楽天モバイルのeSIMとは?物理SIMとはどう違う?切り替えるメリットは?
物理SIMからeSIMに切り替えることができるか知りたい
楽天モバイルでは、eSIM契約が可能になっています。
物理SIMとeSIMの違いは、カードを自由に抜き差しできるものか、内蔵されているものという違いがあります。
今までの物理SIMからeSIM契約に切り替えると、どんなメリットがあるのかがよくわからないですよね。
内蔵されていたら自分で機種変更ができなくなるっていうこと?
と疑問に思う人もいると思います。
楽天モバイルをeSIMで契約すれば、それ以降eSIM対応機種に機種変更をするときはネット上の手続きのみで機種変更が完了して、とっても簡単に新しい機種を使うことができるようになりますよ。
デュアルSIM対応のiPhoneシリーズや、Google Pixelシリーズなどを楽天モバイルに持ち込んで使いたいという人も、eSIMで契約すれば契約してすぐに楽天モバイルが利用できるのもポイントです。
楽天モバイルに乗り換えを検討している人は、eSIMについて詳しく解説していきますので、契約前に参考にしてくださいね。
今月のキャンペーン
- 楽天モバイルeSIMのメリット
- 楽天モバイルのeSIMと物理SIMとの違い
- 楽天モバイルは物理SIMからeSIMに切り替えられる
- 楽天モバイルでeSIMを再発行する方法
- 楽天モバイルでeSIMの初期設定を行う手順
- 楽天モバイルで販売中のeSIM対応機種はこちら
- 楽天モバイルでeSIMが開通しない?準備中のまま開通できない?開通トラブル対処方
- 楽天モバイルのマイページで『出荷準備中』のまま開通できない時
- 楽天モバイルのeSIM使用予定の端末でQRコードが読み取れない時
- 楽天モバイルのeSIMプロファイルがダウンロードできない時
- 楽天モバイルのesimが開通しない時に見直すべきiPhoneの設定
- 楽天モバイルeSIMを利用するときの注意点
- 楽天モバイルeSIMまとめ
楽天モバイルeSIMのメリット
慣れ親しんできた物理SIMと比較すると、eSIMでは差し替えることがないため、少し違和感を感じる方がいるかもしれませんね。
しかし、eSIMはメリットがとても多くあり便利です。
例えば、普段からいくつもスマートフォンを持ち歩き使い分けている方は、荷物が減ったり、料金がお得になることもあります。
eSIMをうまく使いこなせば、スマートフォンの利便性がより向上します。
ここでは、楽天モバイルでeSIMを契約するメリットについてまとめました。
【楽天モバイルでeSIMを契約するメリット】
- eSIMなら楽天モバイル開通までの待ち時間が短い
- デュアルSIM対応機種なら2つの違う回線を1つのスマホで利用できる
- 2つの回線を使い分けることで月額料金が安くなる
eSIMなら楽天モバイル開通までの待ち時間が短い
物理SIMで楽天モバイルを利用する場合は、必ずSIMカードを差し込まないと楽天モバイルの通信サービスを利用することができません。
そのため、端末に差し込むSIMカードが手元に届くまでの間、使用開始を待つことになります。
対して、eSIMで契約した場合は、端末からインターネットへ接続しeSIMのデータをダウンロードするだけで開通(使用できるようになること)できます。
通常、端末へ挿入した物理SIMカードから読み取る契約情報を、SIMからではなくインターネット上からダウンロードして端末へ認識させる仕組みです。
結果的に、本体自体にSIM情報が書き込まれているので、SIMカードを差し込む手間がなくなり、開通までの時間が短くなりますね。
eSIM対応の機種さえ利用すれば、機種変更後もSIMカードの差し替えの手間はなく、ネット上で機種変更手続きを行うだけで新しい機種が利用可能です。
SIMカードはとても小さいので失くしてしまったり、差し込み方法を間違ったりするとかなり面倒ですよね。
eSIMは、端末へ直接契約情報をダウンロードするため、SIMカードを紛失するリスクも減ります。
さらに、開通までの時間も短縮できるので、とても利便性の高い最新の技術と言えるでしょう。
デュアルSIM対応機種なら2つの違う回線を1つのスマホで利用できる
スマホの機種によって、物理SIMとeSIMの両方が利用できる「デュアルSIM対応」のスマホも多数登場しています。
デュアルSIM対応機種なら、物理SIMとeSIMで2つの違う回線を1つのスマホで使い分けることが可能になります。
例えば、仕事用とプライベート用で電話番号を分けて使いたい人などがデュアルSIM対応機種を利用すれば、1台のスマホがあればその中で2つの電話番号を利用することができます。
回線切り替えも指でタップするだけでできますし、テザリングも通常時と同じように利用できますよ。
2つの回線を使い分けることで月額料金が安くなる
物理SIMとeSIMを同時に利用するときは、SIMカードが同じ会社じゃなくてもいいので、物理SIMはドコモなどのキャリアや格安スマホのワイモバイルなどで、eSIMは楽天モバイルなどで契約することも可能です。
自分の利用状況に合わせて2つのキャリアを組み合わせて利用することができるため、月額料金を安く抑えたいときや、電波状況などで使い分けて通信品質を保ちながら快適に利用することができます。
楽天モバイルのeSIMと物理SIMとの違い
物理SIM
SIMカードをスマホに挿入することで、スマホで楽天モバイルなどの通信サービスが利用できる
eSIM
スマホ自体にeSIMが内蔵されていて抜き差しすることはできない。
本体のeSIMにユーザーの情報などが入ったプロファイルをインストールすることでスマホに認識させることができる
SIMカードとは、スマホやタブレット、ガラケーなどに入っている小さなICカードのことです。
SIMカードには利用者の契約情報などが登録されていて、SIMカードをスマホに差し込むことで、そのスマホは契約者の契約内容で利用することができるようになっています。
物理SIMとeSIMの違いは、「カードが抜き差しできる」か「本体に内蔵されているか」の違いで、登録されている情報などに違いはありません。
従来のSIMカードにはいくつか種類がありますが、大きさは最大でも25mm程度なので非常に小さいカードです。
機種変更の時などに、このSIMカードを自分で差し替えて利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
このSIMカードが本体に内蔵されているものをeSIMと呼び、SIMカードのように自分で抜き差しすることができないようになっています。
楽天モバイルは物理SIMからeSIMに切り替えられる
はてな
楽天モバイルで物理SIMを契約していたけど、eSIMに切り替えはできるの?
楽天モバイルでは手数料3,300円がかかりますが、物理SIMからeSIMに切り替えることが可能です。
逆にeSIMから物理SIMへの切り替えも手数料を負担すればいつでもできます。
楽天モバイルで物理SIMからeSIMへの変更手続き方法
my楽天モバイルにアクセス
↓
契約プランを表示
↓
各種手続き
↓
SIMカード交換
↓
SIMカードの種類でその他を選び、eSIMを選択
↓
再発行
物理SIMからeSIMへの変更手続き方法は以上の流れになります。
my楽天モバイルにアクセスして、手順通りに進めていくだけで簡単にeSIMへの変更手続きは完了します。
手続きが完了するとその時点で物理SIMは利用できなくなっているので、変更手続きが完了したらeSIMの設定を行っていきます。
楽天モバイルでeSIMを再発行する方法
愛用している端末を、万が一紛失してしまった場合など、緊急でSIMの再発行が必要になることがありますよね。
そんな時は、eSIMも再発行することができます。
ただし、再発行の方法は、その時の状況により異なるため注意しましょう。
手続き方法を以下にまとめましたので、参考にしてくださいね。
状況 | 手続き方法 |
---|---|
利用中 | my楽天モバイルより手続き(アプリ・Web) ※詳細はこちら(楽天モバイル) |
盗難・紛失 | |
SIM間違えて申し込んだ | キャンセルまたは楽天モバイルへお問い合わせ ※詳細はこちら(楽天モバイル) |
利用中のSIMがeSIMの場合でも、再発行の方法は物理SIMと同様に、『my楽天モバイル』のアプリかWebからの手続きとなります。
手順の最後に、SIMタイプを選択する箇所があるので選択を間違えないよう注意しましょう。
eSIMの再発行手続き後は、楽天モバイルより『eSIMプロファイルダウンロードのお願い』のメールが届きます。
メール内容をよく確認し、プロファイルをダウンロードすることで利用再開できます。
楽天モバイルでeSIMの初期設定を行う手順
SIMの設定手順について解説していきます。
上記で解説した通りeSIMの発行手続きを行ったら、eSIMの設定を行っていきましょう。
端末にeSIMのプロファイルをインストール
まずは、端末にeSIMのプロファイルをインストールします。
my楽天モバイルにアクセス
↓
【申込番号#〇〇〇準備中】を選択
↓
【楽天回線の開通手続きを行う】を選択
↓
初期設定用のQRコードが表示される
↓
QRコードをeSIMで利用するスマホで読み込む
↓
【モバイル通信プランのインストール】と表示されたら続けるをタップ
↓
【モバイル通信プランを追加】をタップ
↓
通信回線を選択して続けるをタップ
↓
iMessage、Face Time、Apple IDで利用する回線を選ぶ
↓
モバイルデータ通信の切り替えの許可をONにする
↓
完了
手順に沿って設定を行ったらeSIMプロファイルのインストールは完了です。
この時点でデータ通信は行えるようになっていますが、音声通話はまだ利用できません。
音声通話の設定を行う
本体の設定を開く
↓
【モバイル通信】をタップ
↓
【楽天モバイルの回線】をタップ
↓
【音声通話とデータ】をタップし、【LTE、VoLTEオン】にチェックを入れる
以上でeSIMでの音声通話も利用可能になりました。
楽天モバイルで販売中のeSIM対応機種はこちら
引用:楽天モバイル
ここからは、楽天モバイルで販売中のeSIM対応機種について紹介します。
楽店モバイルオリジナル機種が、以前より増えたので選択肢がかなり広がりましたね。
【楽天オリジナル】
Rakuten Mini
Rakuten BIG
Rakuten Hand
Rakuten BIG s
Rakuten Hand 5G
【Android】
Xperia 10 III Lite
AQUOS sense4 lite
AQUOS zero6
AQUOS sense6
AQUOS wish
OPPO A73
OPPO Reno5 A
OPPO A55s 5G
Redmi Note 11 Pro 5G
OPPO Reno7 A
Xperia 10 IV
AQUOS sense6s
※引用:楽天モバイル
楽天モバイルで動作確認済みのeSIM・デュアルSIM対応iPhone
こちらでは、楽天モバイルで動作確認済みのeSIM・デュアルSIM対応iPhoneシリーズを紹介します。
【iPhoneシリーズ】
iPhone SE(第2世代)
iPhone12 mini
iPhone12
iPhone12 Pro
iPhone12 Prp Max
iPhone SE(第3世代)
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max
iPhone14
iPhone14 Plus
iPhone14 Pro
iPhone14 Pro Max
その他 iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降
※引用:楽天モバイル
なお、iPhoneで楽天モバイルの回線を使用するためには、iOS14.4以降へのアップデートとキャリア設定アップデートが必要です。
楽天モバイルのeSIMには、現在多くのiPhoneシリーズが対応しているので、他キャリアからの乗り換え時も問題なく使えますね。
楽天モバイルでeSIMが開通しない?準備中のまま開通できない?開通トラブル対処方
楽天モバイルのeSIMやデュアルSIM対応機種では、店舗へ出向くことなくオンラインで開通できることが最大のメリットです。
ただし、万が一eSIMが開通しないトラブル等が発生した場合、どのように対処したら良いのでしょうか。
ここからは、トラブルのケース毎にそれぞれの対処方法や確認してほしい設定を紹介します。
困ったときは是非、参考にしてみてくださいね。
楽天モバイルのマイページで『出荷準備中』のまま開通できない時
新規契約や機種変更などの際にオンラインで端末を注文すると、届くまでは楽しみで待ちきれない思いですよね。
楽天モバイルのマイページ『my 楽天モバイル』内で、出荷準備中のステータスのまま変わらない場合は以下の可能性が考えられます。
・本人確認書類に不備があり、再アップロードが必要な場合
・本人確認書類とお申し込み内容に差異があり、申し込み情報の修正が必要な場合
本人確認書類に不備などがある場合、申し込み時に登録しているメールアドレス宛に確認のメールが届くので、必ず確認しましょう。
また、確認期間は2週間となり期限を超過すると、申し込み自体がキャンセルになるので注意しておきたいところです。
お申込み時の『よくある不備について』が、楽天モバイル公式サイトに掲載されているので、こちらも確認しておくことをおすすめします。
楽天モバイルのeSIM使用予定の端末でQRコードが読み取れない時
楽天モバイルの開通手続きの際、初期設定用のQRコードを読み込んで開通手続きすることも可能です。
この、QRコードが使用端末で読み取れない場合の手続き方法について説明します。
Android端末のカメラアプリを使用してもQRコードが読み取れない場合は、『Googleレンズ』を起動しQRコードを読み取る方法があります。
以下の手順でQRコードの再読取りを試してみましょう。
なお、初期設定用QRコードは、事前に使用端末ではない別の端末(スマートフォン・タブレット・PCなど)で予め表示させておく必要があるので注意してくださいね。
<Google レンズ起動手順>
1. 「ホーム」ボタンを長押しし、Googleアシスタントを起動する
2. 画面下部に表示される「Google レンズ」アイコンをタップ
3. 「フォト ギャラリーを開く」ボタンをタップ
4. 「許可」をタップ
5. 「許可」をタップ
6. 「Google レンズ」が起動したら、QRコードにカメラをかざしてください
引用:楽天モバイル
楽天モバイルのeSIMプロファイルがダウンロードできない時
楽天モバイルのeSIMプロファイルのダウンロードが上手くいかない場合は、以下の点を確認してみましょう。
以下の点を確認しても解決しない場合は、楽天モバイルへ問い合わせてみることをおすすめします。
【eSIMプロファイルがダウンロードできない場合のチェックポイント】
- Wi-Fi接続の確認/OFF→ON
- SIMロック解除
- OSのアップデート(最新かどうか確認)
- 機内モードON→OFF
- 電源OFF→ON
- MNPの手続きが完了していない
→MNP手続きは受付の時間帯により完了するタイミングが異なります - APN構成プロファイルの削除(MNPの場合)
楽天モバイルのesimが開通しない時に見直すべきiPhoneの設定
ここでは、iPhoneを利用し楽天モバイルの開通ができない場合の確認すべき設定について紹介します。
開通ができない場合は、まずは以下の設定を確認してみましょう。
【iPhoneでesimが開通しない場合のチェックポイント】
- OSのアップデート(最新かどうか)
- SIMロック解除
- 他社で利用していたプロファイル(APN)の削除
- キャリア設定アップデート
- コントロールセンターのステータスバーに通信事業者名が表示されているかどうか
→表示されない場合は、機内モードOFF→ON実行し再度確認
iPhoneのコントロールセンターは、画面の右上隅から下にスワイプすると開きます。
開通がうまくいかない時は、是非確認してみてください。
万が一、設定を確認しても改善されない場合は楽天モバイルへ直接問い合わせてみてくださいね。
楽天モバイルeSIMを利用するときの注意点
eSIM対応機種以外の端末が利用できない
物理SIMからeSIMに切り替えると、切り替えと同時に物理SIMは利用できなくなります。
したがって、eSIMに対応していない機種に回線を切り替えて利用することができなくなるため、限られた機種でしか利用することができなくなります。
機種変更する機種がeSIM対応でなければ、もう一度物理SIMを再発行することになるため、再発行手数料として3,300円がかかってしまうので、次回以降の機種変更する機種がeSIM対応かそうでないかをしっかりと確認しなくてはなりません。
スマホの調子が悪いときなど、物理SIMなら自分で自由にSIMカードを差し替えてほかのスマホで代替え利用することもできましたが、そういうことができなくなるのも注意です。
eSIM設定時にWi-Fi接続が必要
eSIMでプロファイルをインストールするとき、Wi-Fi接続が必要になります。
デュアルSIM対応なら別のSIMカードを差しておけばその通信サービスでプロファイルのインストールは可能になっていますが、消費するデータ容量が大きいのでデータ容量が足りなくなる可能性もあるので注意してくださいね。
楽天モバイルeSIMまとめ
eSIMについてのまとめ
- SIMカードの差し替えが不要になるため、機種変更の手続きがオンラインで完結する
- デュアルSIM対応機種なら2つの回線を1台で使える
- 利用状況に応じて2つの会社のプランを使い分けできる
- 物理SIMからeSIMへの切り替えは可能
楽天モバイルのeSIMのメリットや、物理SIMとの違い、楽天モバイルでは物理SIMからeSIMに切り替えることができるのかということについて詳しく解説していきました。
eSIM対応機種を楽天モバイルで利用するなら、SIMカードの到着を待つことなくすぐに楽天モバイルで通信サービスを利用することができます。
今後、eSIM対応機種はどんどん増えていくことが予想されているので、eSIMに切り替えておけばオンライン上で機種変更が完結でき、これからの機種変更手続きがぐっと楽になりますよ。
iPhoneを楽天モバイルで利用することを検討している人は、ぜひeSIMで契約してみてくださいね。