外プランがあります。対象外プラン契約中の方に割引を適用することはできません。

代理店特典① キャッシュバックキャンペーン

@nifty光に申し込む際、当記事では優良代理店として「NNコミュニケーションズ」をおすすめしています。

「NNコミュニケーションズ」から申し込んだ場合のキャッシュバックは以下の通りです。

オプションを付けない場合のキャッシュバック額は最大25,000円ですが、光電話も一緒に契約すると2,000円増額され、最大27,000円のキャッシュバックを受け取れます。

公式特典で紹介したスマホセット割を受ける場合は、光電話契約が必須のため、自ずと2,000円が増額されます。

＠nifty光の解約方法と流れ

＠nifty光を解約する際の手順は以下の通りです。

まずはカスタマーサポートデスクに電話をかけ、設備の撤去工事の有無や工事日について調整を行います。その後、撤去工事を実施しレンタル機器を返却して解約完了です。

カスタマーサポートデスクの電話番号は以下の通りです。

カスタマーサポートデスクの電話受付時間は午後6時までですが、解約に関する電話は午後5時までとなっているので注意してください。

また、基本的には@nifty光を解約するとオプションサービスも自動的に解約されますが、「常時安全セキュリティ24」は別途解除手続きが必要です。

常時安全セキュリティ24の専用ページはこちら

＠nifty光が引越し先で使用できない場合のおすすめの光回線

@nifty光が対応エリア外だった場合や、引越しのタイミングで他社光回線に乗り換えを検討している場合、以下の光回線に乗り換えるのがおすすめです。

おすすめの光回線は、通信速度や月額料金、キャッシュバックキャンペーンの充実度やスマホセット割などを考慮しているため、この中からご自身に合った光回線を選ぶと良いでしょう。

続いては、おすすめしている光回線を順番に解説していきます。

おすすめ光回線① auひかり

@nifty光からの乗り換えでおすすめの光回線1つ目はauひかりです。

※参照：みんなのネット回線速度（24年5月）

auひかりは独自回線を利用しているため、通信速度が非常に速く安定性にも優れているのが特徴です。戸建ての場合は利用できない地域もありますが、マンションの場合は建物自体にauひかりの設備が整っていれば全国どこにお住まいでも利用できます。

お住まいのマンション、もしくは引越し予定のマンションでauひかりが利用可能かどうかは、auひかりの提供エリア検索で確認可能です。auひかりが契約可能な場合は契約可能なプランが表示されます。

また、@nifty光からの乗り換えとして相性が良いのが、auユーザーとUQモバイルユーザーは引き続きスマホセット割が受けられること。特典の内容はまったく同じです。「乗り換えと同時にスマホ料金が高くなってしまった！」というのもよくあるトラブルですが、auひかりへの乗り換えであれば問題ありません。

auひかりは高額キャッシュバックを受け取れることでも有名で、当サイトでおすすめしているNNコミュニケーションズから申し込めば、最大77,000円のキャッシュバックが受けられますよ。

おすすめ光回線② ソフトバンク光

@nifty光からの乗り換えでおすすめの光回線2つ目はソフトバンク光です。

※参照：みんなのネット回線速度（24年5月）

ソフトバンク光は、＠nifty光と同様にNTTのフレッツ光回線を利用しているため、基本的には日本全国どこにお住まいでも利用できます。通信速度や安定性もフレッツ光と同じく高品質です。

ソフトバンク光の契約によってスマホセット割を受けられるのは、ソフトバンクとワイモバイルユーザーです。

今まで@nifty光でスマホセット割を受けられなかったソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーはもちろん、引っ越しを機にソフトバンクやワイモバイルへの乗り換えを検討している方にもピッタリです。

ソフトバンク光でスマホセット割を受けるには、対象オプションの契約が必要ですが、オプションの月額料金よりもスマホセット割の割引額の方が多いため、スマホセット割を希望する場合は安心してオプション契約をしてください。

ただし、ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」は割引対象外なので要注意です。

おすすめ光回線③ ドコモ光

@nifty光からの乗り換えでおすすめの光回線3つ目はドコモ光です。

※参照：みんなのネット回線速度（24年5月）

ドコモ光も、@nifty光やソフトバンク光と同様にNTTのフレッツ光回線を利用しているため、基本的にはお住いの地域に関係なく日本全国で利用できます。プロバイダを選んで契約でき、候補の中には@nifty光のプロバイダである『ニフティ』もあります。引き続きニフティを契約したい方はドコモ光がおすすめです。

また、ドコモユーザーがスマホセット割を受けられる唯一の光回線でもあります。

ドコモ光のスマホセット割は、新旧さまざまな料金プランが割引対象になっていますが、オンライン専用ブランドの「ahamo」は割引対象外となっています。

＠nifty光の引越しに関するよくある質問

ここでは、@nifty光の引越しに関するよくある質問をまとめました。

@nifty光では、「どこに問い合わせればサポートを受けられるのか」や「解約するにはどうすればいいのか」についての質問が多いため、サポートを受けるための具体的な問い合わせ先や、@nifty光を解約する方法について詳しく回答していきます。

＠nifty光のサポートの問い合わせはメールか電話

@nifty光でサポートを受けたい場合は、メールまたは電話で問い合わせできます。

電話で問い合わせをする場合は、@nifty光の契約前と契約後で問い合わせ窓口が異なります。契約後の窓口でサポートを受けるには「@nifty ID」が必要なため、事前に用意してから電話をかけるとオペレーターとの話しがスムーズに進みます。

＠nifty光は電話で解約できる

@nifty光を解約する場合は、カスタマーサービスデスクに電話をかけて行います。

カスタマーサポートデスク自体は午後6時まで受付をしていますが、解約に関する受付は午後5時までとなっているため、時間に余裕を持って電話をかけると良いでしょう。

電話では本人確認や設備の撤去工事日の調整が行われます。撤去工事が完了したあとは、レンタル機器を返却して解約が完了します。

＠nifty光の引越しについてのまとめ

@nifty光を引越しする方法は以下の3種類あります。

もっとも手間が少なく簡単なのは、「引越し手続き」を行って引越し先の住居でも@nifty光を利用することですが、思い切って他社に乗り換えて高額キャッシュバックを受け取るのも魅力的です。

いずれの方法にもメリットとデメリットがあるため、当記事を参考にご自身に合った方法で引越しを行うと良いでしょう。