光コラボレーションとは?|初心者でもわかる光回線との違いと契約前に知っておきたいメリット・デメリットを徹底解説!

光コラボレーションとは

「光コラボレーション」は、自宅にインターネット接続サービスを導入する際の主な方法の1つです。

ただ、光コラボレーションとはどんなものか、詳しく知らないという方が多いのではないでしょうか。以前からある「フレッツ光」サービスとも似ており、混同しやすくなっています。 

この記事では、光コラボレーションとはどんな光回線のサービスか解説した上で、サービスのメリット・デメリット・申し込み手順まで解説しています。

あわせて光回線のおすすめのサービスも紹介しているので参考にしてください。

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目次

1.光コラボレーションとは?

参照元:NTT東日本公式

光コラボレーションサービスとはNTT東日本・NTT西日本が保有するフレッツ光回線を、各事業者が借り受けて提供するインターネット接続サービスです。

各事業者は、それぞれ独自の付加価値をつけてサービス提供を行います。

ここでいう事業者とは、OCNSo-netBIGLOBEといったインターネットサービスプロバイダをはじめ、様々な種類の業種が参入しています。

1-1.光コラボレーションに乗り換えて変わる重要な3つのポイント

 これまでフレッツ光回線を使ってインターネット接続したい場合、NTT東日本・NTT西日本とフレッツ光回線を利用するための契約をした上で、別途プロバイダ契約も必要でした。

 

 

 

 

 

 

 

フレッツ光回線でインターネット接続するために、2つの契約が必要だったわけです。

それでは、光コラボレーション契約では具体的にどのようにかわるでしょうか。
 以下、3つのポイントを解説します。

プロバイダ

そもそもフレッツ光回線でインターネット接続をする場合に、「なぜプロバイダ契約が必要か」をおさらいしておきましょう。

フレッツ光回線は、あくまでユーザーの自宅とプロバイダの設備までをつなげる「線」です。

極論、フレッツ光回線だけではプロバイダの設備までは接続できても、インターネットに接続することはできません。

一方でプロバイダの設備は、インターネットに接続する役割を持っています。プロバイダの設備が、ユーザーの自宅とインターネットをつなげる橋渡し役となるわけです。 

光コラボレーションができる前までは、フレッツ光回線はNTT東日本・NTT西日本と、プロバイダは各事業者とそれぞれ契約していました。

一方で光コラボレーションでは、各事業者が直接NTT東日本・NTT西日本からフレッツ光回線を借り受け、プロバイダ契約とあわせてユーザーに提供します。

ユーザーはNTT東日本・NTT西日本と契約する必要はありません。

支払い方法

光コラボレーションができる前まで、フレッツ光回線の料金はNTT東日本・NTT西日本に、プロバイダ契約の料金は各事業者に支払っていました。

一方、光コラボレーションでは、ユーザーはNTT東日本・NTT西日本とは契約しません。ユーザーは各事業者に対して、一括で料金を支払います。

NTTのオプションサービス

これまでフレッツ光を使っていた方が光コラボレーションへ変更するにあたって、注意すべきなのはオプションサービスです。

新しく光コラボレーションを契約する方は問題ありませんが、フレッツ光からの変更の方は、これまで使えていたオプションが使えなくなる可能性があります。

具体的に、光コラボレーション変更後も使えるオプション、使えないオプションは以下の通りです。 

 NTT東日本NTT西日本
継続して使えるオプション
  • ひかり電話
  • フレッツ・テレビ
  • リモートサポートサービス
  • ホームゲートウェイ・無線LANカード
  • 光ポータルなど
  • ひかり電話
  • フレッツ・テレビ
  • リモートサポートサービス
  • ホームゲートウェイ・無線LANカード
  • フレッツ・v6オプションなど
変更後は使えなくなるオプション
  • フレッツメンバーズクラブ
  • フレッツ・まとめて支払いなど
  • CLUB NTT-West
  • フレッツ・まとめて支払いなど

 

1-2.速度が変わる可能性がある

同じフレッツ光回線を使っていても、別のプロバイダ設備を使えば通信速度に大きな差が生じることがあります。

そのためフレッツ光から光コラボレーションにして事業者も変わると、結果的に通信速度が変わる可能性があるわけです。
元の光線はもちろん変わらないので、コラボ光にして速度が変わったユーザーはプロバイダ起因がほとんでです。

今までよりも高速なるかもしれませんし、逆に遅くなる可能性も否定できせません。

 そのため、サービスを選択する際には、あらかじめユーザーの評判や口コミなどで「通信速度に問題ないか」チェックしてみるのも1つの手です。

1-3.NTT東日本とNTT西日本で光コラボレーションの違いはある?

これまでのフレッツ光回線では、NTT東日本・NTT西日本それぞれ料金が異なりました。

しかし光コラボレーションでは、基本的に両者に違いはありません。

1-4.光コラボレーションにしても変わらない気になる部分

 現在、フレッツ光回線をご利用中の方が、光コラボレーションに乗り換えるにあたって、特に気になるポイントを3つまとめて紹介します。

固定電話の番号は変わらない

 フレッツ光から光コラボレーションへ変更する場合、固定電話の電話番号を引き継ぐことが可能です。ただし今後光コラボを解約する場合、NTTの「116」へ連絡して「電話回線をアナログ回線へ戻す」手続きが必要となります。これをしないと、今まで使っていた固定電話の電話番号はなくなってしまうので注意して下さい。

工事は必要ない

フレッツ光を契約する際に、一戸建ての住宅であれば自宅にフレッツ光回線を敷設するための工事をした筈です。(集合住宅にお住まいであれば、契約前に集合住宅全体で工事が終了している場合もあります。)

 一方、光コラボレーションにする際には敷設済のフレッツ光回線をそのまま使えるため、改めて工事をする必要はありません。

モデムや無線ルーターの位置も変わらない

 フレッツ光をこれまで使っていた場合は、フレッツ光回線を使うためのモデムや無線ルーターが設置されています。これらについても、基本的には引き続き使えるため移動させる必要はありません。

 なお、新しく契約した事業者で無線ルーターを新たにレンタルした場合等は、差し替える必要があるので注意して下さい。

光コラボの比較表!有名10社の料金や速度、キャッシュバックを比べてみた

同じ光コラボでも代理店によって、料金や速度に違いがあります。
光コラボで代表的な10社を取り上げ、料金・速度・キャッシュバックを比較してみましょう。

【代理店10社の料金・速度比較表】

代理店月額料金スマホ割(1回線あたり)解約金速度
①ドコモ光戸建て:
5,720円
マンション:
4,400円
docomo
最大1,100円割引
戸建て ドコモ光ミニ:
2,970円
戸建て ドコモ光ミニ以外:
5,500円
マンション:
4,180円
下り:
270.71Mbps
上り:
 208.76Mbps
②ソフトバンク光戸建て:
5,720円
マンション:
4,180円
  • ソフトバンク
    最大1,100円割引
  • Ymobile
    最大1,650円割引
1ヶ月分の利用料金下り:
319.48Mbps
上り:
211.25Mbps
③ビッグローブ光【2年プラン】
戸建て:
5,698円
マンション:
4,488円
【3年プラン】
戸建て:
5,478円
マンション:
4,378円
  • auスマートバリュー
    最大1,100円
  • au
    最大1,320円
  • UQモバイル
    最大1,100円
  • ビックローブモバイル・donedone
    最大220円
戸建てタイプ:
4,230円マンションタイプ:
3,360円
下り:
272.5Mbps
上り:
205.97Mbps
④@nifty光ホーム:
5,720円
マンション:
4,378円
  • auスマートバリュー
    最大1,100円割引
  • UQモバイル
    最大1,100円割引
ホーム:4,840円
マンション:3,630円
下り:
203.41Mbps
上り:
212.49Mbps
⑤OCN光

(新規受付終了)

戸建て:
5,610円
マンション:
3,960円
OCNモバイル
220円割引
3,600円下り:
269.09Mbps
上り:
195.95Mbps
⑥楽天ひかり戸建て:
5,280円
マンション:
4,180円
 なし戸建て:5,280円
マンション:4,180円
下り:
234.13Mbps
上り:
 196.71Mbps
⑦enひかり戸建て:
4,620円
マンション:
3,520円
※スマホのセット割はなし
UQモバイル・povo・ahamo利用者は
enひかりの利用料が110円割引
 なし下り:
360.11Mbps
上り:
 266.03Mbps
⑧エキサイトMEC光戸建て:
4,950円
マンション:
3,850円
 なし なし下り:
 296.12Mbps
上り:
221.95Mbps
⑨GMO光アクセス戸建て:
4,818円
マンション:
3,773円
 なし なし下り:
287.67Mbps
上り:
226.28Mbps
⑩So-net光戸建て:
6,138円
マンション:
4,928円
  • auスマートバリュー
    最大1,100円割引
  • UQモバイル
    最大1,100円割引

※So-net光プラスのみ

戸建て:
4,580円
マンション:
3,480円
下り:
270.33Mbps
上り:
211.1Mbps

※速度は実測値、引用『みんなのネット回線速度

【代理店10社のキャッシュバック比較表】

代理店工事費キャンペーンキャッシュバック受取り時期
①ドコモ光新規:
工事費無料
事務手数料
:3,300円
40,000円のキャッシュバック

  • dポイント2,000ポイント
  • Wi-Fiルーター無料
【ドコモユーザー】
45,000円
(オプション不要
詳しく見る
翌月
②ソフトバンク光工事費無料
事務手数料:
3,300円
 
45,000円

  • 開通までWi-Fi機器無料レンタル
  • 他社違約金・撤去費等最大10万円キャッシュバック
45,000円
(オプション不要)
詳しく見る
2か月
③ビックローブ光工事費実質無料
事務手数料:
3,300円
 
【新規】
43,000円(光電話・光テレビ加入)
35,000円(オプションなし)【乗り換え】
10,000円
【新規】
最大43,000円【乗り換え】
最大10,000円
詳しく見る
2か月
④@nifty光【新規】
ホーム:
2,200~
19,800円
マンション:
2,200~
16,500円
事務手数料
3,300
3年プラン申込
月額料金割引
【新規】36ヶ月間

ホーム:660円
マンション:550円
【乗り換え】40ヶ月間
ホーム:242円
マンション:110円
【新規】
①25,000円
②光電話
27,000円
【乗り換え】
10,000円
詳しく見る
2ヶ月
⑤OCN光

(新規受付終了)

ホーム:19,800円
マンション:16,500円
事務手数料
3,300円

代理店取り扱い終了

⑥楽天ひかり工事費

戸建て:
2,200~
19,800円
集合住宅:
2,200~
16,500円 

初期登録費用

【新規】
880円
【乗り換え】
1,980円

  • 楽天モバイルとセットで月額料金6か月無料
なし
⑦enひかり
【新規】
工事費:
2,200~
16,500円
事務手数料:
3,300円
【乗り換え】
事務手数料:
2,200円
無線LANルーターを
大特価1,100円で販売
なし
⑧エキサイトMEC光
工事費無料
【新規】
事務手数料無料
※開通手数料
無料は選択制
【乗り換え】
事務手数料
無料

開通手数料
3,300円かかります
【新規】
月額料金1年間
戸建て:552円引
マンション:495円引

  • 開通手続き3,300円無料
    または、
  • Wi-Fiルータープレゼント

【乗り換え】
事務手数料:2,200円無料

なし
⑨GMO光アクセス
工事費実質無料
事務手数料:3,300円
  • Wi-Fiルーター無料レンタル
  • 訪問設定サービス無料

 

138,000円12ヶ月目
⑩So-net
工事費実質無料
【新規】
事務手数料
3,500円
【乗り換え】

事務手数料
3,500円
  • Wi-Fiルーター無料レンタル
  • セキュリティソフト無料
  • 訪問設定サービス無料
  • モバイルルーター31日無料レンタル
工事費相当額

同じコラボ光の速度にあまり大差はないですが、キャンペーンや基本料金に違いがあります。

ドコモ光やソフトバンク光は高額なキャッシュバックや工事費無料などと充実したキャンペーン内容が特徴です。

一方、enひかりのようにキャッシュバックやスマホ割がないものの、安い月額料金であったり、違約金がないなどの「手軽さ」が魅力になっています。

スマホ割の選び方が一番おすすめ

コラボ光を選ぶ際は携帯と同じ会社の光回線を選ぶと、セット割が適応でき、結果お得になります。

スマホ割は光回線の基本料金を安くするものではなく、携帯料金を安くするものです。
以下は代表的な光回線のセット割で、携帯の基本料金が最大1,100円安くなります。

 スマホ光回線セット割引
ドコモドコモ光最大1,100円
ソフトバンクソフトバンク光
最大1,100円
auauひかり最大1,100円
楽天モバイル楽天ひかり月額料金6か月無料

例えばソフトバンク光のおうち割では最大4,400円/月と、離れている家族も含めて割引の対象です。年間最大52,800円節約になります。

特に家族全員が同じ携帯会社であれば、セット割の利用をぜひおすすめします。

格安スマホの多くはセット割の割引金額はそれほど大きくはありませんが、永年割引されるならば結果安く利用できるため、同じスマホ会社を選ぶことがおすすめといえますね。

2.光コラボレーションにするメリット7つ

それでは、これまでフレッツ光を利用していた方が光コラボレーションに移行することでどんなメリットがあるでしょうか? 1つずつみていきましょう。

2-1.料金が安くなる可能性が高い

光コラボレーションが登場したことで、各事業者の価格競争が活発化したこともあり、フレッツ光と比べて料金が安くなる可能性が高くなっています。

以下、分かりやすいように1つの具体例をみてみましょう。フレッツ光・光コラボレーション共に人気の高いOCNを利用した場合の月額料金比較です。なお、いずれも最大通信速度が概ね1Gbpsのタイプの回線を利用するものとします。 

 一戸建て集合住宅
フレッツ光
OCN with フレッツ)
NTT東日本
6,710
NTT西日本
5,940
NTT東日本
4,565円~5,390
NTT西日本
4,026円~5,236
※より多く契約が見込める住宅の方が安くなる
光コラボレーション
OCN光)
5,6103,960

NTT東日本・NTT西日本の地域いずれかや住宅のタイプによって変わるものの、ご覧の通り最大で1,000円以上安くなる場合もあります。

ただし、たとえばこの表でみるとNTT西日本の集合住宅のケースのように、料金があまり変わらない場合、現在の契約によっては光コラボレーションの方が高くなる場合もあるので一概に安くなるとはいえません。

光コラボレーションへ乗り換える際は、乗り換え前後の月額料金をあらかじめ確認して本当に安くなるのか確認することをおすすめします。

コラボレーション光にしても安くならないユーザーの2つの条件

・フレッツ光でマンションプラン2を利用中のユーザー
・コラボレーション光のスマホ割が対象外のユーザー

スマホ割が対象外のユーザーは、格安SIMで利用中の場合になります。
また、マンションプラン2でフレッツ光を契約してる方はそこまで料金が変わらない可能性があります。

 

2-2.プロバイダによっては通信速度が速くなる可能性がある

フレッツ光回線を使ったインターネット接続の通信速度は、どのプロバイダの設備を使うかでも差がでます。

同じフレッツ回線を使っていたとしても、より十分な設備があったり混雑しなかったりするプロバイダの方が通信速度は速くなりやすいわけです。

そのためフレッツ光回線から、光コラボレーションへ乗り換えることによって通信速度が速くなる可能性があります。

2-3.プロバイダと回線の契約を1つにできる

フレッツ光では、フレッツ光回線に関する契約をNTT東日本・NTT西日本と、プロバイダ契約を各事業者と結ぶ必要がありました。

その結果、契約手続きも支払いも別々だったのですが、光コラボレーションであれば、フレッツ光回線・プロバイダ契約いずれも各事業者で用意できます。

そのため契約が1つとなり、契約先・支払先も1つにまとめることができます。手続きや支払いはシンプルになり、これまでより手間が少なくなるでしょう。

2-4.業者独自のサービスが受けられる

光コラボレーションは、各事業者が互いに顧客の獲得競争をしています。
そこで各事業者は、他事業者と差別化をはかるために、それぞれの契約特典を用意しています。

たとえばキャッシュバックやポイントがもらえたり、Wi-Fiルーターのレンタル料金が無料だったりなど、特典の内容は業者によって様々です。

これらの特典が受けられるのも、光コラボレーションをえらぶメリットです。

2-5.スマートフォンの月額料金を割引にできる

光コラボレーションのサービスの中には、ドコモ・au・ソフトバンクのスマートフォン契約とセットにすることでその月額料金を割り引ける種類があります。主な種類は以下の通りです。 

 割引に対応する光コラボレーションの種類割引額
ドコモ
(ドコモ光セット割)
ドコモ光220円~1,100円/
au
 auスマートバリュー)
@nifty光・BIGLOBE光・So-net光プラス550円~1,100/
ソフトバンク
(おうち割光セット)
ソフトバンク光550円~1,100/

この中でドコモの割引額が飛びぬけて大きいのは、家族数人分のシェアパック向けの割引があるからです。いずれにしろ、毎月これだけの割引が受けられるのは大きいのではないでしょうか。

また、それぞれの割引は契約者だけでなく、家族全員が対象となります。たとえば家族4人が全てauユーザーであれば、家族全員で、毎月1,100円×4=最大4,400円の割引が受けられるわけです。 

2-6.問い合わせ先・請求先を1つにまとめられる

フレッツ光で分からないことがあると、問い合わせ内容によってNTT東日本・NTT西日本に連絡をしたり、各事業者に連絡したりする必要がありました。

またフレッツ光回線。プロバイダ契約の料金もそれぞれ別々でした。
光コラボレーションにすることによって、問い合わせ先・請求先をまとめることができるので、その分手間が減ります。

 たとえば分からないことがあってサポートセンターへ問い合わせをしても、「これはNTTに聞いてください」などと言われなくてすむようになるわけです。

3.光コラボレーションはやめておけ!注意点6つ

フレッツ光から光コラボレーションへの乗り換えはメリットが多いですが、一方で注意点もいくつかあります。

乗り換えに失敗してあとで後悔しないように、どんな注意点があるか覚えておきましょう。

3-1.転用の手続きが必要

フレッツ光から光コラボレーションへの乗り換えで改めて工事等をする必要はありませんが、「転用」と呼ばれる手続きが必要となります。

なお手続き自体はそれほど手間がかからず、自宅から電話ですますことができます。

3-2.通信速度が遅くなる可能性がある

光コラボレーションにするにあたり、契約先の事業者等を変更することによって、通信速度が変わる可能性があります。
速くなることもありますが、選ぶ業者によっては遅くなってしまうこともあるので注意して下さい。

それを防ぐためには、口コミなどで他のユーザーの評判をみてみたり、自宅の近くで検討している光コラボレーションのサービスを利用している人にどのくらい通信速度がでているか、問題がないか聞いてみたりするとよいでしょう。

3-3.新たな契約期間の縛りを受けることになる

光コラボレーションサービスの多くは契約期間を設けており、契約更新月以外に解約すると解約金を支払わなくてはならないので注意しましょう。

具体的には、2年間の契約期間が設定され、契約更新月以外の解約で11,000円程度の解約金を支払う必要があるケースが多いようです。

3-4.手続きの仕方次第では電話番号が消滅する

光コラボレーションへの移行にあたって、基本的には固定電話の電話番号を引き継ぐことが可能です。

しかしながら光コラボレーションのサービスを解約して別のサービスへ移行する際に、あらかじめNTTの116に電話してアナログ回線に戻す手続きをしておかないと、電話番号が消滅して二度と使えなくなってしまうので注意して下さい。

3-5.フレッツ光のポイントが消滅してしまう

フレッツ光には独自のポイントシステム(フレッツ光メンバークラブ/CLUB NTT-WEST)があります。貯まったポイントで商品に交換したり、1ポイント1円単位でNTTの料金の支払いに使えたりします。

しかしフレッツ光から光コラボレーションに乗り換えることで、ポイントが消滅してしまうので注意しましょう。
光コラボレーションへ乗り換える前に、使い切っておくことをおすすめします。

3-6.事業者選びが難しい

光コラボレーションを提供する業者は、インターネットサービスプロバイダだけでなく様々な業種から参入しており、その数は数百にのぼります。

そうして、それぞれサービス内容や料金、特典内容、通信速度が異なるため、初めての方が何も参考にせずに適切な種類を選ぶのは非常に困難です。
選択を間違えると、あとで後悔してしまうことも稀ではありません。

なお一部の業者は、しつこく勧誘の電話をすることがあるようなので注意して下さい。

一度の電話だけで、その業者が自分に合っているのか判断するのも難しいです。

無理やり契約させようと強引な勧誘が行われたという声も聞かれますが、もしそのような電話があった場合はすぐに判断せず、断るか少なくとも電話を切って考える旨を伝えましょう。

4.光コラボレーションで後悔しないための契約手順


それでは光コラボレーションは、どのようにすれば契約できるでしょうか。実際には、申し込むサービスによっても異なりますが、ここでは大まかな概要を解説します。申し込み時の参考にしてください。

4-1.新規契約で光コラボレーションを契約する手順

これまでフレッツ光や光コラボレーションを契約したことがなく、初めて光コラボレーションを申し込む場合の方法です。

まずは提供エリア内か確認してください。光コラボレーションの提供エリアはフレッツ光と同じなので、NTT東日本・NTT西日本の公式サイトからも提供エリアの確認が可能です。

NTT東日本地域の提供エリア確認は以下

https://flets.com/app2/cao/

NTT西日本地域の提供エリア確認は以下

https://flets-w.com/cart/?etc_data_kks=kantan%3D1%40

提供エリア内であることが確認できたら、申し込む光コラボレーションサービスをえらび、オンラインや電話などで申し込みをしましょう。申し込み後、工事業者などから連絡があり工事日の調整後、工事当日は立ち合いが必要です。

工事が終了したらルーター等を設定して、利用開始となります。

キャプション

既にフレッツ光を利用中であれば確認は必要ありません。

コラボレーション光は、同じ回線を使うため切り替えも立ち会う不要でユーザーが決めた日にちに勝手に切り替わります。

4-2.転用でコラボレーションに乗り換える手順

現在フレッツ光を利用中で、光コラボレーションに乗り換える場合は「転用」の手続きをします。

転用をする際には、あらかじめNTT東日本・NTT西日本が発行する「転用承諾番号」が必要です。転用承諾番号は以下の方法で取得できます。 

オンラインで申し込む場合以下URLで手続きします。 

NTT東日本

NTT東日本 | 光コラボレーション事業者様が提供する、光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続き

 

NTT西日本

光コラボレーションモデルについて(光回線)│NTT西日本公式

電話で申し込む場合NTT東日本
0120-140-202
9:0017:00
NTT西日本
0120-553-104
9:0017:00

 なお、転用承諾番号には15日の有効期限があるので注意して下さい。
期限内に希望する光コラボレーションサービスに申し込みを行う必要があります。

仮に期限を過ぎてしまった場合は、改めて転用承諾番号の取得手続きからやり直しです。
期限内にきちんと申し込めるように、あらかじめ申し込むサービスを決定した上で転用承諾番号を取得した方がよいですね。

 申し込みが完了した後に、契約関連の書面が届きサービス開始日から光コラボレーションに切り替わります。

転用でおすすめの光回線

転用で代理店を選ぶ際、キャッシュバックが一つの目安になります。

新規契約で高額なキャッシュバックをもらえることはあっても、転用でキャッシュバックををもらえる代理店は限られています。

以下で『キャッシュバック金額のTOP3』を紹介しますので、比較してみましょう。

【キャッシュバック金額TOP3】

so-net光(終了)ドコモ光ソフトバンク光
最大キャッシュバック金額終了40,000円45,000円
受け取り時期課金開始の翌月課金開始月から2か月目
受け取り手続き申込時の電話申込時の電話
おすすめ代理店公式サイトNNコミュニケーションズエヌズカンパニー

転用でキャッシュバック金額が一番高額なのはSo-net光でしたが、現在キャッシュバックキャンペーンは終了しています。

ドコモ光最短の翌月で電話手続きのみですし、ドコモ光もメール登録だけと簡単で確実にもらうことができますね。

4-3.光コラボレーション事業者変更で乗り換える手順

現在光コラボレーションを利用中で、他の光コラボレーションへ乗り換えたい場合は「事業者変更」の手続きを行います。

まずは、現在利用中の事業者に電話で連絡して「事業者変更承諾番号」を取得します。
事業者によっては、オンラインで取得できる場合もあるので、気になる方は確認してみてください。

なお事業者変更承諾番号には、有効期限があるので注意しましょう。

有効期限は取得した事業者変更承諾番号の2文字目~5文字目で確認できます。 

例:D0530****

であれば、530日が有効期限

 事業者変更承諾番号を取得したら、移行先のサービスで申し込みを行いましょう。このとき事業者変更承諾番号を移行先に知らせる必要があります。(オンライン申込であれば、事業者変更承諾番号の入力欄があります。) 

申し込みが完了したら、契約書類の到着をお待ちください。到着後、利用開始日から変更となります。

光コラボレーションの事業者のドコモ光の評判は?

引用元:ドコモ光

ドコモユーザーにとっておすすめな光回線ですが、ドコモ光を契約するとなると実際にどうなのか気になるところです。

「ネット環境は快適なのか?」「キャッシュバックは本当にもらえる?」などの疑問からドコモ光のキャンペーンやキャッシュバック、速度の評判についてみてみましょう。

ドコモ光のNNコミュニケーションズの評判と口コミ!会社概要とキャッシュバックやキャンペーンの詳細について

ドコモ光のキャッシュバックやキャンペーンについて

ドコモ光のキャッシュバックを実際にもらえたなどの口コミがありました。

 

一方、「期限が過ぎていた」や「もらえなかった」などの残念な口コミもありました。

工事費無料のキャンペーンや高額のキャッシュバックをもらえたなどの良い口コミが多かったです。
もらえなかったの口コミの多くは期限を忘れていた、貰うための手続きを確認できなかったなどの「うっかり」がほとんど。

中にはわざと煩雑しているキャッシュバックもありますが、キャンペーン内容はもちろん、貰えるための手続きや期限をしっかり管理する必要がありますね。

ドコモ光の速度の評判について

ドコモ光の速度について、プロバイダの中でも『GMOとくとくBB』は高速に自信があります。

GMOとくとくBBの『V6プラス』とは、混雑のないスムーズなネット回線のこと。

GMOとくとくBBは①4年連続『V6プラス 最優秀パートナー 受賞』②「V6プラス」通信で自宅のインターネットが100Mbps以下の速度であれば申請すると、100円相当の100GMOポイントがもらえるなどの対応も。

GMOとくとくBBの速度の口コミをみてみましょう。

https://twitter.com/tosinori_e/status/1441753051040083971

しかし、中には速度が遅いとの口コミも・・・

https://twitter.com/yuki_mano0308/status/1334494257252450305

「数値が高い=快適」というわけではないようですが、V6プラスにすると体感的にもスムーズにネットが使える環境になったと感じるようです。ネットの速度が気になる方は、V6プラスを検討してもよいですね。

光コラボで契約すべきではない悪質業者一覧の見分け方

たくさんある光コラボの中でも「しつこい勧誘の電話や訪問」をする代理店は注意する必要があります。

総務省やNTTフレッツ光では「NTTを装った勧誘」について注意喚起しています。
光コラボレーションモデル 不適切な電話勧誘にご注意ください!

では、どういったものが悪徳業者なのかを、具体的に説明いたします。

  • NTTを装ったり、業者名を名乗らない
  • 不安を煽ったり、義務などを使用した勧誘
  • 乗り換えという説明をせずに『事業者変更番号』などを聞き出す

①NTTを装ったり、業者名を名乗らない

「NTT」と名乗って「光回線が速くなる・料金がお得になる」などの言葉でしつこく勧誘を受けた経験があるのではないでしょうか。

NTTが個人の電話や自宅で勧誘することはありません。

光コラボの業者が大手企業を名乗って安心させ、契約を結ぶことで入る紹介料のためにしつこく勧誘してくるがほとんど。
「きちんと業者名を名乗らない」「うまい話ばかりをして何度も勧誘してくる」は悪徳業者の確立が高いですね。

②不安を煽ったり、義務などを使用した勧誘

「ネットが使えなくなる」「マンションで契約している」などと不安にさせたり、義務感を与える勧誘は、悪徳業者といってもよいでしょう。

この場合はすぐに信用せずに第3者に相談するなど冷静になることが大切です。

③乗り換えという説明をせずに『事業者変更番号』などを聞き出す

業者からきちんと説明がないまま、誘導させられるといった巧妙なケースもあります。
話を聞くうちに安くなるための手続きといって、「業者変更番号」を聞き出され、結果契約になってしまうことも。

よくわからないような説明をされた場合は、話を聞かずに中断させましょう。

これらの悪質業者に出会った時は、以下の方法を試してください。

  • きっぱり断る
  • 電話を切るや出ない・居留守を使う
  • NTTフレッツ光の『勧誘停止登録』を利用する『勧誘停止登録』とは勧誘を停止して欲しい電話番号や契約者名などの情報を伝え、リスト化してもらうこと。
    もし、約束を破ると何かしらのペナルティが業者に課せられます。
    結果が反映されるまで7~10日ほどかかるので、勧誘をすぐに止めることはできません。
  • NTT東日本:0120-849-994
  • NTT西日本:0120-019-390
    9~17時 (土日祝日・年末年始 休業)

 

光コラボは東日本と西日本で違うの?

引用元『NTT HOME

光コラボでは東日本・西日本であろうと提供エリア内であれば、変わらずサービスを利用できます

しかし、東日本と西日本は全くの別会社のために引っ越しなどで東西をまたぐ際は、一度解約して再度契約という光コラボもあります。
例:@nifty光やOCN光など

ほとんどの光コラボは『移転』というかたちでNTT東・西日本を使用可能。

光コラボでの東西の違いについては以下の点があります。

  • 一部の料金プランの提供エリアが異なる
  • 東西エリアが違う引っ越しの際には『工事費用』に大きな差
  • オプションサービスの光電話の番号やプランの変更

ドコモ光サイトの引っ越しに関する手続きについて、以下のようにあります。

①提供エリアの確認
東日本であっても提供エリアが一部西日本になることもある

②工事費用:こちらは一例です
エリア内の引っ越し/戸建て:9,900円~
エリア内の引っ越し/マンション:8,250円~

エリアが変わる引っ越し/戸建て:16,500円~
エリアが変わる引っ越し/マンション:19,800円~

移転事務手数料もかかります

フレッツ光は全国対応の光回線ですが、厳密には東西の会社が異なるために契約内容が少し変化するという場合はありますね。

NTTフレッツでは東日本と西日本では名称は似ていても、全く違う会社です。
大きな違いは「提供エリア」「料金・プラン」。
東西フレッツ光と提携している光コラボは基本的には同じ光回線として利用できます。

光コラボはそもそもなぜ始まったの?

2015年2月に開始され、フレッツ光回線をさまざまな企業に卸し、光回線の普及を図ったものが光コラボです。

ネットを使えるためにはNTTとプロバイダーによる別の契約が必要でしたが、光コラボの誕生により一本化できて、インターネットサービスを利用しやすいようになりました。

また、それぞれの業者が独自のサービスや価格などを展開することで、個人が自由で安価にインターネットを使用できるようになったといえますね。

 5.おすすめの光コラボレーションは?

光回線のおすすめはどのようにして選ぶのがベストなのでしょうか?

  • 「自分にあった光回線はどれ?」
  • 「比較しても、どこがお得なのかよくわからない……」
  • 「結論、どこの光回線を契約すればいいの?」

そんな迷いをお持ちのアナタへ、絶対に失敗しない光回線の選び方をアナタの条件・ご希望に合わせてご紹介します。 光回線を10年間販売してきた当サイトの管理人が日本一わかりやすく解説いていきますね!

(1) 光回線選び方のポイント

光回線を選ぶポイントは、意外とシンプルです。

光回線の選び方
  • 「スマホとのセット割」で選ぶ
  • シンプルに月額料金が安い物を選ぶ
  • 「速度・料金・キャンペーン」の何を重視するか考えて選ぶ

それでは、詳しく解説しましょう。

基本は「スマホとのセット割」で選ぶ

大手キャリアにスマホ回線契約がある方はスマホと光回線のセット契約で安くなる光回線がおすすめです。

割引対象となるのはスマホ料金の方ですが、通信費全体で見れば料金が下がる点に加え、契約者の家族も割引対象になるため大幅な節約効果が期待できます。

携帯キャリア最大割引数最大割引額/月
ドコモ光ドコモ20回線1,100円
ソフトバンク光ソフトバンク合計10回線1,100円
ワイモバイル1,650円
NURO光ソフトバンク10回線1,100円
auひかりau合計10回線1,100円
UQモバイル
So-net光プラス※au合計10回線1,100円
UQモバイル
@nifty光au合計10回線1,100円
UQモバイル
BiGLOBE光au合計10回線1,100円
UQモバイル
enひかりUQモバイル1回線110円

※So-net光 S/M/Lはセット割対象外

enひかりを除く他社は10回線または20回線まで対象になるため、多くの家庭では家族全員が対象になるはずです。離れて生活する家族も割引対象になるので、一人暮らしの子世代や実家の祖父母世代もお得になりますよ!

ごく一般的な「契約者夫婦+子供2人」という家庭に加え、離れて暮らす「契約者の親夫婦+配偶者の親夫婦」までセット割が適用されれば約8,800円の割引になります。割引額だけで光回線料金の元が取れる計算です。

大手キャリアだけでなく、サブブランドの『ワイモバイル』『UQモバイル』も割引対象なので、スマホ代もネット代も節約したい方には特におすすめします!

なお、大手キャリアの格安プラン『ahamo』『LINEMO』『povo』はセット割の対象外なのでご注意下さい。

シンプルに月額料金の安いものから選ぶ

スマホとのセット割は魅力的ですが、現在契約中のスマホ回線が『格安SIM』や『大手キャリアの格安プラン(ahamo、LINEMO、Povo)』の場合、セット割が受けられるキャリアに乗り換えるとかえって高額になってしまう事があります。

このような、スマホセット割に期待できない方にはシンプルに月額料金の安い光回線を選ぶのがおすすめです。

光回線戸建てマンション
とくとくBB光4,818円3,773円
エキサイトMEC光4,950円3,850円
ドコモ光5,720円4,400円
ソフトバンク光5,720円4,180円
NURO光5,200円2,090円
auひかり1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目~:5,390円
4,455円 (ギガタイプの場合)

比較対象として大手キャリアのセット割対象光回線をいくつか並べましたが、『とくとくBB光』と『エキサイトMEC光』は飛び抜けて安価なのがわかりますね。

セット割対象外の格安SIMや格安プランを利用している方は、その時点でスマホ代が大手キャリアより2,000円前後安くなっているはずです。このように、これ以上スマホ代を節約するのは難しい場合には光回線料金をいかに安くするかが重要になります。

「速度・料金・キャンペーン」の何を重視するか考えて選ぶ

ここまで「できるだけ安くインターネットを使いたい」という要望にフォーカスを当ててきましたが、これから光回線を選ぶ方の中には「何をどう選べば良いのかわからない」という状況の方も多くいるのではないでしょうか。

そこで、光回線を選ぶ基準に何を一番重視したいのかハッキリさせると、契約する光回線が見えてきます。

光回線選びの判断基準
  • 月額料金
  • 通信速度
  • キャンペーン(キャッシュバック)

光回線の特徴の違いは大体上記の3点に表れます。先にお伝えしますが、3拍子全て揃っている光回線はありません

ですので、3つの要素全てを高い水準で提供している光回線を表にまとめました。

月額料金速度キャンペーン
auひかり
ソフトバンク光
ドコモ光
とくとくBB光
  • 速度は、口コミや評判を元に比較した結果になります。(参照先:みんなのネット速度
  • 月額料金は初期費用、工事費用も含めた金額を加味してます。
  • キャンペーンは代理店、公式から受け取れる内容をしっかり加味してます。

基本は料金で選ぶがのおすすめなので、契約中のスマホ回線とセット割が適用できる光回線が一番お得です。

ですが、通信速度の高速さや安定性を求めるなら総合的には『auひかり』が一番おすすめの光回線になります。

auひかりはKDDI独自の光回線を使用しているため、NTTフレッツ光を共有している光コラボの光回線に比べると圧倒的な安定と通信速度を誇っています。

同じく独自の光回線を使用しているNURO光よりもauひかりをおすすめする理由は、提供エリアの違いです。auひかりはNURO光よりも提供エリアが広く、全国展開なのも非常に助かりますね!

ただし、KDDI関連子会社が独自の光回線を持つ東海・関西地方にお住まいの方はauひかりの契約ができないのでご注意下さい。(東海・関西地方で展開しているKDDI関連子会社の光回線でもau・UQモバイルユーザーはセット割の対象になります)

なお、auひかり以外の4社も日常利用には十分な高速通信が可能な光回線です。すべての光回線で『IPv6接続』も利用できますよ。

IPv6接続とは?

従来の接続方法『IPv4』から変わる新しい接続方法です。

IPv4接続の利用者が増え続けた事により、回線の混雑が起きやすく通信速度が低下しやすいという問題が発生しています。

光回線ユーザーの「速度が遅い」という口コミの多くはIPv6接続をしていないケースです。口コミの中で他のユーザーに比べて極端に遅いケースなどがそれに該当します。

どの光回線でも高速通信が利用できるIPv6に対応しているため、「大容量通信をする機会がかなり多い」という一部の方を除いては、速度面は回線選びでそこまで気にする必要はないと言えるでしょう。

それでは、キャンペーン重視の場合はどうでしょう? それを踏まえて、続いては上記4つの光回線について詳しく解説しましょう。

(2) おすすめのランキング光回線4選

それでは、先ほど紹介した4つの光回線について、キャッシュバックも含めて詳しく紹介していきます。

各光回線は申し込み窓口に『公式から』『プロバイダから』『代理店から』の3種類ありますので、それぞれどこがおすすめなのかも比較した結果を紹介します。

『代理店』からの申し込みは金額の表記に注意!

多くの光回線では代理店から申し込むとキャンペーンが充実している傾向にあります。

代理店では「キャンペーン適用後の月額料金を表記する」「受け取るのが難しい条件での最大キャッシュバック額を表記する」など、契約者にとって不親切な表記をしているケースが多々あるので注意が必要です。

今回ご紹介する申し込み窓口は上記のような不親切な代理店ではないのでご安心下さいね。

当サイトで一番オススメの光回線「auひかり」

引用元:auひかり

auひかりは、NTT回線を借りているのではなく独自の光回線を所有している光回線です。回線を共有するユーザーが少ないため、通信速度の速さや安定性への評価が高く、コスパの良い光回線として多くの方におすすめできます。

auひかり
戸建て/月1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目以降:5,390円
マンション/月2,585円~5,720円(契約可能なプランによる)
通信速度1Gbps
違約金最大4,730円
工事費用実質無料
主なキャンペーン
  • キャッシュバック(公式、代理店、プロバイダ)
  • 他社違約金補填キャッシュバック
スマホセット割
  • au(最大1,100円×最大10回線)
  • UQモバイル(最大1,100円×最大10回線)

※初期費用 別途3,300円
※契約期間中の解約は違約金の他に工事費用の残債の請求あり

光回線の相場価格ど真ん中の価格帯の光回線ですが、auやUQモバイルユーザーならスマホのセット割が適用になります。家族みんなで同じキャリアを使用している方は通信費全体の大幅な節約が見込めます。

auひかりのメリットを簡単にまとめてみました。

auひかり 4つのメリット
  • 安定性が高く、速度も速いことで有名な独自回線
  • 大手光回線の中では月額料金が安め
  • auスマホやUQモバイルスマホの契約があればセット割で更にお得
  • キャッシュバック金額業界No.1!!

auひかりのメリットを一言でまとめると、とにかく「コスパが良い」という事が挙げられます。通信速度は申し分ないですし、だからと言って料金が高いという事もありません。

また、デメリットがほとんど無いのもauひかりの特徴です。ここまでデメリットのない光回線もなかなか見かけませんね。

唯一のデメリットといえば、一部エリアは非対応ということでしょうか。

auひかり 2つのデメリット
  • 関西エリア、東海エリアでは戸建てタイプの契約ができない
  • 沖縄県は「auひかりちゅら」になる

これはKDDIの関連会社がそれぞれ独自の光回線を運営しているからです。『auひかり』にこだわらなければ、それぞれのエリアで独自回線を使用したauとのセット割が利用できる光回線が提供されています。

このように、auひかりはデメリットが少なく、利用している限りは非常にメリットが大きいと言うことができます。

auひかりはキャッシュバックも魅力的だというのはメリットでご紹介した通りですが、代理店からの申し込みで更にお得に契約できますよ!

引用元:NNコミュニケーションズ

契約の窓口としてはau公式代理店の『NNコミュニケーションズ』がおすすめです。

NNコミュニケーションズはKDDIから何年も連続表彰されている優良代理店で、ユーザー側でトラブルを起こさない限りは100%のキャッシュバックを実施しています。

NNコミュニケーションズの特徴
  • 最大77,000円のキャッシュバック
  • 乗り換えなら他社違約金負担キャッシュバック(最大30,000円)に上乗せして「+20,000円キャッシュバック」がもらえる
  • キャッシュバックの申請が簡単
  • 最短で開通の翌月末にキャッシュバックがもらえる

キャッシュバック額の高さはさることながら、手続きが簡単でキャッシュバックが早いのもNNコミュニケーションズの特徴です。

代理店のキャッシュバックは「郵送などの手続きが面倒」「申告を忘れたら対象外になった」「契約から1年後に申請が必要」など、受け取る条件が難しくてキャッシュバックが受け取れなかったという事がよくあります。

せっかく高額なキャッシュバックがもらえる窓口で契約しても、受け取れないのでは意味がありませんよね。NNコミュニケーションズではオペレーター主導で手続きを進めてくれるので、どんな方でも安心して申し込めますよ。

auひかりを申し込むなら間違いなくおすすめの窓口です!!

\最大77,000円キャッシュバック/

auひかりの評判はこちら

auひかりと同様に検討したい光回線「ソフトバンク光」

ソフトバンク光

引用元:ソフトバンク光

ソフトバンク光は、auひかりに次いで高額なキャッシュバックが期待できる光回線としておすすめです。NTTフレッツ光回線を使用した光コラボで提供エリアが広いため、全国どこにお住まいの方にもおすすめできます。

ソフトバンク光
戸建て/月5,720円
マンション/月4,180円
通信速度1Gbps
違約金1ヶ月分の利用料金
工事費用実質無料
主なキャンペーン
  • キャッシュバック(公式、代理店)
  • 他社違約金補填キャッシュバック
  • 開通前Wi-Fiレンタル無料
スマホセット割
  • ソフトバンク(最大1,100円×最大10回線)
  • ワイモバイル(最大1,650円×最大10回線)

※初期費用 別途3,300円
※契約期間中の解約は違約金の他に工事費用の残債の請求あり

auひかり同様に工事費が実質無料であるのに加え、他社から乗り換える方は解約時違約金もキャッシュバックで補填してもらえます。

ソフトバンク光 3つのメリット
  • 代理店『エヌズカンパニー』なら最大45,000円キャッシュバック
  • 開通前に無料でモバイルルーターレンタルが受けられるため、開通工事待ちでもインターネットが使える
  • ソフトバンクスマホやワイモバイルスマホの契約があればセット割でお得
ソフトバンク光 2つのデメリット
  • 工事費実質無料割引を適用すると代理店キャッシュバック額が下がる
  • プロバイダが選べない(Yahoo!BB)

ソフトバンク光も代理店独自のキャッシュバックがあるため、申し込みの窓口には代理店がおすすめです。

引用元:エヌズカンパニー

おすすめの窓口は最大45,000円のキャッシュバックがもらえるエヌズカンパニーです。

工事費実質無料のキャンペーンを適用するとキャッシュバック額は下がりますが、それでも38,000円のキャッシュバックが受けられるため、新規契約者の方でも安心ですね!

また、開通前Wi-Fiレンタルサービスを無料でしているので開通前にインターネットを使いたい人にもおすすめできます。

\最大45,000円キャッシュバック/

ドコモユーザーなら「ドコモ光」

引用元:ドコモ光

ドコモユーザーの方にはドコモ光をおすすめします。

ドコモの運営元であるNTTが提供するNTTフレッツ光回線を使用している光コラボはたくさんありますが、ドコモのスマホ回線とセット割が有効な光回線はドコモ光のみです。

ドコモ光
戸建て/月5,720円
マンション/月4,400円
通信速度1Gbps
違約金最大5,500円
工事費用無料
主なキャンペーン
  • キャッシュバック(代理店)
  • ポイントバック(公式)
スマホセット割ドコモ(最大1,100円×最大20回線)

※初期費用 別途3,300円
※契約期間中の解約は違約金の他に工事費用の残債の請求あり

『NTTドコモ』というブランドにこだわりがある方にとって、セット割ができるドコモ光は大きな魅力になるのではないでしょうか。最大20回線までセット割対象になるため、同居家族や別居家族の人数が多い方にもおすすめです。

ドコモ光 4つのメリット
  • 代理店『NNコミュニケーションズ』なら最大40,000円キャッシュバック
  • 光コラボでは珍しくプロバイダが選べる
  • プロバイダ特典でWi-Fiルーター無料レンタルあり
  • ドコモスマホの契約があればセット割でお得
ドコモ光 2つのデメリット
  • 公式特典で現金キャッシュバックを実施していない
  • NNコミュニケーションズ特典はドコモユーザー限定

ドコモ光の公式キャンペーンはdポイントによる還元が中心なので、現金キャッシュバックが可能な代理店『NNコミュニケーションズ』からの申し込みがおすすめです。

引用元:NNコミュニケーションズ

NNコミュニケーションズではオプション契約条件なしで40,000円キャッシュバックを実施していますよ。ただし、NNコミュニケーションズのキャッシュバックはドコモスマホ回線とのペア設定が条件のため、ドコモユーザー以外にはキャッシュバックを実施していません。

とはいえ、光コラボの中からドコモ光を選ぶ理由としては「ドコモユーザーだから」という方がほとんどだと思いますので、この点が問題になる方は少ないのではないでしょうか。

45,000円キャッシュバック/

スマホセット割対象外でも安心のとくとくBB光

引用元:GMOとくとくBB光

最後におすすめするのは、とにかくリーズナブルな月額料金が魅力のとくとくBB光です。

とくとくBB光はドコモ光と同様、NTTフレッツ光回線を使用している光コラボの光回線です。提供エリアが広いのに加え、戸建てもマンションも相場価格を下回る月額料金のため、格安SIMなどのスマホセット割対象外の方にもおすすめです。

とくとくBB光
戸建て/月額4,818円
マンション/月額3,773円
通信速度1Gbps
違約金なし
工事費実質無料
主なキャンペーン
  • 契約者全員30,000円キャッシュバック
  • 他社違約金補填 +最大60,000円キャッシュバック
  • 10ギガプラン契約で+20,000円キャッシュバック
  • 新規&ひかり電話契約で+ひかりテレビ契約で+24,000円キャッシュバック
  • 新規&指定オプション契約で+4,000円キャッシュバック
  • Wi-Fiルーター無料レンタル(3年レンタル後、プレゼント)
スマホセット割なし

※初期費用 別途3,300円
※契約期間中の解約は違約金の他に工事費用の残債の請求あり

基本料金が安いだけでなく、工事費は実質無料ですし、Wi-Fiルーターも無料でレンタルできます。初期費用の持ち出しがほとんどない(契約手数料3,300円のみ)ため、気軽に始められる光回線と言えるでしょう。

契約期間の縛りがなく違約金などの負担もありません。工事費は36ヶ月かけて実質無料となるため、36ヶ月以内に解約すると工事費残債が発生するのでご注意下さい。

とくとくBB光 3つのメリット
  • とにかく月額料金が安い
  • Wi-Fiルーター無料レンタル(3年以上利用でプレゼント!)
  • 契約期間の縛りがなく、解約金0円
とくとくBB光 2つのデメリット
  • 新規契約キャッシュバックが安い
  • スマホセット割の対象外

新規契約者向けのキャッシュバックは他社に比べると控えめですが、光電話や光テレビなどのオプションを契約している方や、10ギガプランユーザーなど、特定の条件の方は高額なキャッシュバックが受け取れます。

月額料金ではなく「実際に支払う金額」であれば、月額料金が高くてもキャッシュバックキャンペーンの充実したauひかりの方がかえってお得という見方もできます。

総額auひかりとくとくBB光
3年間の利用料金198,000円173,448円
新規キャンペーン77,000円5,000円
新規:実質121,000円168,448円

乗り換えキャンペーン

137,000円60,000円
乗り換え:実質61,000円108,448円

「キャッシュバックの申請や代理店からの申し込みは不安なので、やっぱり公式が一番お得な光回線が良い!」という方には、月額料金の安いとくとくBB光がおすすめです。

しかし、キャッシュバックを含めた「総合的に支出を抑えたい」という方にはauひかりをおすすめします。

\最大77,000円キャッシュバック/

auひかりの評判はこちら

(3) おすすめランキング光回線の選び方まとめ

4つの光回線を紹介したので、一度ここでこれらのポイントをもとに、どう選べばいいのか一目でわかるようにまとめておきましょう!

自分にぴったりの光回線を選ぶ方法
  • 安定した速度と格安料金なら→ auひかり (NNコミュニケーションズからの申し込み)
  • auひかりと同様に検討したい光回線→ ソフトバンク光(エヌズカンパニーから申し込み)
  • ドコモユーザーでスマホ割を適応するなら → ドコモ光 (NNコミュニケーションズから申し込み)
  • とにかく月額料金を抑えたいなら → とくとくBB光(公式サイトから申し込み)

これをもとに選択するだけで、損することなく最適な光回線選びができるはずです。是非参考にしてみてくださいね!

とめ

光コラボレーションとは、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を使った光回線サービスです。

インターネットサービスプロバイダをはじめ、様々な業種がNTT東日本・NTT西日本からフレッツ光回線を借り受けサービス提供をしています。

光コラボレーションサービスは従来のフレッツ光と比べ月額料金が安くなったり、契約先・問合せ先を1つにまとめられたりといったメリットがあるため、現在フレッツ光を利用中の方は、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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