格安SIMを契約したいけれど、「クレジットカードがなくて申し込めない」と諦めていませんか?
近年では、デビットカードや口座振替に対応した格安SIMも増えてきており、自分に合ったサービスを選べます。
この記事では、デビットカードや口座振替に対応している格安SIMの一覧や支払い方法、料金プランなどを詳しく紹介しています。使い方やライフスタイルに合った格安SIMを選ぶための情報が充実しています。
そのほかにも、デビットカード払いや口座振替のメリット・デメリット、注意点についても解説しています。
5月5日時点の情報です。
*最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
この記事を読めば、支払い方法に不安がある方でも安心して自分に合った格安SIMを選べるようになります。ぜひ最後までチェックしてみてください。
デビットカードが使える格安SIM | 支払い方法 |
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楽天ポイントを毎月の支払いに利用できる!
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VISAやJCBブランドのデビットカードに対応
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PayPay残高やポイントを利用料金に充てられる!
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dポイントを毎月の料金に充当できる!
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| PayPayポイントを翌月の請求へ充当できる!
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*最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
デビットカードで契約できる格安SIM一覧
5月5日時点の情報です。
*最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
格安SIMでは、支払い方法がクレジットカードに限られている場合が多く、デビットカードに対応している会社は限られています。
ここでは、デビットカードや口座振替でも契約できる格安SIMを紹介します。
それぞれのサービスで特徴や料金プランが異なるため、自分に合った格安SIMを選んでいきましょう。
楽天モバイル|人気の無制限プランとデビットカード・口座振替に対応
楽天モバイルは、デビットカードや口座振替、クレジットカード払いに対応しています。貯まった楽天ポイントを料金の支払いに充てることもできるため、楽天経済圏の方にとってはうれしいポイントです。
- デビットカード(楽天銀行デビットカード・他社発行の一部のデビットカード)
- クレジットカード(VISA・Master・JCB・American Express・Diners Club)
- 口座振替(楽天銀行や都市銀行、地方銀行など幅広く対応)
- 楽天ポイント(クレジットカードまたはデビットカード支払時のみ利用可能)
楽天銀行以外のデビットカードは、カード会社によっては使えない場合もあります。事前に発行元へ確認しておくと安心です。
また、楽天モバイルでは、「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」にて申し込みした場合、楽天カードのみ支払いが可能なため、気を付けましょう。
楽天モバイルの基本情報
楽天モバイルの料金プランは段階制で、20GBを超えると無制限でデータが使い放題です。
楽天モバイル | ~3GB | 3GB超え~20GB | 20GB超え~無制限 |
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月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
通話料 | 22円/30秒 | ||
通話オプション | 15分(標準)通話かけ放題:1,100円 ※Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話・SMS無料 |
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年齢別の割引プログラムにて、さらにお得に利用可能です。
- 最強家族プログラム:毎月110円割引
- 最強シニアプログラム:毎月最大1,210ポイント還元
- 最強青春プログラム:12歳~22歳までは毎月110円割引
- 最強こどもプログラム:12歳以下を対象に毎月最大440円割引(3GB超過後は110円割引)
毎月のデータ使用量に波がある方や、無制限でお得にネットを使いたい方にぴったりです。楽天ポイントを活用して通信費を抑えたい方にもおすすめできます。
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mineo|ジャパンネット銀行のデビットカードも状況により対応
mineoは、クレジットカードだけでなく、一部のデビットカードや口座振替にも対応しており、支払い方法の選択肢が多い格安SIMです。
- デビットカード(一部対応)
- クレジットカード
- eo光と同じ支払い方法(クレジットカード・口座振替)
mineoでは、コミュニティサイト「マイネ王」上で、ジャパンネット銀行のデビットカードが利用できたという声が投稿されています。他にもVISAやJCBなどのブランドで利用できたという声もありますが、申し込み時に試してみないと確実ではありません。
また、mineoは関西電力グループが提供する光回線「eo光」との連携により、支払い方法をそろえることが可能です。そのため、eo光を利用中の方は口座振替も選びやすくなっています。
格安SIMの中では支払い方法が多く、クレジットカードを持っていない方でも契約しやすいサービスといえるでしょう。
mineoの基本情報
mineoでは、データ容量で選ぶ「マイピタ」と、通信速度で選ぶ「マイそく」という2つの料金プランが用意されています。
まずはマイピタから見ていきましょう。大容量の50GBプランが登場し、現在は割引キャンペーンを実施中です。
データ容量 | 月額料金(デュアルタイプ) |
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1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
50GB | 2,948円 ※6月3日まで最大6ヶ月間月額1,760円キャンペーン実施中 |
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続いて、マイそくは通信速度から選べる料金プランです。平日の12時台は最大32kbpsに制限されるものの、それ以外はデータ使い放題でネットをたくさん使いたい方におすすめです。
また、新たに登場した「マイそくプレミアム」は、最大5Mbpsの速度で利用できるプランです。キャンペーン期間中は最大6ヶ月間、月額990円で利用可能となっています。
通信速度 | 月額料金(デュアルタイプ) |
---|---|
プレミアム(最大5Mbps) | 1,298円 |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 1,518円 |
ライト(最大300kbps) | 1,958円 |
スーパーライト(最大32kbps) | 2,178円 |
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mineoは支払い方法が豊富で、料金プランも選びやすいため、通信費を抑えたい方やクレジットカードを使わずに契約したい方にもぴったりです。
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UQモバイル|安定したサービスとデビットカード・口座振替に対応
UQモバイルは、デビットカードや口座振替、クレジットカード払いに対応している格安SIMです。安定したau回線が使えるため、通信品質にこだわりたい方にもおすすめできるサービスです。
- デビットカード(VISAデビットカード・JCBデビットカード・JCBプリペイドカード)
- クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・American Express)
- 口座振替(都市銀行や地方銀行など幅広く対応)
UQモバイルでは、VISAやJCBブランドのデビットカードに対応しています。発行会社によっては利用できない場合もありますので、事前にカード会社へ確認しておくと安心です。
また、UQモバイルは都市銀行や地方銀行など、幅広い金融機関からの口座振替にも対応しています。クレジットカードを持っていない方でも、支払い方法を選びやすい点が魅力です。
UQモバイルの基本情報
UQモバイルの料金プランは、ミニミニプラン・トクトクプラン・コミコミプラン+の3種類から選択できます。
UQモバイル | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ |
データ容量 | 4GB | 15GB | 33GB |
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基本料金(月額) | 2,365円(税込) | 15GB:3,465円(税込) 1GB以下:2,277円(税込) | 3,278円(税込) |
通話料 | 22円(税込)/30秒 | ||
通話オプション |
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※「コミコミプラン+ データ10%増量特典」により、月間データ容量を10%増量(+3GB)の特典が適用。
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コミコミプラン+は特典により33GB使え、10分以内の国内通話も基本料金に含まれているため、データ通信も通話も多く使いたい方におすすめです。
ミニミニプランとトクトクプランは、「自宅セット割」や「家族セット割」を併用すれば、さらに毎月の料金を抑えられます。
- 自宅セット割:最大1,100円(税込)割引
- 家族セット割:550円(税込)割引
※コミコミプラン+は適用対象外です。
1人で使う場合は、データ量と通話が充実したコミコミプラン+が使いやすいでしょう。
家族や自宅のインターネット契約と合わせて割引を受けたい場合は、ミニミニプランやトクトクプランを選ぶのがおすすめです。
auの安定した通信回線をリーズナブルに使いたい方に、UQモバイルはおすすめな格安SIMです。
LINEMO|ソフトバンクのサブブランドでデビットカード・口座振替に対応
LINEMOの支払い方法は、デビットカード・クレジットカード・口座振替が可能です。
- デビットカード(VISA・Master・JCBのマークがついているデビットカード)
- クレジットカード(VISA・Master・JCB・American Express・Diners Club)
- 口座振替(都市銀行や地方銀行など幅広く対応)
デビットカード支払いに対応していますが、J-Debitは利用できないため注意しましょう。引き落としタイミングの目安は、毎月8日~11日頃です。
また、PayPayアプリをLINEMOと連携しておけば、PayPay残高を翌月の請求へ充当できます。たとえば、11月にPayPay残高利用の手続きをすると、12月請求分に充当されます。
LINEMOは支払い方法の選択肢が多く、PayPay残高の充当など支払い方法が柔軟な点が魅力的です。
LINEMOの基本情報
料金プランは、ベストプランとベストプランVの2種類から選べます。セット割引などはなく、低料金で提供されているため、非常にシンプルです。
LINEMO | ベストプラン | ベストプランV |
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データ容量 | 3GB~10GB | 30GB |
月額料金 |
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通話料 |
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通話オプション |
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データ容量を超えても通信は可能ですが、速度制限がかかる点に注意しましょう。ベストプランは15GB超、ベストプランVは45GB超で128kbpsになります。
通話オプションは、契約から7ヶ月間キャンペーンが適用され550円割引されます。
支払い方法の選択肢が豊富で、料金もシンプルなLINEMOは、幅広いニーズに応えられる格安SIMです。
LINEMOの公式サイトから詳細を確認
ahamo|シンプルな料金プランとデビットカード・口座振替に対応
ahamoの支払い方法は、デビットカード・クレジットカード・口座振替に対応しています。クレジットカード払いは対応ブランドが多く、利用しやすいでしょう。
- デビットカード(一部のデビットカード)
- クレジットカード(dカード・VISA・Master・JCB・American Expressなど)
- 口座振替(都市銀行や地方銀行など幅広く対応)
ahamoでは一部のデビットカードに対応しています。利用できるかどうかは、発行元の会社に確認しておくと安心です。請求情報が開示される前に口座から引き落とされる場合があるため、注意しましょう。
また、dポイントを毎月の料金支払いに充当できるため、ポイントの使い道に困っている方にもおすすめです。
ahamoの基本情報
ahamoの料金プランは30GBのワンプランで、シンプルに選びやすくなっています。ahamo大盛りオプションを利用すれば、1,980円で80GB増量でき、最大110GBまで使えます。ただし、翌月にデータ容量のくりこしができないため、気を付けましょう。
ahamo基本情報 | |
データ容量 | 30GB |
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月額料金 | 2,970円 |
データ容量追加オプション |
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通話料 | 国内通話5分無料 ※5分超過後22円/30秒 |
通話オプション | かけ放題オプション:1,100円 |
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基本料金に5分間の国内通話無料が含まれているため、電話をよく使う方も安心して利用できます。
さらに、海外利用時には手続き不要で最大2週間データ通信が使えるため、海外旅行や出張が多い方にもぴったりです。
時々大容量データを使いたい方や海外渡航が多い方にも、ahamoは使い勝手がよくおすすめです。
日本通信SIM|業界最安級のプランと一部のデビットカードに対応
日本通信SIMは業界最安級の格安SIMで、毎月の通信費を安く抑えたい方におすすめです。
- デビットカード(一部のVISA・Mastercard・JCBのマークがあるもののみ利用可能)
- クレジットカード(VISA・Master・JCB・American Express・Diners Club)
毎月の支払いに利用できるデビットカードは限られているため、使えない場合はクレジットカード払いを検討してみましょう。
日本通信SIMの基本情報
料金プランは、シンプル290・みんなのプラン・50GBプランから選べます。みんなのプランと50GBプランには、国内無料通話オプションが基本料金に含まれています。
日本通信SIM | シンプル290 | みんなのプラン | 50GBプラン |
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データ容量 | 1GB | 20GB | 50GB |
月額料金 | 290円 | 1,390円 | 2,178円 |
通話料 | 11円/30秒 | 国内無料通話以下の2つから選択
※超過分は11円/30秒 | |
通話オプション |
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国内通話については、5分以内なら無料になる「5分かけ放題」と、月に70分まで無料で使える「月70分無料」から選べます。どちらも超過後は30秒あたり11円の通話料がかかるので、通話の使い方に合わせて選びましょう。
スマホ代を節約したい方には非常に魅力的ですが、混雑時には通信が不安定になることもあるため、利用シーンに応じて検討するとよいでしょう。
ワイモバイル|デビットカード支払い可能で端末購入にもおすすめ
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドにあたり、契約と同時に端末購入を検討している方におすすめです。
ワイモバイルの支払い方法は、デビットカード・クレジットカード・口座振替に対応しています。
- デビットカード(VISA・Master・JCBのマークがついているデビットカード)
- クレジットカード(VISA・Master・JCB・American Express・Diners Club)
- 口座振替(都市銀行や地方銀行など幅広く対応)
また、スマホ代をPayPay残高やポイントで支払えるため、PayPayユーザーにも便利です。
ワイモバイルの基本情報
料金プランは、シンプル2 S・M・Lの3種類から選べます。シンプル2 Lは10分かけ放題が基本料金に含まれており、電話をよく使う方にもおすすめです。
ワイモバイル | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ容量 | 4GB | 30GB | 35GB |
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基本料金(月額) | 2,365円 | 20GB:4,015円 1GB以下:2,937円 | 5,115円 |
通話料 | 22円/30秒 |
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通話オプション |
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ワイモバイルでは、おうち割(最大1,650円引)や家族割引サービス(2回線目以降1,100円引)を活用することで、毎月の料金を安く抑えられます。
- おうち割:最大1,650円割引
- 家族割引サービス:2回線目以降1,100円割引
データ容量の繰り越しにも対応しているため、無駄なく使い続けられる点も魅力です。ワイモバイルは、安定した通信とお得なセット割を両立したい方にぴったりの格安SIMです。
ワイモバイルの公式サイト|https://www.ymobile.jp/storeでご確認ください。
ロケットモバイル|好評の低速無制限プランにデビットカード対応
ロケットモバイルの支払い方法は、デビットカード・クレジットカード・ペイデイに対応しています。
- デビットカード(利用できるかはカード会社によります)
- クレジットカード
- ペイデイ
ペイデイは、携帯電話番号とメールアドレスを登録するだけで利用できる後払いサービスです。クレジットカードなしでも支払いができ、支払い日になると登録口座から自動で引き落とされます。学生やクレカを持たない方にも人気のある支払い方法です。
ロケットモバイルの基本情報
ロケットモバイルの料金プランは、au・ソフトバンク・ドコモ回線から選べます。
神プランは200kbpsでネットが使い放題でコスパが良いと人気です。ただし、高速通信ではないため、電話の受信専用やテキスト中心の利用に向いています。ネット閲覧や動画視聴には不向きなため、利用シーンを選んで使うのがおすすめです。
回線 | au | ソフトバンク | ドコモ |
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神プラン (200kbps) | 490円 | 627円 | 490円 |
1GB | 765円 | 1,099円 | 765円 |
2GB | – | – | 850円 |
3GB | 985円 | – | 924円 |
5GB | 1,430円 | – | 1,430円 |
7GB | 1,980円 | – | 1,980円 |
20GB | 4,400円 | 4,400円 | 4,400円 |
オリジナル | – |
| – |
通話料 | 22円/30秒 | ||
通話オプション |
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※楽天回線はデータのみのため、記載していません。
5月5日時点の情報です。
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データ通信量を抑えつつ、できるだけ安くスマホを持ちたい方にぴったりの格安SIMです。使い方を工夫すれば、月額500円台でもスマホを持てる手軽さも大きな魅力のひとつです。
デビットカードで格安SIMを契約するメリット
格安SIMの契約では、クレジットカードが必須とされることが多いですが、デビットカードが使えるとより手軽に契約ができます。
特にクレジットカードを持っていない方や、家計管理を重視したい方にとって、デビットカード払いには大きなメリットがあります。
ここでは、デビットカードで格安SIMを契約する主なメリットを紹介します。
審査不要で15歳以上なら申し込みやすい
デビットカードは、以下の理由から申し込みがしやすいです。
- 15歳以上(中学生を除く)なら発行可能
- クレジットカードのような厳しい審査がない
- 学生や新社会人でもかんたんに作れる
格安SIMの契約時も、クレジットカードなしでスムーズに申し込めます。スマホをはじめて契約する方にも、負担が少ない選択肢といえるでしょう。
使い過ぎを防げて支出管理もしやすい
デビットカードは、支払いと同時に銀行口座から即時引き落とされます。
- 口座残高以上の支払いができないため、使いすぎを防止できる
- 決済後すぐに利用履歴を確認できる
- その場で支払い完了するため、あとから高額請求に驚く心配がない
毎月の通信費や生活費を管理したい方にとって、安心して使える支払い方法です。
即時決済で引き落としがわかりやすい
デビットカードなら、支払いと同時に引き落としが完了する点が魅力です。
- 支払ったタイミングで口座残高に反映される
- 支払い日と金額をすぐに確認できる
- 請求日を気にする必要がないため、家計管理がシンプルになる
格安SIMの利用料金も毎月即時決済されるため、無理のないお金の管理がしやすくなります。
デビットカード支払いの注意点とデメリット
デビットカードは格安SIMの支払いにも使えて便利ですが、クレジットカードとは異なる注意点もあります。
ここでは、利用前に押さえておきたいデメリットを整理して紹介します。
利用できる会社が限られ対応していないデビットカードもある
デビットカードは、すべての格安SIMで利用できるわけではないため、事前の確認が必要です。
- 一部の格安SIMではデビットカードが非対応
- VISAやMastercardのマークがあっても利用できないことがある
- 同じ格安SIMでもカードの発行会社によって可否が異なる
事前に公式サイトやサポートへ確認しておくと、スムーズに契約できるでしょう。
端末代の分割払いに対応していない場合が多い
デビットカード払いでは、端末代金の分割払いができない場合があります。
- 多くの格安SIMでは、端末購入にクレジットカードを推奨
- デビットカードは一括払いのみ対応というケースが多い
- 分割を希望するならクレジットカードが必要
一部の格安SIMやキャリアでは、口座振替なら分割支払いに対応していますので、検討してみてください。
新しいスマホを分割で購入したい方は、支払い方法を事前に確認しておきましょう。
支払い予定より早く引き落とされることがある
デビットカードは、クレジットカードと違って支払いが即時反映されます。
- 利用明細に反映される前に引き落としがかかることがある
- 予定していた引き落とし日より前に残高が減ることがある
- 引き落としタイミングはカード会社や契約先によって異なる
即時決済のため、タイミングによっては引き落としが集中することもあるかもしれません。口座残高に余裕を持っておくと、引き落としトラブルを防げるでしょう。
口座振替対応の格安SIM一覧
クレジットカードを持っていない方でも安心して利用できるよう、口座振替に対応している格安SIMも増えています。
それぞれのサービスで、対応している支払い方法やプランの特徴が異なるため、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
BIGLOBEモバイル|エンタメフリーでデータ容量を抑えつつ口座振替に対応
BIGLOBEモバイルの支払い方法は、口座振替またはクレジットカードが利用可能です。
- 口座振替
- クレジットカード
口座振替の支払い日は、翌々月の25日または末日が引き落とし日です。たとえば、5月利用分の支払いは7月に口座から引き落としされます。振込手数料が1回あたり220円発生しますので、気を付けましょう。
クレジットカード払いの場合、振込手数料は発生しません。
少しでもスマホ代を抑えるなら、手数料が発生しないクレジットカード払いがおすすめです。状況によっては口座振替のほうがいい方もいるかと思いますので、自分に合うほうを選んでください。
BIGLOBEモバイルの基本情報
BIGLOBEモバイルの料金プランは、データ容量に応じて細かく選べる点が特徴です。
音声通話SIMのほか、データ専用SIMやシェアSIMオプションも用意されており、利用スタイルに応じて柔軟にプランを組むことができます。
また、特定の動画・音楽サービスの通信量がカウントされない「エンタメフリー・オプション」も人気です。対象アプリをよく使う方なら、データ使用量を気にせず楽しめるでしょう。
以下は、BIGLOBEモバイルの主なプラン内容です。
BIGLOBEモバイルの基本情報 | |
月額料金 |
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通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション | 「BIGLOBEでんわ」アプリからの通話料
※BIGLOBEでんわアプリからの発信時 |
5月1日時点の情報です。
*最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
プランごとの価格帯が幅広く設定されており、ライトユーザーから大容量を必要とするユーザーまで対応可能です。データ繰り越しやエンタメフリーなど、総合的にコストパフォーマンスの高い格安SIMといえるでしょう。
J:COMモバイル|光回線とセットで毎月の利用料金がお得
J:COMモバイルの支払い方法は、クレジットカードと口座振替に対応しています。
- クレジットカード
- 口座振替(J:COMサービス契約者のみ)
口座振替は、J:COMのテレビ・ネットなど他のサービスを利用している方限定です。初めてJ:COMを契約する方は、まずクレジットカードで支払い登録し、その後に口座振替へ変更することも可能です。
J:COMモバイルの基本情報
J:COMモバイルは、J:COMの光回線やテレビサービスとセットで利用することで、データ容量が増量される点が大きな特徴です。
1GBの契約でもセット割で5GBに増量されるなど、実質的なデータ容量がお得になる仕組みが整っています。余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、やりくりもしやすいのが魅力です。また、通話オプションも5分かけ放題と60分かけ放題から選べるため、通話頻度に応じて柔軟にプランを組めます。
以下は、J:COMモバイルの主なプラン内容です。
J:COMモバイルの基本情報 | |
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月額料金 ※J:COMサービスとセットでデータ容量増額 |
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通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション |
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5月1日時点の情報です。
*最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
セット利用によるデータ増量や、柔軟な通話オプションの組み合わせが魅力のJ:COMモバイル。光回線との一括契約を検討している方にとって、コストパフォーマンスの高い格安SIMです。
povo|口座振替も一部対応し基本料金0円でサブ回線にもおすすめ
povoの支払い方法は、クレジットカードとペイデイに対応しています。ペイデイは審査がありますが、口座振替の設定にできるため、クレジットカードを持っていない方でも安心して利用可能です。
- クレジットカード
- ペイデイ(Paidy)
※口座引き落とし可能
povoの契約完了後は、ギガチャージカードでデータ容量をチャージできます。ギガチャージカードとは、ローソンや家電量販店などで現金で購入して利用できるプリペイド式カードです。電子マネーやクレジットカードでは購入できないため、現金で支払いたい方にもおすすめです。
povoの基本情報
povoは、基本料金が0円で、必要なときにだけデータや通話などの「トッピング」を購入する仕組みが特徴のオンライン専用プランです。
利用頻度に応じてプランを調整できるため、サブ回線としても活用しやすく、ペイデイ(Paidy)経由の口座振替や、ギガチャージカードでの現金支払いにも対応しています。クレジットカードがない方にも使いやすい点が魅力です。
また、24時間使い放題や長期利用に適した大容量データプランなど、トッピングの選択肢が豊富で、使い方によっては高いコストパフォーマンスも期待できます。
以下は、povoの基本情報と主なトッピングの内容です。
povoの基本料金・トッピング | |
基本料金 | 0円 |
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データトッピング (抜粋) | データ使い放題
データ追加
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通話トッピング |
|
5月1日時点の情報です。
*最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
povoは、使用頻度やライフスタイルに合わせて柔軟に使えるのが大きな強みです。メイン回線としても、月額0円のサブ回線としても使いやすく、必要なときに必要な分だけ課金したい方にぴったりです。
格安SIMを口座振替で契約するメリットと注意点
格安SIMの契約では、通常クレジットカード払いが主流ですが、口座振替に対応しているサービスも増えています。
クレジットカードを持っていない方や、支出管理をわかりやすくしたい方にとって、口座振替は魅力的な支払い方法です。
口座振替を利用するメリットと注意点について整理して紹介します。
未成年でもクレジットカード不要で利用できる
口座振替であれば、クレジットカードを持っていない未成年の方でも格安SIMを契約しやすくなります。
通常、クレジットカードは18歳以上(高校生を除く)でなければ作れませんが、銀行口座は15歳以上(中学生を除く)で開設できるため、アルバイトを始めたばかりの高校生でも自分で支払いが可能です。
口座振替の主なメリットは、以下のとおりです。
口座振替のメリット
- 15歳以上なら銀行口座を開設できる
- 保護者の同意があればスムーズに契約できる
- 学生や新社会人でも負担なく利用できる
クレジットカード不要で申し込める口座振替は、幅広い世代で利用できる選択肢と言えるでしょう。
引き落とし明細が毎月明確に残る
口座振替を利用すると、毎月の支払い履歴が通帳やネットバンキング上に自動で記録されます。支払った金額や日付が明確に残るため、家計簿代わりにもなり、出費の管理がしやすくなります。
口座振替によって得られる主なメリットをまとめると、以下のとおりです。
口座振替のメリット
- 毎月の引き落とし金額が通帳に記録される
- ネットバンキングでいつでも確認できる
- 通信費の管理がしやすくなる
支払い履歴が自動で残るので、サブスクやスマホ料金を一括で管理したい方にもぴったりです。
口座振替手数料がかかることがある
一方で、口座振替を利用する場合、手数料が発生するケースがある点には注意が必要です。毎月数百円程度かかることもあり、通信費を抑えたい方にとっては思わぬ出費になってしまうかもしれません。
口座振替の注意点
- 毎月の振替に数百円の手数料がかかる場合がある
- 手数料込みで月額料金が高くなる可能性がある
- 振替日が月末に近いと残高不足に注意が必要
手数料の有無や振替スケジュールを事前にチェックして、安心して契約できるようにしておきましょう。
コンビニ払いができる格安SIMは基本的にない
格安SIMや大手キャリアでは、通常、コンビニ払いに対応していないのが一般的です。基本的には、クレジットカード払いや口座振替での契約が求められます。
契約初月などに限り、口座振替設定が間に合わず、一時的にコンビニ払いとなるケースもありますが、あくまで例外です。また、コンビニ払いができたというケースでは、以下のような特別な事情が考えられます。
- 契約年数が長いユーザーの場合
- 口座振替が無効になり、再設定していない場合
- 料金滞納後、特別対応として請求書払いが案内された場合
さらに、コンビニ払いでは数百円程度の手数料が発生することも多いため、毎月の支払いコストが上がる点にも注意が必要です。
そのため、基本的にはコンビニ払い不可と認識し、事前に支払い方法を確認しておくと安心でしょう。
格安スマホはデビットカードで分割購入できない
格安スマホを購入する際、デビットカードでは分割払いに対応していない場合がほとんどです。ビットカードは、支払いと同時に口座から即時引き落としが行われる仕組みのため、分割払いに対応できません。
スマホ本体を分割で購入したい場合は、基本的にクレジットカード払いが必要になります。以下に、分割払いに関するポイントを整理しました。
- デビットカードは即時決済のため、分割払いに対応できない
- スマホ端末の分割払いはクレジットカードが基本
- 大手キャリアや一部格安SIMでは、口座振替でも分割払いが可能な場合がある
クレジットカードを持っていない場合でも、口座振替による端末代の分割払いに対応しているサービスもあります。ただし、対応している事業者は限られているため、事前の確認が必要です。
分割払いを希望する場合は、支払い方法を事前に確認し、必要であればクレジットカードの準備を検討するのがおすすめです。
格安SIMのデビットカード支払いに関する質問
デビットカード支払いに関しては、格安SIM選びや支払い方法についてさまざまな疑問が出てくるかもしれません。
ここでは、よくある質問をまとめて解説します。
HISモバイルやNUROモバイルでデビットカードは使える?|クレジットカードのみ対応
HISモバイルやNUROモバイルでは、デビットカード支払いには基本的に対応していません。どちらのサービスも、契約時の支払い方法として指定できるのはクレジットカードのみとなっています。
デビットカードは利用不可のため、申し込みを検討している場合は、事前にクレジットカードを用意しておきましょう。
なお、デビットカード番号を登録できた場合でも、後から利用停止になるケースがあるため注意が必要です。
ソフトバンクの携帯料金はデビットカードで支払える?|一部のデビットカードで支払い可能
ソフトバンクの携帯料金は、すべてのデビットカードが使えるわけではありませんが、一部のVISAデビットやJCBデビットであれば支払いが可能です。
ただし、利用可否はカード発行会社やブランドによって異なります。
- VISAデビットやJCBデビットの一部で利用可能
- J-Debitは利用不可
- 利用可否は発行会社によるため事前確認がおすすめ
心配な場合は、ソフトバンク公式サイトやサポートに確認しておくと安心です。
審査なしで口座振替の格安SIMはある?|誰でもスマホやだれでもモバイルなどが対象
審査なしで契約できる格安SIMも一部存在します。特に「誰でもスマホ」や「だれでもモバイル」などは、ブラックリストに載っている方でも審査なしで申し込めるケースが多いのが特徴です。
支払い方法も口座振替に対応しているため、クレジットカードを持っていない方にも向いています。
ただし、一般的な格安SIMに比べて月額料金がやや高めに設定されていることが多いため、契約前にプラン内容をしっかり比較検討することが大切です。
格安SIMのデビットカード支払いのまとめ
格安SIMをデビットカードで支払えるサービスは少しずつ増えてきました。クレジットカードを持っていない方でも契約しやすく、家計管理のしやすさなどのメリットがあります。
一方で、対応ブランドの制限や端末の分割払いに対応していない場合もあるため、事前の確認が大切です。最後に、本記事のポイントを簡潔にまとめます。
- デビットカード対応の格安SIMは増加中だが、利用可否はカード発行元による
- 楽天モバイルやmineo、UQモバイルなどは支払い方法が柔軟で使いやすい
- 端末の分割払いはデビットカード非対応が多く、一括払いが大半
- クレジットカードがなくても、口座振替対応の格安SIMもある
- コンビニ払いは基本的に不可
- 現金派にはpovoのギガチャージカードが便利
デビットカードや口座振替で格安SIMを使いたい方は、あらかじめカードの対応状況を確認しておくと安心です。ニーズに合った支払い方法で、スマホ代を無理なく節約しましょう。