▶︎【最新情報】WiMAX人気ランキング

注意!WiMAXのLTEオプションの落とし穴|ハイスピードモードとの違いは?

ハイスピードプラスエリアモード、通称LTEモードをご存知ですか。
WiMAXを契約する際にたびたび目にする機会も多いかと思います。

月額1,005円で利用できるオプションで、通常よりも広範囲エリアにWiMAXが対応することができます。

ですが、実はいくつか気をつけていただきたい注意点があり、もし正しく利用しないと1ヶ月間WiMAXが利用できない状態に陥る場合も…

ペンギン

LTEオプションは7GBの速度制限があるよ。

そこで今回LTEオプションの注意点について見ていきます。
しっかり内容を把握した上でこのオプションを利用するか検討してください。

WiMAXのLTEオプションとは?ハイスピードモードとの違い

LTEオプションとはLTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)を利用できるオプションのことをさします。

通常、WiMAXは標準モード(ハイスピードモード)で、WiMAX2+回線を利用しています。
LTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)の場合、このWiMAX2+回線にさらにau 4G LTE回線を追加した通信が可能になります。

したがって、より広範囲のエリアに対応でき、さらに通信速度のアップも期待できます

詳しくは以下の比較表で確認してください。

ハイスピードモード(標準モード)ハイスピードプラスエリアモード(LTEモード)
利用回線WiMAX2+au 4G LTE
データ量通常プラン:7GB/月
ギガ放題プラン:無制限
(※3日で10GB制限あり)
通常/ギガ放題 関わらず
7GB/月
利用シーン通常時WiMAX2+が圏外or繋がりにくいエリア
特徴都市圏に強い地方・田舎に強い
通信速度速いさらに速い

LTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)は、月間データ容量7GBまでの上限があるため、頻繁に使えるモードではありませんが、WiMAXが繋がりにくいエリアや速度が遅くなった際に利用できます。

特に、山間部の多い地方や田舎で通信する場合に活用できるでしょう。

通信モードの切り替えは簡単!

標準モードからLTEモードへの切り替えは簡単で、端末から設定できます。

「通信モード設定」から”ハイスピード”または”ハイスピードプラスエリア”のいずれかを選べば、5~10秒程度で通信モードが切り替わります。

ペンギン

初期設定はもちろん、ハイスピード(標準モード)で設定されてるよ。

現在LTEオプションは無料!

LTEオプションの料金体制は以下の通りです。
2年契約はLTEオプション月額1,005円
3年契約はLTEオプション無料

以前は2年契約がありましたが、現在WiMAXは3年契約が基本で、2年契約しているプロバイダはありません。(UQを除く)

したがって、これからWiMAXを利用する方は基本的にLTEオプションは無料で使えることになります。
また、特にオプション加入手続きなどは必要なく、前述したように端末からLTEモードに切り替えれば利用できます。

WiMAXでLTEオプションを使う際の唯一の注意点

広範囲で高速通信できる便利なLTEオプションではありますが、実は注意していただきたい点が一つあります。
LTEモードを利用する前に確認して下さい。

※以下ハイスピードモードを「標準モード」、ハイスピードプラスエリアモードを「LTEモード」と表記します。

注意点:LTEオプションは月間7GBまで!

冒頭でも少しお話しましたが、LTEオプションは月間データ容量7GBまでの上限があります。

つまり1ヶ月でLTEモードの利用が7GBを超えてしまった場合、速度制限(最大128Kbpsに減速)されます。
この速度制限はWeb閲覧もまともにできないので注意しましょう。

なお、ギガ放題プラン・通常プランの各規定は以下の通りです。

ギガ放題プラン通常プラン(ライトプラン)
標準モード
(ハイスピードモード)
無制限
(※3日で10GB制限あり)
標準モードとLTEモード合わせて
7GB/月
LTEモード
(ハイスピードプラスエリアモード)
7GB/月

本来、通常プランは月間7GBまでのプランなので、LTEモードを利用した場合でも、標準モードとLTEモード合わせて7GBまでが上限です。

一方ギガ放題プランは、LTEモードは月間7GBまでですが、標準モードであればもちろん上限なく使えます

ギガ放題プランは注意!

ギガ放題プランの方は特にLTEモードの使い方に気をつけましょう。

ギガ放題プランは標準モードはもちろん上限なく利用できますが、もしLTEモードを月間7GB以上利用して速度制限になった場合、標準モードも速度制限の対象になります。

つまりいくらギガ放題プランで契約したとしても、LTEモードの速度制限にかかると標準モードもまともにネットが利用できないということです。

ペンギン

道連れ規制で標準モード・LTEモードどちらも速度制限の対象になるってことだね。

対策:速度制限を回避するには?

LTEモードの速度制限を回避するには、7GBに到達する前に標準モードに切り替える必要があります。
WiMAXでは端末からデータ容量がどのくらいか確認できます。

極端な話、6.9GBまでであればLTEモードを利用しても速度制限になりません。

7GBの目安

そもそも7GBはどのくらいのデータ量があるのでしょうか。
利用を1ヵ月間(30日換算)とした場合、1日あたりの平均が以下の通りです。(引用:Softbank公式)

  • 7GBの目安
  • ・メールの送受信:およそ488通/日(1通あたり500KB)
    ・ホームページ閲覧:およそ814ページ/日(1ページあたり300KB)
    ・動画視聴:およそ1時間3分/日(1分あたり4MB)
    ・音楽ダウンロード:およそ58曲/日(1曲あたり4MB)
    ※1ヵ月間(30日換算)とした場合、1日あたりの平均

思ったよりデータ量は多いですが、インターネットを頻繁に使う方は速度制限に気をつけて使う必要がありそうです。

結論:LTEオプションが向いている人・向かない人

さて、LTEオプション(ハイスピードプラスエリアモード)について特徴や注意点をお話してましたが、結論としてどういった方向けのオプションなのかまとめます。

LTEオプションが向いているかどうかの確認方法

そもそも通常の「WiMAX2+回線」が自宅エリアに対応しているか確認しましょう。
エリアの確認は公式サービスエリアマップから見ることができます。

もしエリア内でしたら、LTEオプションは不要で通常モードだけで十分です。

一方で、もし圏外もしくはエリア内か微妙な位置でしたら、次に「au 4G LTE回線」のエリアチェックをしてください。
LTE回線に対応していたらLTEオプションを利用する可能性が高いでしょう

なお、エリアマップで分かりづらい場合、ピンポイントエリア判定で具体的な住所を検索することもできます。
ぜひ参考にしてください。

LTEオプションが向いている人

自宅エリアがWiMAX回線に十分に対応している方は基本的にLTEオプションは不要ですが、状況によって繋がりにくい場合も起こりうる場合はLTEモードが活用できるでしょう。

特に以下のシーンではLTEオプションの利用がおすすすめです。

出張で地方に行く場合

地方の旅行先でも高速通信をする場合

新幹線や地下鉄で使う場合

したがって、基本的には通常モードで十分だが、いざという時(繋がりが悪くなった時)に利用したい、といった方にLTEオプションが向いています。

端末は「W06」がおすすめ!

LTEオプションを利用するなら端末は「W06」が断然おすすめです

前述したように、LTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)は月間7GBまでの制限があるため、注意が必要です。

「W06」ではギガ数の設定値を設定することで、LTEモード(LTE回線)から通常モード(WiMAX2+回線)自動切り替えできる機能があります。
したがって、月間7GB以上をうっかり使って、速度制限にかかるというようなトラブルが未然に防げます。

月間データ容量を気にすることなく、安心してLTEモードが使うなら「W06」で間違いないでしょう。
詳細:「WiMAX機種のW06を正直にレビュー!これを読めば完全理解できる

LTEオプションが向いていない人

エリアマップで「WiMAX2+回線」だけで十分だった、という方はLTEオプションは必要ないでしょう。
その方はLTEオプションを使わずに通常モードでWiMAXを利用できます。

また、一方で、エリアマップで「WiMAX2+回線」が対応しているか分からない、微妙という方はBroadWiMAXが提供するエリアご相談フォームに問い合わせると、専門スタッフが調査をしてくれます。

その結果、エリア圏外で、もし「LTE回線」を月間7GB以上利用する可能性が高い方は、そもそもWiMAXに向いていないので残念ながら利用をおすすめできません。
別の回線を使っているポケットWiFiをおすすめします。

クラウドSIM採用の「MUGEN WiFi」がおすすめ

MUGEN WiFi
月額料金ずっと3,050円
対応回線Softbank/au/docomo
契約期間2年
無料お試し利用30日間

「WiMAXが自宅から繋がらなかった」という方はクラウドSIMを使ったMUGEN WiFiがおすすめです。

「MUGEN WiFi」はWiMAX同様、ポケットWiFiサービスの一つですが、最大の特徴はSoftbank/au/docomo回線を使っている点です。

そのため、スマホでいずれかのキャリアを使っている場合は、当然「MUGEN WiFi」も繋がることになります。
したがってより安定した通信が期待できるでしょう。

ただ、WiMAXのようなギガ放題プランがなく、月間100GBまで使えます。
詳しくは公式サイトで確認してみてください。

広範囲な回線を利用できる

WiMAX2+回線がエリア外でも安心

2年契約対応

海外でも使える

端末代金無料

▶︎ ▶︎ ▶︎ 「MUGEN WiFi」の公式サイトへ

まとめ

今回はWiMAXのオプションであるLTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)についてご紹介しました。

通常のWiMAX回線よりもエリアが広範囲に対応しているので、いざという時に活用できるのは便利ですよね!
特に今から契約する方は、どこのプロバイダでもLTEオプションが無料なのでいつでも利用できます。

ペンギン

便利の反面、使える容量が決まっているから気をつけるんだったね。

端末から簡単にモードの切り替えができるので、ネット環境に合わせて使い分けてくださいね!

▼WiMAX最新情報
WiMAXの対応エリアって実際どうなの?正しい判定方法とオススメのポケットWi-Fi5選【2022年最新】WiMAXの料金ランキング!最安でお得に契約できるはここ