Huawei(ファーウェイ)から同時発売されたW05とL01s。
どちらも2018年発売の端末ですが、そこで気になるのがどちらの端末(ルーター)を選ぶべきかという問題ですよね。
結論から言うと、性能が断然良くオススメなのはW05です。
今回はそれぞれのスペックや使用用途を比較しながらお話していきます。
ペンギン
L01sのデメリットは?W05と比較!
そもそもL01sとW05は使用用途が全然違います。
W05は外でもどこでも持ち歩きできる端末で、一方のL01sは据え置きタイプのホームルーターです。
したがってL01sは外で利用することができません。家でインターネットを利用する方向けの端末です。
ただ冒頭でもお話しましたが、せっかくWiMAXを契約するなら家でインターネットを利用する場合でもW05がオススメです。
そこでL01sのデメリットといえる面を見ながら、W05のスペックと検証していきます。
L01sデメリット①通信速度がW05より劣る
まず両端末の通信速度を比較してみましょう。
L01s | W05 | ||
受信最大速度 | 通常 | 440Mbps | 558Mbps |
LTEモード | 表記なし | 758Mbps | |
送信最大速度 | 通常 | 30Mbps | 30Mbps |
LTEモード | 表記なし | 112.5Mbps | |
通信回線 | WiMAX2+ LTE | WiMAX2+ LTE |
※GMOとくとくBB調べ
WiMAXはWiMAX2+回線を利用するのが通常なので、基本的には”通常モード”で比較してください。
W05を通常で利用すると、受信最大速度558MbpsとL01sよりも速いことがわかります。
さらにどちらもLTE回線も対応していますが、W05をLTEモードにすると受信速度が最大758Mbpsと最速なります。
LTEモードにすることで、WiMAX回線では繋がらない地方の山間部にも繋がります。そのため地方に出張に行く機会などに活用できます。一方で、7GB以上利用すると速度制限がかかるので注意が必要です。
通信速度で比較しましたが、端末W05の方が速いことが分かりました。
したがって機能性で比較するとW05が断然オススメです。
イヌ
L01sデメリット②持ち運びできない
冒頭でもお話ししましたが、L01sはホームルーターなので持ち運びができません。
L01sは常にコンセント(AC電源)に繋いでおく必要があります。
一方でW05はバッテリーがあるため、電源をつければ家だけでなく外でも利用できます。さらにポケットサイズなので、持ち運びが便利です。
ちなみにW05の通信時間については以下を参考にしてください。
W05 | ||
バッテリー容量 | 2,750mAh | |
連続通信時間 | 440Mbps通信 | 約6.5時間 |
220Mbps通信 | 約9時間 | |
110Mbps通信 | 約10.5時間 | |
LTEモード | 約9.1時間 |
基本的には220Mbps通信のノーマルモードを基準にしてください。連続通信時間が約9時間もあるため、日常生活で困ることはほとんどないでしょう。
ペンギン
L01sデメリット③ディスプレイがない
W05はタッチパネル式で通信状況やギガ数を簡単な操作ですぐに分かりますが、L01sにはそのようなディスプレイがありません。
したがって操作の便利性でもW05が一歩リードしているといえます。
ペンギン
さらにL01sのデザインにはデメリットがあります。
L01sには「WPSボタン」と「Modeボタン」があるのですが、押し間違えるとLTEオプション(有料オプション)を利用することになり、1,005円請求される恐れがあります。
「WPSボタン」とは無線LAN対応のスマホやパソコンをインターネットに接続できるボタンで、「Modeボタン」とは約2秒の長押しで、通常モードからハイスピードエリアモード(LTEモード)に切り替わります。
三週間ぶりに速度制限が解除された。
wimaxのホームルーターを再起動した際にLTE設定のボタンをいつのまにか押してしまっていた為、三日間で10g制限にならず一ヶ月間制限かかりっぱなしで最低だった。— あおしょう (@sxhxo) March 1, 2019
つまり自動的にLTEオプション(月額1,005円)に利用することになるので注意が必要なボタンなのです。
イヌ
結論:L01sは基本的にお勧めしない
L01sのデメリットを見てきましたが、いかがでしたか?
L01sの唯一のメリットとして、ケーブルで繋げば有線接続ができる点があります。
有線接続は無線接続よりも通信が安定するので、家でオンラインゲームするような方は特にオススメです。
ただしモバイルルーターであってもクレードル(別売り)があれば有線接続ができるので問題ありません。
ペンギン
端末を選んだらプロバイダ選び!GMOとくとくBB WiMAXが最安値
端末を選んだら、次は本題のプロバイダ選びです。
結論としては現在最も最安値のプロバイダはGMOとくとくBB WiMAXです。
前章で端末W05が一番オススメであることをお話しましたが、そのW05でもっともオススメなのがこのGMOとくとくBBです。
主な特徴は以下の3つです。それでは一つ一つ見ていきましょう!
- 料金が最安値
- キャッシュバックが高額
- 20日間無料
料金が最安値
最大のメリットは料金の安さです。
現在WiMAXを提供しているプロバイダ(会社)は20社以上ありますが、その中でもGMOは最安値で提供されています。
以下はトータル費の安い順にランキング化したものです。
※1年あたりのトータル費={(月額料金×36ヶ月)-キャンペーン割引}÷3
※全プロバイダ共通の初期費用(3,000円)とユニバーサル料(2円)を除く
順位 | プロバイダ | キャンペーン | 1年間あたりの費用 | 実質月額 |
1位 | GMOとくとくBB | キャッシュバック 32,000円 | 40,053円 | 3,337円 |
2位 | BroadWiMAX | 月額割引 | 42,875円 | 3,572円 |
3位 | カシモWiMAX | 月額割引 | 43,320円 | 3,610円 |
4位 | DTI WiMAX | 月額割引 | 43,476円 | 3,623円 |
5位 | EXWiMAX | 月額割引 | 44,269円 | 3,689円 |
6位 | ASAHIネット WiMAX | 月額割引 | 47,480円 | 3,956円 |
7位 | TiKiモバイル | 月額割引 | 47,880円 | 3,990円 |
8位 | hi-ho WiMAX | キャッシュバック 10,000円 | 48,320円 | 4,026円 |
9位 | So-net WiMAX | 月額割引 | 48,552円 | 4,046円 |
10位 | BIGLOBE WiMAX | キャッシュバック 17,000円 (※データ端末購入の場合) | 49,960円 | 4,163円 |
表でお分かりいただけるように、GMOでは月額3千円弱でインターネットを利用できます。
これは月額料金だけでなく、高額なキャッシュバックも大きく影響しています。
ちなみにどのプロバイダも同じUQコミュニケーションズ社の回線を利用しているため、通信速度・対応エリアは全く同じです。
そのため、WiMAX比較は料金だけで大丈夫です!
ペンギン
キャッシュバックが高額
広告などでもよく見かけるかと思いますが、このGMOのキャッシュバックも全プロバイダ中最高額となっています。
現在4万円以上のキャッシュバックを実施しており、プランを問わず、契約者全員もらうことができます。
注意点として、現在キャッシュバックキャンペーンを廃止するプロバイダが増えているため、もしキャッシュバックを利用したい方は、期間中にキャンペーンが行われているか確認しておきましょう。
ペンギン
20日間無料
もしWiMAXに満足できなかった場合、契約から20日以内であれば違約金無料で解約することができます。
そのため、自分の地域ではネットが繋がりにくかった…といったトラブルも、無料解約の保証があるので安心して契約できます。
参考 GMOとくとくBBの「20日以内解約無料サービス」についてペンギンWiMAXこのサービスはプロバイダの中でもGMOでしか実施されていないので、WiMAX初心者の方は一度お試しとして、GMOに申し込んでみるのも良いでしょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。WiMAX端末のL01sとW05を比較していきました。
どちらも2018年発売で、それぞれ使用用途が異なります。
とはいえ、仮に家だけでWiMAXを使う場合も、速度がより速いW05の方が基本的にオススメです。
ペンギン
それでは今回の内容をまとめます。
- 端末はL01sよりも最速な端末がオススメ
- モバイルルーターをホームルーターとして使うならクレードルを利用すればOK
- プロバイダはGMOとくとくBB WiMAXが最安値
WiMAXの端末について何か疑問点があったら、またこの記事を参考にしてみてください。
自分に合った端末・プロバイダを探してWiMAXをゲットしましょう!