スマホやパソコン、タブレットなどネット通信をする際に必要になってくるのがWi-Fi回線ですよね。
中でもWiMAXは低価格な上に、回線工事一切なしの手軽さで非常に便利なポケットWi-Fiです。
とはいえ、料金と同時に重視したいのが“繋がりやすさ”。
ペンギン
都内であるほどエリア内である傾向が多いため、地方に住んでいる方は特に自宅がWiMAX回線に繋がるか気になる方もいるかと思います。
そこで今回は、地方や田舎に住んでいる方向けに、WiMAXの繋がりやすさに付いて徹底的に検証しました。
すでにWiMAXを使っていて、繋がりにくいと感じる方や、そもそものWiMAXの回線状態を知りたい方など、ぜひ最後まで一読して参考にしてみてくださいね!
WiMAXは地方・田舎では繋がりにくい?
WiMAXは端末1台あれば、どこへ移動しても使えます。
ただ、場所によっては繋がりにくいといった場合も出てくるかもしれません。
どこのエリアが向いているのか実際にエリアマップで確認しましょう。
WiMAXの人口カバー率は90%以上
引用:エリアマップ
あくまで一例に過ぎませんが、上図はWiMAX2+回線がカバーしているエリアです。
WiMAXは都市圏を中心にカバーしており、90%以上の人口カバー率を誇っています。
そのため、基本的には全エリアに満遍なく対応しており、ポケットWiFiとして有効でしょう。
特に東京をはじめとする関東、大阪、福岡など人口密度の多い地域は心配する必要ありません。
地方・田舎で繋がりにくいエリアもある
引用:エリアマップ
一方で、地方のエリアを見ると繋がりにくい地域もあるようです。
山間部の多い地方は、WiMAX回線が必ずしも繋がるとはいえません。
山奥すぎてWiMAXが繋がらない
— crownhearts (@crownhearts) May 1, 2019
ただエリアマップはあくまで対応エリアを掲載しているだけなので、エリアに人がいない地域の可能性もあります。
人口カバーしているかどうかを重視して判断しましょう。
ペンギン
WiMAXが繋がりにくい時の対策方法
WiMAXが繋がりにくい場合でも大きく2つの方法で解決できる場合があります。
ピンポイントエリア判定を行う
LTEモードを使う
それでは一つ一つ確認していきます。
対策1.ピンポイントエリア判定を行う
一つ目の対策法はピンポイントエリア判定でチェックする方法です。
公式サイトのピンポイントエリア判定を利用すれば、自宅エリアがWiMAX対応地域かどうかが分かります。
サービスエリアマップのエリアを選択すると「◯(圏内)」「△(不確定)」「×(圏外)」のいずれかで判定されます。
まずは自宅エリア付近をチェックしてみましょう。
判定が「◯」だった場合
判定が「◯」だった場合は、WiMAX回線はエリア内に対応しているので、通信障害はエリアが原因ではありません。他の原因を探しましょう。
その際は以下の3つを試すことで解決するケースがあります。
・有線LAN接続にしてみる
・再起動する
・電池パックまたは機器の交換
エリアではなく通信の問題であれば、クレードルなどを使って有線LAN接続をすれば通信が安定します。
また、機種が旧機種で寿命である場合は機種変更が必要です。
判定が「△」または「×」だった場合
判定が「△」または「×」だった場合は、WiMAXのエリアが対応していない可能性があります。
とはいえ、まだ諦めなくても大丈夫です。
さらに詳しい調査が必要な地域となるため、WiMAXサポートサービスで調べることができます。
BroadWiMAXでは、判定マップでエリア外だった場合、専門スタッフが詳しく調査してくれるサポートサービスを設けています。
詳しくは「BroadWiMAXエリアご相談フォーム」に問い合わせてみてください。
対策2.LTEモードを使う
ハイスピードモード(標準モード) | ハイスピードプラスエリアモード(LTEモード) | |
利用回線 | WiMAX2+ | au 4G LTE |
データ量 | 通常プラン:7GB/月 ギガ放題プラン:無制限 (※3日で10GB制限あり) | 通常/ギガ放題 関わらず 7GB/月 |
利用シーン | 通常時 | WiMAX2+が圏外or繋がりにくいエリア |
特徴 | 都市圏に強い | 地方・田舎に強い |
通信速度 | 速い | さらに速い |
繋がりが悪い時は、LTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)を利用するのも手です。
通常時はWiMAX2+回線のハイスピードモードが基本ですが、LTEモードに切り替えるとより広範囲の通信が可能です。
ペンギン
したがってWiMAX2+が圏外または繋がりにくいエリアではLTEモードが向いているでしょう。
なお、通信モードの切り替えは機種本体の設定から簡単にできます。
【注意】LTEモードには7GBの制限がある
LTEモードは利便性の高い機能ですが、月間7GBまでの利用制限があるので注意してください。
もし7GB以上利用すると、最大128Kbpsの速度制限がかかります。この速度は、Web閲覧もまともにできないレベルです。
さらに厄介なのが、LTEモードだけでなく、標準モード(ハイスピードモード)も速度制限の対象になります。
つまりいくらギガ放題プランで契約したとしても、LTEモードで計7GB以上利用した場合は、その月の1ヶ月は速度制限で利用できません。
イヌ
したがってこのLTEモードは本当に繋がりにくい状況や、出張で地方に行く場合で活用しましょう。
自宅エリアがそもそも繋がりにくい場合はLTEモードは向いてません。
結論:繋がりにくいならWiMAXはおすすめできない
もしこれまでお話してきた対策法でも通信が改善されない場合はWiMAXはおすすめできません。
そもそも自宅や仕事場がWiMAXの繋がりにくい地域である場合は、WiMAX回線ではなく違う回線を探した方がいいです。
WiMAX回線がダメならソフトバンク回線がおすすめ
以下は各キャリアが提供するポケットWiFiのエリア(関東)を比較したものです。
Ymobileは無制限モードのエリアが青いエリアのみ(画像参照)で、最もエリアが狭くおすすめできません。また、docomoも狭くはありませんがWiMAXのエリアには劣ります。
唯一ソフトバンク回線はWiMAX以上のエリアの広さを実現しており、公式的に人口カバー率99%と発表しています。
ソフトバンク4G LTE回線は、広範囲に対応しており、通信の安定性にも定評があります。
そのため、山間部の多い地方に住んでいる方はソフトバンク回線のポケットWiFiを利用するのがおすすめです。
▼参考
「WiMAX」:サービスエリアマップ
「Softbank」:サービスエリアマップ
ソフトバンク回線も使うなら「MUGEN WiFi」
ソフトバンク回線のポケットWiFiを利用するなら間違いなく「MUGEN WiFi」がおすすめです。
「MUGEN WiFi」は、クラウドSIMを採用し、3大キャリア(Softbank/au/docomo)の全ての回線に対応したポケットWiFiです。
そのため、ソフトバンク回線だけでなく、3大キャリア全てを利用できるのが特徴。
さらに、「MUGEN WiFi」のメリットは以下の通り。
- 月間100GB使える
- WiMAXのような3日で10GBまでの速度制限がない
- 海外でも使用できる
- 2年契約で契約期間が短い
- 30日間のお試し利用が可能
したがって、WiMAXのエリア外に住んでいる方は、「MUGEN WiFi」を試してみるのも手でしょう。
まとめ
さて、WiMAX回線について徹底的に見ていきました。
WiMAXはどこで契約しても同じUQ回線を利用しているため、各通信速度・対応エリアは全く同じです。
したがって、もしあなたがWiMAXを使うなら、より料金の安い&サービスの良いプロバイダ(販売店)を契約するのが得策です。
一方で、WiMAX回線が自宅エリアに対応しにくい場合は、そもそものWiMAXの契約をおすすめしません。
ペンギン
まずはWiMAXの公式エリアマップでエリアの確認をした上で回線先を判断すると良いでしょう。
ぜひ、満足のできる回線探しをしてみてくださいね!
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