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楽天モバイルは地方でもメリットある?回線エリア外だとどうなる?

『楽天モバイルって地方住まいでもメリットあるのかな?』

『地方だとまだまだ楽天回線エリア外だけど急いで乗り換える必要はないの?』

上記のような地方で楽天回線エリア外にお住いの方によくある質問に答えていきます。

楽天モバイルが、2020年4月8日より第4のキャリアサービスとして提供を開始しました。

楽天モバイルが提供する新料金プラン『楽天モバイルアンリミットⅦ』は、月額3,278円でデータ通信も、音声通話も使い放題になるというお得な内容になっているのがポイントです。

ただし、楽天モバイルアンリミットⅦで無制限でデータ通信ができるのは、楽天モバイルのエリアになっている場所での利用のみとなっています。

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楽天モバイルのエリアは拡大中ではありますが、回線のエリア外になる地方在住者にはメリットがないようにも思えます。

楽天モバイルは地方に住んでいる場合はメリットがあるのか、楽天モバイルの最新料金プラン『楽天モバイルアンリミットⅦ』について詳しくまとめました。

結論からお伝えしておきますが、楽天モバイルアンリミットⅦは地方に住んでいる人でも十分にメリットを実感できる料金プランになっています。

どんな人に楽天モバイルがおすすめなのか、楽天モバイルに乗りかえを検討している人は、参考にしてみてくださいね。

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目次
  1. 楽天モバイルの料金プラン「アンリミットⅦ」は2つのエリア展開に注意
  2. 楽天モバイルの通信速度
  3. 楽天モバイルを地方で利用するメリット
  4. 楽天モバイルを地方で使うデメリット5選
  5. 楽天モバイルエリアカバー率は98%!地方の楽天モバイルエリア内で速度が遅くなる原因と対策
  6. 楽天モバイルの評判ってどう?地方在住者の口コミまとめ
  7. 地方在住でも楽天モバイルを契約するメリットがある方・おすすめできる方
  8. 地方在住で楽天モバイルの契約をおすすめできない方
  9. 楽天モバイルはiPhoneで地方在住だと繋がりにくい等ある?
  10. 楽天モバイル「アンリミットⅦ」地方住まいのメリットまとめ

楽天モバイルの料金プラン「アンリミットⅦ」は2つのエリア展開に注意

まずは、楽天モバイルで現在提供されている『楽天モバイルアンリミットⅦ』について、簡単に説明をしておきます。

その最大の特徴はたったの3,278円でデータが無制限で利用できて、さらに利用が少なければ勝手に料金が安くなるという点です。しかも、その料金のまま国内通話もかけ放題になるなど、ネットも電話もかなりオトクに利用できるプランと言えます。

ただし、データ無制限に関しても、国内通話かけ放題に関しても条件があります。

それは、通話に関してはRakuten Linkアプリを利用する必要があること、そして通信に関してはあくまで楽天回線エリアで利用した場合のみ、無制限が適用されることになり、パートナー回線で利用した場合はこの限りではありません。楽天モバイル公式ページにも『パートナー回線エリアは、国内は5GB超過後は最大1Mbps』と記載があります。

このパートナー回線とはいったいどのようなものなのでしょうか。

そもそも楽天モバイルは、大手三大キャリアに比べて利用可能エリアがどうしても狭いという弱点があります。その狭いエリアを補う役割を担うのがパートナー回線エリア、というわけです。

このパートナー回線はauのエリアをローミングで借りている状態です。それにより、楽天モバイルは日本全国で携帯事業を展開できているというわけですね。

最初にご紹介したように、楽天モバイルはかなり安くてお得なプランを展開していますが、エリアに関しては大きく二つに分かれて展開しているということを認識しておく必要があるでしょう。

ここからは、改めて楽天モバイルで通話をかけ放題にするにはどのようにすればいいか、そして楽天回線と別に展開されているパートナー回線がどのようなエリアになっているのか、それらについて触れていきますね。

音声通話はRakuten Linkアプリを利用すればかけ放題

音声通話については、通常は30秒22円で加算されることになりますが、楽天モバイルの通話アプリ『Rakuten Link』を利用して音声通話を行えば、国内での通話がかけ放題で利用することができます。

Rakuten Linkの国内利用時は、パートナー回線エリアで利用しても音声通話は無料で利用可能です。

また、海外での通話についても、海外⇒国内の場合は無料で電話をすることができます。

海外⇒海外、国内⇒海外のときは別途月額980円の『国際通話かけ放題』オプションを申し込めば定額料金で通話が可能。SMSについても、Rakuten Linkアプリを利用すれば無料で利用することができます。

よって、楽天モバイルで通話やSMSを使うときは、Rakuten Linkアプリから利用すれば国内通話はかけ放題で利用できますし、SMSも送信料無料で利用可能となります。

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楽天モバイルのパートナー回線はどこ?いつまで使える?

楽天モバイルを無制限で利用できる楽天回線エリアと、パートナー回線エリアの違いについてみていきましょう。

そもそもパートナー回線とは、楽天モバイル公式のお客様サポートのページに記載の通り、『au回線にローミング接続するエリア』のことです。

楽天モバイルは楽天の基地局の電波を利用する楽天回線エリアとこのパートナー回線エリアに分かれています。そして、ネットを無制限で利用できるのはあくまで楽天回線エリアに限られ、パートナー回線エリアだとデータ通信量に制限があり、月に5GBまで利用することが可能で、5GBのデータ容量を超過した後は1Mbpsの速度制限がかかります

このパートナー回線エリアですが、楽天モバイルのエリアが広がりを見せるのと同時に、順次楽天回線の方に切り替えが行われています。

楽天モバイル公式ページのお知らせの項目の中に、パートナー回線エリアから楽天回線エリアへの切り替えについてという項目で、都道府県ごとの切り替えの状況の記載があります。全てのパートナーエリアがいつ楽天回線エリアに切り替わるのかはまだ不明ですが、順調に進んでいる印象を受けますね。

楽天モバイルの通信速度

ここからは楽天モバイルの通信速度について、実際に利用しているユーザーの口コミをみていきましょう。カタログなどではわからない、実際に利用している方ならではの感想が見えて、非常に興味深いですよ。

まずは楽天モバイル回線エリアの通信速度についての良い口コミ・悪い口コミのご紹介、そのあとにパートナーエリアで利用している方の良い口コミ・悪い口コミをご紹介していきます。

楽天モバイル回線エリアの通信速度

まずは楽天モバイル回線エリアで利用されている方の口コミをご紹介していきます。

楽天モバイル回線エリアで利用されている方の満足度は比較的高い傾向が見て取れます。

これらのように、速度やエリアに関しては満足している方の声は多くありました。半面、残念ながらエリアや速度に不満を持つ方の口コミもあったのも事実です。

ここにご紹介したように、楽天モバイル回線エリアにいても、急に電波の状態が悪くなりパートナー回線に切り替わったり、通信速度が落ちたりすることもあるようです。

利用する地域や時間帯などによって多少の差はあると思いますが、気になる口コミではありますね。

楽天モバイルパートナー回線エリアの通信速度

続いては楽天モバイルパートナー回線エリアに関しての口コミです。

まずは、肯定的な口コミから。

ここまでは、パートナー回線エリアで利用する際の、肯定的な口コミをあげてみました。パートナー回線はau電波を利用しているので、おおむね満足しているという意見が多く見受けられました。

肯定的な口コミが多い反面、速度に不満を持つ口コミも散見されました。ここからは否定的な口コミのご紹介です。

パートナー回線エリアも地域によって差はあるはずですが、上記のような速度に不満の声や、速度制限がかかって利用しづらいという意見が見られました。

しかし、以下のような口コミも見られたので、ここで紹介します。

パートナー回線エリアの上限である5GBを利用したのちも速度制限がかからないで高速で通信できる、そのような口コミもいくつか確認することができました。

その事の真偽は不明ですが、本当であれば嬉しいところですよね。

いずれにしても、パートナー回線エリアから楽天回線エリアへの切り替えを急ピッチですすめているということは、パートナー回線エリアから楽天回線エリアへの切り替えについてという楽天モバイル公式ページでもわかります。

ユーザーとしては一日も早く、快適に無制限使い放題の環境が整うのを期待したいですね。

楽天モバイルスーパーホーダイ(ドコモ回線プラン)が『遅い』と感じるならアンリミットⅦに乗り換えがおすすめ

ここからは少し角度を変えて、楽天モバイルの旧プランである『楽天モバイルスーパーホーダイ』についてみてみましょう。

そもそも、『楽天モバイルスーパーホーダイ』とはどのようなものか、簡単に説明をしておきましょう。

楽天モバイルがまだMVNOだった時代、すなわち大手キャリアであるドコモのネットワークを借りてサービスを提供していた時代のプランです。いくつかあるプランのうち、最安であるプランSはデータ容量2GB+通話料10分かけ放題付きで一年間限定で月額1,078円という安さでした。

この『楽天モバイルスーパーホーダイ』の特徴は、手持ちのギガ数を使い切っても最大1Mbps(混雑時は300kbps)で利用できるので、もしも速度制限が入ったとしてもある程度快適に利用できるという点です。

しかし、いくら速度制限後も1Mbpsで利用が可能とはいえ、動画や最近のゲームなどを利用する分にはやはり1Mbpsだと速度の遅さをストレスに感じてしまいます。

上記の口コミのように、楽天回線エリアも広がりを見せている現在、旧MVNOのプランを利用されている方には楽天モバイルアンリミットⅦへの切り替えをお勧めします。

楽天モバイルを地方で利用するメリット

楽天モバイルは地方で利用する場合は、データ通信が使い放題ではなく、月額3,278円で毎月5GBまで高速データ通信が可能な定額料金プランということになります。

『地方で利用するなら使い放題でデータ通信ができないから損だ』

ということが言われるのは、この制限があるためです。

しかし、毎月のデータ利用量が5GB程度で十分な人なら、楽天モバイルを地方で利用する方が他社で契約するよりもメリットがあります。

楽天モバイルを地方で利用するメリットについてまとめました。

月額2,980で5GBまでデータ通信ができる

楽天モバイルを地方で利用しても、月額は税込みで3,278円で5GBまではデータ通信が行えます。

この料金で5GBまで利用ができるなら、他社で同じデータ容量を利用するときよりも安い料金で利用することができます

他社の料金プランと比較してみました。

キャリア 楽天モバイル ドコモ au ソフトバンク
料金プラン名 楽天アンリミットⅦ ギガライト(~5GBまで利用の場合) スマホミニプラン5G/4G(~4GBまで利用の場合) メリハリプラン(4G)
月額料金 3,278円 5,665円 6215円 8228円
音声通話 かけ放題 30秒20円 30秒20円 30秒20円
割引サービス適用時(家族割引・ネット割引・クレカ割引等) なし -2,387円 -1,287円 -3,300円
合計 3,278円 3,278円 4,928円 4,928円

楽天モバイルでは、月額3,278円で5GBまでデータ通信が利用でき、さらに音声通話については追加料金なしで電話がかけ放題で利用ができます。

ドコモの場合は、データ利用量を5GBまで利用した場合、楽天モバイルと同じく3,278円で利用が可能です。ただし、それには三つの条件があります。

それは以下のものです。

  • 家族三人以上でドコモを利用していること
  • ドコモ光とスマホをセットで利用していること
  • 利用料金の支払いをdカードに設定していること

この三つの項目を満たすことにより、合計2,387円の割引が受けられます。

この3つの条件をクリアしてはじめて楽天モバイルと同一料金になるわけです。

そうでなければ、月額料金は楽天モバイルよりも割高になり、音声通話についても30秒22円で加算されるため楽天モバイルと比べると料金は高くなってしまうということになります。

auの新たな料金プランであるスマホミニプラン5G/4Gは、1GBから4GBまでの利用に応じて金額があがっていくものですが、楽天モバイルに比べて利用可能ギガ数も少なく、料金も家族割引などを含めてもまだ楽天モバイルの方に分があります。

ソフトバンクについては、メリハリプランは2021年3月16日をもって受付が終了しています。2023年5月現在、選択できるプランであるメリハリ無制限と比較すると、5GB程度の利用で済むなら確実に楽天モバイルで利用した方がお得になります。

このように、毎月のデータ利用量が5GBで間に合うようなら、地方で楽天モバイルを利用するのは他社よりもお得な料金で利用ができますよ。

音声通話が無料でかけ放題になる

楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを利用すれば、パートナー回線エリアでの通話も24時間かけ放題で利用することができます。

Rakuten Linkアプリは無料のアプリなので、楽天モバイルの音声通話は、オプション料金なしで通話ができるということになります。

ドコモやau、ソフトバンクの音声通話の場合は、音声通話オプションサービスを利用しなければ30秒22円で通話料がかかります。

楽天モバイル ドコモ au ソフトバンク
5分以内の通話オプション名/月額 5分通話無料オプション/770円 通話定額ライト2/880円 準定額オプション+/880円
24時間電話かけ放題オプション名/月額 かけ放題オプション/1,870円 通話定額2/1,980円 定額オプション/1,980円

ドコモやau、ソフトバンクで音声通話をお得に利用するには、5分以内の通話を無料にするオプションサービスか、24時間電話かけ放題になるオプションサービスに加入が必要です。

なので、地方に住んでいる人で電話をたくさんすることが多いという人なら、楽天モバイルを利用した方がオプションに加入する必要もなく、電話料無料で利用ができるというメリットがあります。

家族割がなくてもリーズナブルに利用できる

先ほども解説しましたが、他社で月額料金を安くするためには以下のような条件を満たす必要があります。

  • 家族三人以上で同一キャリアを利用していること
  • ドコモ光やauひかりなどのインターネットサービスとスマホをセットで利用していること
  • 利用料金の支払いをキャリア発行のクレジットカードに設定していること

多少の細かい条件の違いはありますが、こちらはおおむね三大キャリア共通と言えます。

しかし、楽天モバイルは割引サービスに加入する必要がなく、誰でも最安値の定額料金3,278円で使うことができるので、他社で単独で利用するよりも楽天モバイルで利用した方がお得に利用することができます。

家族の回線やネット環境を気にすることなく、安く使えるのは本当にありがたいですね。

5GBを超過しても速度は1Mbpsで利用できる

楽天モバイルアンリミットⅦでは、パートナー回線エリアで5GBを超過してしまった場合は速度制限がかかってしまいますが、制限がかかっても1Mbpsの速度制限なので、インターネットサービスを利用するときもある程度快適なデータ通信が行えます

快適に利用できる通信速度の目安

  • メールやメッセージの送受信:127kbps~1Mbps
  • ウェブサイトの閲覧:1Mbps~10Mbps
  • 動画視聴:5Mbps~20Mbps

動画視聴は難しいかもしれませんが、メールやメッセージの送受信、ウェブサイトの閲覧なら、通信速度が1Mbpsまで低下しても割と快適に利用することは可能です。

他社の場合はプランによって異なりますが、同じ5GB程度まで利用ができる料金プランの場合で速度制限がかかる場合は、128kbpsまで低下することがほとんどです。

メールやメッセージの送受信がやっとな通信速度で、ウェブサイトの閲覧をするには遅すぎて利用できないくらいまで制限されてしまいます。

楽天モバイルアンリミットⅦなら速度制限がかかっても他社よりも快適に利用し続けることはできるので、万が一5GBの容量を超えたときも安心して利用ができると思います。

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楽天モバイルを地方で使うデメリット5選

ここからは、楽天モバイルを楽天回線エリア外で使う場合のデメリットについて説明します。

以前は他キャリアと比較しても、基地局の数やエリアがとても少なく繋がりにくい印象が強かった楽天モバイルですが、現在はどうなっているでしょうか。

まず、現在の楽天モバイルのエリアは以下の通りです。

人口カバー率:97%  (※2023年時点でのデータ)

人口カバー率はサービス開始当初よりかなり拡大していますね。

ただし、通信が安定してきたのは都市部が中心で、郊外になるとまだまだパートナー回線へ切り替わる地域が多いようです。

このような都市部郊外や地方で楽天モバイルの回線を使用する場合のデメリットを説明します。

地方在住で契約を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

デメリット①エリアが狭い

人口カバー率の数値が向上したとはいえ、都市部から少し外れるとまだまだつながりにくい地域も多いようです。

自分の生活する範囲が、楽天のエリア内でカバーができる場合は、使用に問題はないかもしれません。しかし、休日に郊外へお出かけしたりする場合は、出先が圏外となる可能性もあります。アウトドアなどが趣味の人は、特に山間部などは注意が必要です。

また、楽天回線エリア内であっても、地下や高層階などもエリア外となる可能性があります。自分の生活圏内が、使用可能なエリアなのかをきちんと確認するようにしましょう。

デメリット②楽天回線とパートナー回線にエリアが分かれている

楽天回線エリアでは、基地局が足りないため、楽天回線エリア外ではパートナー回線と呼ばれるau回線を借りて使用しています。

そのため、エリア外となりパートナーエリア回線に切り替わることがあり、そのタイミングで通信や通話が途切れてしまう可能性があります。

なぜなら、通常スマートフォンなどを使用する場合、移動時にはハンドオーバーという基地局から基地局へ電波の切り替えが発生しますが、このハンドオーバーの境目に楽天回線エリアとパートナー回線エリアが混在する場合、その電波の切り替えが上手くいかない場合があるからです。

またそのエリアは、通信状態が安定しないなどの可能性も出てくるので、不便に感じることがあるかもしれませんね。

エリアは拡大しつつありますが、エリア外ではパートナー回線が使用されており、うまく接続できない場合もあるので、注意しましょう。

デメリット③パートナー回線エリアは5GBまでの制限がある

楽天モバイルでは楽天回線エリアを外れてしまうと、自動的にパートナー回線エリアでの接続へ切り替わるしくみです。

パートナーエリア内で使用する際は、1カ月の使用データ量が5GBを超過すると通信速度が1Mbpsへ制限されます。

1Mbpsでの通信は、一般的に通常のメール送受信やインターネット閲覧等、たいていは問題なく利用できる通信速度です。

ただし、高速データ通信が使用できないため、データの重いコンテンツをダウンロードする場合や、高画質な動画視聴の際にストレスを感じる可能性があります。

そのため、このような使い方をする人は、生活の拠点がパートナー回線エリア内の場合は不便を感じる可能性が高いため、あまりおすすめできません。

デメリット④無料の国内通話かけ放題サービスは専用アプリが必要

楽天モバイルでは、国内通話かけ放題サービスを利用する場合は、専用のアプリを使用しなければ無料になりません。

『Rakuten Link』というアプリを使用し、電話をかけることになります。

しかし、アプリの利用にあたってはいくつか条件があり、かけ放題の対象外となる場合もあるので注意しましょう。その条件のひとつとして、対応OSのバージョンがあります。

Android・iOSそれぞれの対応バージョンは以下の通りです。

『Rakuten Link』対応OS

  • Android版:Android9以降搭載の楽天回線の対応機種
  • iOS版:iPhone6s以上の機種で、iOS14.4以降の機種

楽天モバイル公式ページの楽天リンクアプリ・ご利用条件に以上の記載があります。

なお、iPhoneユーザーへ「Rakuten Link」以外からの着信があった場合は、iPhone側で標準アプリにて着信するしくみです。

そのため、そのままかけ直すと、標準アプリでの発信となりかけ放題対象外となってしまいます。

しかし、たいていは着信履歴からそのままかけ直す事が多いですよね。

『Rakuten Link』外からの着信を多く受ける場合、標準アプリでのかけ直しに対応するよう15分(標準)通話かけ放題サービスという、1回15分以内の国内通話がかけ放題、国内SMSの送受信が使い放題になるオプションを利用した方が良さそうです。

デメリット⑤キャリアショップが少ない

楽天モバイルショップも、以前と比較すると増えてきたようですが、他3キャリアにはまだ追いつかない印象です。

特に、都市部を離れるとかなり数も少ないようですので、いざという時に遠くまで出向かなければならない可能性があります。

特に、年配の方などは操作が苦手な方も多いので、いつでも質問できるショップが近くにあると安心できますよね。しかし楽天モバイルはショップの数の少なさから、現在は地方ユーザーのサポートは少々難しいかもしれません。

購入したスマートフォンやタブレット等の操作が苦手で、使い方などの対人サポートが必要な方は、できるだけ近くにショップのあるキャリアを選んだ方が良いかもしれませんね。

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楽天モバイルエリアカバー率は98%!地方の楽天モバイルエリア内で速度が遅くなる原因と対策

サービス開始当初に比べるとサービスエリアも拡大した楽天モバイルですが、他3大キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクと比較するとまだまだ基地局が足りないため、繋がりにくい印象です。

そして、仮にエリア内であっても、地下や高層階の場所なども基地局が少ないため繋がりにくいこともあります。

繋がりにくい場所は以下のような所です。

  • 都市部以外の郊外や地方
  • 山間部
  • エリア内とパートナー回線エリア境目
  • 地下
  • ビルやマンションなどの高層階

これらの場所はいずれもつながりにくい印象を受けます。しかし、これらの場所以外でも楽天モバイルの電波が悪い、他キャリアと比較して繋がりにくい要因は、基地局の数以外にもあります。

他3大キャリアは、通常の電波より低い周波数帯の電波で、障害物があっても繋がりやすい『プラチナバンド』が国から割り当てられていますが、割り当て数に限りがあるため、後発である楽天モバイルには割り当てがありません。

その事実に対して、楽天モバイルはプラチナバンドの再割り当てを求めている現状で、2023年5月現在も総務省の『デジタル変革時代の電波政策懇談会』開催の、携帯電話用周波数の再割当てに係る円滑な移行に関するタスクフォースの中で話し合いがもたれています。

このプラチナバンドが楽天モバイルに割り当てられれば、現在のエリアや速度が格段に改善されるはずですが、それがいつになるか不明な現在でも、何かできる対策はあるでしょうか。

考えられる対策としては、以下の5点があげられます。

  • 機内モードのON/OFF
  • 電波の繋がりやすい場所への移動
  • パートナー回線エリア接続中の高速モードをONにする
  • 端末設定の見直し
  • 端末の再起動

以上の対策が、かんたんにできてそれなりの効果が期待できるものです。

それぞれ、以下に詳しく解説をしていきましょう。

対策①機内モードをON/OFFする

まずは最も簡単な方法として、『機内モードのON/OFF』があげられます。

そもそも、機内モードとは、スマホの通信をOFFにするための機能で、飛行機の中など、通信を行ってはいけない場所でかんたんに電波を遮断することが出来る機能です。

機内モードをいったんONにして通信を一時的に遮断、再度機内モードをOFFにすることにより一度遮断された電波をスマホが再度つかみ直すことにより、電波が繋がりにくかった状態が改善される可能性があります。

iPhoneにしてもAndroidにしても、スマホの機能の中に必ず機内モードはあるので、スマホの電波が繋がりにくい時には一度試してみる価値はあります。

対策②電波の繋がりやすい場所に移動する

次の対策は、単純に『電波の繋がりやすい場所に移動する』というものです。

スマホの電波は障害物のない屋外と、壁などの障害物のある屋内であれば繋がりやすさに多少の差が出てきます。屋内でも、場所によって繋がりやすい場所と繋がりにくい場所が当然存在します。

屋内にいて電波が繋がりにくいと感じたら、建物の中でもより屋外に近い場所、例えば窓際などに移動することにより、多少の改善が見込まれるでしょう。

対策③パートナー回線エリア接続中のデータ高速モードをONにする

パートナー回線エリアに接続している時に通信速度が遅いと感じた場合、『データ高速モードがONになっているかどうか』を確認してみることをおすすめします。

『データ高速モード』とはパートナー回線エリアでスマホを利用する際に、ON/OFFの切り替えをすることで通信速度を選択できるというものです。

データ高速モードがOFFになっている場合のメリットは、高速データ容量を消費せず利用可能である点ですが、その反面通信速度は国内最大1Mbps/海外最大128kbpsに限られ、快適に利用することが困難です。

その場合はデータ高速モードをONにすることにより、高速データ容量を消費はしますが高速通信は可能となります。

データ高速モードの切り替えの方法や高速データ容量の残量通知の設定方法などについては、楽天モバイル公式ページのサービスエリアの通信速度とデータ高速モードについてを参照してください。

対策④端末の設定を見直す

続いての対策は、『端末の設定の見直し』です。

例えば前述した機内モード、こちらがONになっていたり、モバイルデータ通信がOFFになっていれば、そもそも通信ができません。ただし、その状態でもWi-Fi接続ができれば通信は行えますが、繋がっているWi-Fiが商業施設などで飛んでいるフリーのWi-Fiで、その電波が弱いために通信がうまくいっていない、そんな可能性もあります。

ここに挙げたそれぞれの設定はかんたんに確認することが可能です。単純ですが案外これらを見直すことにより改善することもあるので、しっかり確認してみましょう。

対策⑤端末を再起動する

最後にあげる対策は、『端末の再起動』です。

これも電源を切って入れ直すだけの単純な作業ですが、電源をいったん切ることにより簡易的な リセットをかける効果があり、ちょっとしたエラーなどはこれを行うだけで改善する場合があります。

『電源を切って入れ直すだけで改善することがあるの?』

と思われるかもしれませんが、これはやってみる価値は十分にありますよ。

楽天モバイルの評判ってどう?地方在住者の口コミまとめ

楽天モバイルを地方で使うメリット・デメリットをいくつか紹介しました。

他キャリアと比較すると、繋がりにくい印象が多い楽天モバイルですが、実際にユーザーの方の使用感はどうでしょうか。

ここからは、楽天モバイルを使用中の地方在住者の『良い口コミ』や『悪い口コミ』を紹介します。

今後契約を検討されている方は、是非参考にしてみてくださいね。

楽天モバイルを使ってる地方在住者の良い口コミ

まずは楽天モバイルを利用されている、地方在住の方の良い口コミからご紹介していきましょう。繋がりにくいと言われがちな楽天モバイルですが、実際に地方で利用している方の生の声は以下のようなものになっています。

このように、地方で利用されている方の満足されている口コミはTwitter上でたくさんありました。実際に利用されている方のこのような口コミは、これから楽天モバイルを契約検討している方にとっては、心強いものですよね。

楽天モバイルを使ってる地方在住者の悪い口コミ

楽天モバイルを地方で利用されている方の、良い口コミをご紹介しましたが、残念ながらその反対で不満に思われている方の口コミもありました。ここからは、それらをご紹介していきます。

地方で利用される場合、『圏外になる』など、エリアの問題は多少なりともあるようです。

前述の『プラチナバンド』の問題などが解決に進めば、地方のエリア問題も改善は進んでいくはずですが、もう少し辛抱が必要な場所もあるようですね。

地方在住でも楽天モバイルを契約するメリットがある方・おすすめできる方

ここまでの内容を踏まえて、地方在住の方で楽天モバイルを契約するメリットがある方を以下にまとめてみました。

  • 通話メインで利用する方
  • 楽天経済圏を活用中の方
  • 大手キャリア契約中でスマホ料金を節約したい方

上記に当てはまる方は、楽天モバイルを契約することに大いにメリットがあります。

まずは『通話メインで利用する方』について。

前述の通り、楽天モバイルは他社と異なり通話のオプションをつけることなく通話が無料にできます。Rakuten Linkアプリを利用するという前提条件はもちろんありますが、通話が多い方にとっては追加料金なしで通話料が無料になる楽天モバイルは非常に魅力的でしょう。

次に『楽天経済圏を活用中の方』にも大きなメリットがあります。

楽天経済圏とは、日常生活の中の様々な場面で楽天のサービスを活用していくことを指します。楽天モバイルの活用もその一環であり、楽天モバイルを利用することにより楽天市場のポイント還元率が上がるプログラムである『SPU(楽天スーパーポイントアッププログラム』の還元率が最大3倍になるなど、かなりの特典が得られます。

楽天モバイルの利用自体でも楽天ポイントが得られて、貯まったポイントは楽天モバイルの支払いに充てることも可能となっているため、楽天モバイルを活用することにはかなりのメリットがあるといえるでしょう。

そして最後は『大手キャリア契約中の方でスマホの料金を節約したい方』にとってのメリットです。

楽天モバイルは大手のキャリアに比べると、通話料や通信料の料金面でかなりの節約につながります。なぜなら、楽天回線エリアであれば月々たったの3,278円で無制限使い放題が実現できるからですね。そして、楽天回線エリアでない場合でも、パートナー回線エリアで家族や自宅のネット環境の状況に左右されることなく5GBを3,278円で利用できることは、大手3キャリアにはないメリットと言えるでしょう。

月々のスマホ料金を少しでも節約したい方には楽天モバイルは圧倒的におすすめできます。

地方在住で楽天モバイルの契約をおすすめできない方

反対に、楽天モバイルを契約することはあまりお勧めでない方の特徴もまとめてみました。

当てはまるのは、以下のような方です。

  • 仕事でスマホを利用される方
  • auの電波が入りにくいエリアに在住の方
  • いつでも快適で高品質な通信を利用したい方

これらについて、それぞれみていきましょう。

まずは『仕事でスマホを利用される方』についてです。

特に営業職の方など、スマホでの連絡や通信を仕事をする上で頻繁に使われる方は、大手キャリアに比べてまだ電波や速度に不安の残る楽天モバイルをお勧めするのは難しいところです。

仕事の連絡などで折り返し電話をかける必要が多々ある場合、『Rakuten Link』アプリを使った通話料無料が利用できず、他キャリアと変わらない料金になるということにもなります。そして営業などで様々な場所に移動が多い方だと、電波の不安定さが仕事で利用する上でのネックになりかねません。そのような理由で、仕事でスマホを利用される方は、楽天モバイルが大手キャリア並みにエリアの充実が図られるまでは、あまりお勧めできないわけです。

『auの電波が入りにくいエリアに在住の方』についても、上記の理由と同様のことが言えます。

楽天モバイルは、ここまで解説してきた通り、楽天回線エリアとパートナー回線エリアに分かれています。そしてパートナー回線エリアはau回線にローミング接続するエリアなので、auの電波が入りにくいエリアだとスマホ自体の利用が困難になるわけです。これでは、楽天モバイルの契約がおすすめです、とは言えません。

そして最後に『いつでも快適で高品質な通信を利用したい方』についてです。

楽天モバイルの最大の魅力、それは大手キャリアに比べて安価で、楽天回線エリアであれば無制限使い放題が実現できる、その点にあると思います。

しかし、ここまで述べたように大手キャリアに比べるとまだエリア・通信速度に不安を残すこともまた事実です。

『料金の安さ』も大事ですが、それよりも『いつでも快適に通信を利用したい』、その点を重視するユーザーの方であれば、楽天モバイルよりも大手キャリアのスマホを利用することが向いていると思います。

ここまで述べた、楽天モバイルがお勧めできない理由はやはりエリアや通信の速度に関する不安が理由となっています。

逆にいえば、今後楽天モバイルのエリア等がさらに改善されていけば、上記に述べた不安も払拭され、契約も前向きに検討されることができるはずです。今後の楽天モバイルの増々のエリア拡充に期待しましょうね。

楽天モバイルはiPhoneで地方在住だと繋がりにくい等ある?

楽天モバイルの公式ページ、『障害情報のお知らせ』の中に、『ソフトウェアアップデート完了』として掲載されていますが、iPhoneをご利用の際に着信に失敗する事象についてという項目がありました。

内容としては、iPhoneを利用中の一部ユーザーの方に、楽天モバイルのネットワーク側の原因により、 主にパートナー回線エリアで利用の際、着信に失敗する事象が発生する場合があったが、上記の通りソフトウェアアップデートが完了して、2021年12月28日現在は改善しているとのことです。

『地方でなおかつiPhoneだから繋がりにくい』ということは、このような障害でもない限りは基本的にはありません。

iPhone又はAndroidが繋がりにくいと感じた場合は、楽天モバイルの公式ページ、『お知らせ』の項目でソフトウェアアップデートやシステムメンテナンス、障害等に関して何か情報がないかを確認してみるのもお勧めです。

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楽天モバイル「アンリミットⅦ」地方住まいのメリットまとめ

ここまで、楽天モバイルを地方で利用する場合のメリットやデメリット、お勧めできる人やそうでない人について、解説してきました。最後にその内容のまとめをします。

楽天モバイル地方住まいで利用のメリット

  • 上限5GBまで月額3,278円
  • 上限に達しても1Mbpsの通信速度を維持
  • 楽天回線エリア外でも通話は無料でかけ放題(Rakuten Link使用時)
  • 家族割などがなくても他社と比べてリーズナブルに利用が可能

楽天モバイルは、楽天回線エリアで利用すればデータ通信は無制限で利用できますし、音声通話も無料でかけ放題で利用することができます。

楽天回線エリア外でも毎月5GBまではデータ通信ができますし、データ容量を超過したあとも1Mbpsの速度で利用が可能なため、ウェブサイトの閲覧なども快適に利用ができます。

音声通話についてはRakuten Linkアプリを利用すれば、全国どこででも無料で通話をすることができますので、電話をよくかけるという人にもおすすめです。

楽天モバイルは、地方に住んでいても他社と比べてお得な料金で利用することができるので、生活範囲がエリア圏内の場合は、乗りかえを検討してみてはいかがでしょうか。

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株式会社NNコミュニケーションズ日本インターネット協会に所属し通信インフラの構築からブロードバンドサービスの提案まで現在のインターネットを基礎構築からユーザーの対応まで一貫して行っています。通信・情報をビジネスに活かし日本の発展させる企業グループでもある一般社団法人テレコムサービス協会の一企業としてインターネットで得た知見をもとに昨今人気の通信業界の格安SIMやスマホについて発信しています。

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