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WiMAX機種のW06を正直にレビュー!これを読めば完全理解できる

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インターネットに接続する方法は光回線やモバイル回線、ADSLなどさまざまな手段がありますが、中でも端末1台を持ち歩くだけで簡単に接続できるのがWiMAXです

今回はWiMAX機種の中でも注目のある「Speed Wi-Fi NEXT W06」についてご紹介します。
当記事ではW06の新しく搭載された機能だけでなく、デメリットといえる面も追求していきます

ペンギン

機種本体は無料で、選ぶ端末によって通信の安定性やバッテリー持ちが変わってくるよ。

結論から言うと、W06では通信速度が強化され、光回線と同等の速度が実現されました。
したがってネット通信の速さを求める方には非常におすすめの端末です。

この記事の結論は以下の通りです。

  1. WiMAXを通信速度で選ぶならW06
  2. バッテリー持ちを重視するならWX06
  3. W06・WX05で最安値プロバイダはGMOとくとくBB WiMAX
これからWiMAXを利用する予定の方や、どの端末を使うか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

WiMAX機種で新たに加わったW06の特徴

はじめにW06の他の端末とは違う機能を見ていきます。
W06に新たに搭載された機能は以下の3つです。

通信最大速度1.2Gbpsが実現

2つの機能によって繋がりやすさの20%向上

通信制限を防ぐ自動切替機能が付属

それでは一つ一つ確認していきましょう。

通信最大速度1.2Gbpsが実現

WX06W06WX05W05WX04
WX06W06wx05w05wx04
発売日2020/1/302019/1/252018/11/82018/1/192017/11/1
下り最大通信速度440Mbps
(LTEモード
440Mbps)
558Mbps
(LTEモード
1.2Gbps)
440Mbps558Mbps
(LTEモード
:758Mbps)
440Mbps
上り最大通信速度30Mbps
(LTEモード
75Mbps)
30Mbps
(LTEモード
75Mbps)
30Mbps30Mbps
(LTEモード
:112.5Mbps)
75Mbps
連続通信時間約14時間約11.4時間約14時間約10.5時間約13.8時間
バッテリー容量3,200Ah3,000mAh3,200mAh2,750mAh3,200mAh
最大接続可能台数16台16台10台10台10台
通信方式WiMAX2+
au 4G LTE
WiMAX2+
au 4G LTE
WiMAX2+
au 4G LTE
WiMAX2+
au 4G LTE
WiMAX2+
au 4G LTE
製造元NECプラットフォームズ株式会社HUAWEINECプラットフォームズ株式会社HUAWEINECプラットフォームズ株式会社

※1Gbps = 1000Mbps

WiMAXはこれまで数多くの端末が発売されてきましたが、W06の通信速度はこれまで発売されてきた端末の中で最も速いです。

通常時(無線接続時)の場合は下り最大で867Mbps、さらにUSB有線接続時であれば下り1.2Gbps(=1200Mbps)が実現しています。
この速度は光回線と同レベルの通信速度です。

したがってより速いネット通信を求める方向けの端末と言えるでしょう。

W06が1.2Gbps通信を実現したワケは?

W06の通信速度の向上は、「CA技術」と「4×4MIMO技術」の2つの方法で実現しています。
「CA技術」とはいわゆるキャリアアグリゲーション(CA)という技術で、いままで1車線だった道路を2車線に広げて、110Mbps×2=220Mbpsにするというイメージです。
もう一方の「4×4MIMO技術」は基地局のアンテナを4本にし、端末も4本のアンテナを実装することでさらなる通信速度の向上が実現しているのです。

2つの機能によって繋がりやすさの20%向上

W06では新たに「⑴高性能ハイモードアンテナ」と「⑵TXビームフォーミング機能」の2つの機能が追加されました。
受信感度が向上されたことで、繋がりにくかった場所でも受信度がアップしています。

⑴高性能ハイモードアンテナ

高性能ハイモードアンテナは、前機種であるW05やWX05では搭載されていない新たな機能です。

この機能が搭載されたことで、アンテナ感度が向上し、基地局からの電波をしっかりキャッチします
これにより、建物など障害物に弱いWiMAX回線も問題なく通信できるようになり、通信の安定性が20%向上しています。

⑵TXビームフォーミング機能

TXビームフォーミングとは、スマホなどの機器の位置を検知して、狙って直接電波を送信する機能です
これにより、通信速度が20%向上し、電波の繋がりにくい場所でも通信が安定します。

この機能はWX05でも搭載されていましたが、クレードルがある場合のみ有効でした。一方、W06ではクレードル不要で使うことができます。

通信制限を防ぐ自動切替機能が付属

また、W06ではギガ数の設定値を設定することで自動切り替えできる機能があります。

WiMAXのLTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)は月間7GB以上使うと速度制限があります。
この速度制限を防ぐために、W06では自動的に通常モード(ハイスピードモード)に切り替わる機能が搭載されています

月間データ容量を気にすることなく、安心してLTEモードが使えるのはW06のメリットと言えるでしょう。
参考:「要注意!WiMAXのLTEオプションの落とし穴|7GBの速度制限について

比較して分かるW06のデメリット

さて、W06の特徴を見ていきましたが、それでは逆にデメリットはあるのでしょうか。

この章では、販売時期が近い「WX06」と比較しながら見ていきます。
どの機種が自分に合っているのかぜひ検討してみてください。

バッテリーの持ち時間がやや劣る

W06WX06
W06WX06
受信最大速度通常558Mbps440Mbps
LTEモード1.2Gbps440Mbps
送信最大速度通常30Mbps30Mbps
LTEモード75Mbps75Mbps
バッテリー容量3,000mAh3,200mAh
連続通信時間440Mbps通信約7.1時間約8.3時間
220Mbps通信約9時間約11.5時間
LTEモード約10時間約13.3時間
通信回線WiMAX2+
LTE
WiMAX2+
LTE

スペックを比較すると、通信速度ではW06の方が断然速く、特にLTEモード時ではおよそ3倍もの速さになります。

一方で、連続通信時間を見るとWX06は約11.5時間に対して、W06は約9時間と若干短いです。(220Mbps通信)

以上から、通信速度はW06の方が速いものの、バッテリー持ちではWX06の方が良いことが分かりますね。

ペンギン

ちなみにiPhone8の連続通信時間は約8時間だよ。参考にしてみよう。

このようにネット通信において、通信速度またはバッテリー持ちのどちらを重視するかによって選ぶ機種が変わってきます。

クレードルがない

次に別売りのクレードルについて比較します。

WX06にはクレードルがありますが、W06でクレードルが付属されなくなりました
おそらく需要が少なくなっているのが原因と考えられます。

ペンギン

WX06のクレードルは、公式サイトから3,980円(税抜)で購入できるよ。

そもそもクレードルとはWiMAXを置くスタンド型の機器で、有線LAN接続をしたり、無線LANスポットとして利用できます。
ただ、クレードルがあっても直接充電できるわけでも、通信速度をアップさせるわけでもないため、実はなくても問題ありません

実際に「ビームフォーミング機能」は、WX06ではクレードルがある場合のみ有効ですが、一方のW06ではクレードル不要で使うことができます

したがってW06にクレードルがないのは全くデメリットではありません。

NFC接続機能がない

NFC接続とは、接続したいスマホ機器などをWiMAX端末にかざすだけでWi-Fi接続できる機能です。
わざわざSSID・パスワードを入力する必要がないので、とても便利でした。

W04やW05ではこの機能があったのですが、W06ではNFC接続機能がありません

製造元で比較

W06WX06
W06WX06
製造元HUAWEINECプラットフォームズ株式会社

最後にW06とWX06の製造会社での比較です。
W06はHUAWEI(ファーウェイ)、一方のWX06はNECプラットフォームズ株式会社が製造元となっています。

なぜ製造会社で比較するかというと、近年HUAWEI問題がたびたび取り上げられているためです。
HUAWEI問題とは簡単に言うと、HUAWEI機器本体にデータを盗み取る危険性があるとアメリカが摘発した問題です。

HUAWEI問題とは?HUAWEI(ファーウェイ)が中国政府とつながっており、「同社製品に情報を抜き取る機能が埋め込まれている」とアメリカ政府が指摘した問題。ただ、現時点でそういった根拠を裏付ける決定的な証拠は挙がっていない。しかし徐々にHUAWEI製品に対する締め出しの傾向は強まっており、日本における今後の動きも注目されている。


現時点では日本において、HUAWEI製品の完全な排除はされていませんが、まだ今後の行方は不明です。

現時点では特に心配する必要はありませんが、もし少しでも気になる場合はNECプラットフォームズのWX06が無難かと思います。

結論:通信の速さを求めるならW06

W06WX06
W06WX06
発売日2019/1/252020/1/30
通信速度
バッテリー持ち
クレードル無し有り
同時接続台数16台16台
製造元HUAWEINECプラットフォームズ株式会社
特徴通信速度がはやいバッテリー持ちが良い

W06についてWX06と比較しながら見ていきました。
結論としては通信速度のはやさを重視する方はW06、バッテリー持ちを重視する方・HUAWEI製品を避けたい方はWX06がオススメです。

全体的なスペック面ではW06の方が上ですが、いずれにせよどちらの端末も旧型と比較すると非常にスペックが高いです。

機種選びも大切ですが、基本的に発売されている機種のスペックは高いため、WiMAXはプロバイダ選びの方を重視するのが一般的です。
▼WiMAXのプロバイダ最新情報
【2022年最新】WiMAXの料金ランキング!最安でお得に契約できるはここ

最後にそれぞれの口コミ・レビューをご紹介します。

W06の口コミ

  • 通信速度が速い

WX06の口コミ

  • レンジ中も切れなくなった
  • バッテリー交換ができる

【最新】W06・WX06におすすめのプロバイダはコレだ!

W06・WX06を扱っているWiMAXのプロバイダを、料金の安い順に並べました。

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1位GMOとくとくBB
GMOとくとくBB
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45,236円3,771円
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月額割引47,173円3,931円
3位
カシモWiMAX
月額割引 46,834円3,902円
4位
DTI WiMAX
月額割引46,834円3,870円
5位
EXWiMAX
月額割引 44,269円3,905円
6位
ASAHIネット WiMAX
月額割引48,392円4,032円
7位
TiKiモバイル
月額割引52,668円4,389円
8位
hi-ho WiMAX
キャッシュバック
10,000円
 49,818円4,151円
9位
So-net WiMAX
月額割引52,102円4,341円
10位BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAX
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