2021年現在、auではポケットWiFiの新規受付を終了しています。
そのため、auのポケットWiFiを使うことはできません。
他にau回線のポケットWiFiを使うならWiMAXがおすすめです。
詳しくは「【完全版】ポケットWi-Fiとは?比較して分かる正しい選び方|2021年版」の記事を参考にしてみてください。
auユーザーだからといってWiMAXをauで契約しようとしていませんか。
タイトルの通り、WiMAXをauショップで申し込むのは全くおすすめできません。
理由は簡単で、プロバイダ(Webサービスに特化された販売店)経由で購入するよりもauのWiMAXが4万円以上高くなるため。
ペンギン
今回はauでWiMAXの契約がおすすめできない理由、そしてauでの契約におけるメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
当記事をまず一読すれば、WiMAX業界の本当のカラクリ・落とし穴が分かるはず。
WiMAXをお得に利用したい方や、これからWiMAXの契約を検討している方はぜひ参考にしてください。
auショップでWiMAXを購入すると損する理由
そもそもWiMAXは、「auショップや家電量販店で直接購入する方法」または「Webサイト経由でプロバイダで購入する方法」の2パターンの方法があります。
しかし結論から言うと、auショップといった店頭で直接購入することはおすすめしません。
理由は冒頭でもお話したように、提供しているサービスは全く同じにも関わらずWiMAXの料金が異常に高いから。
WiMAXを「auショップで購入した場合」と「Webサイト経由でプロバイダで購入した場合」の料金を比較するとその差が分かります。
auショップで購入 | Webサイト経由で購入 | ||
au | UQWiMAX | GMOとくとくBB | |
プラン名 | フラット for DATA EX | ギガ放題プラン | ギガ放題プラン |
容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
実質月額 | 4,444円 | 4,166円 | 3,299円 |
1年の実質費用 | 53,336円 | 50,002円 | 39,589円 |
キャッシュバック | なし | 10,000円 | 37,000円 |
1年間で支払うトータル実質費で比較すると、auショップで購入した場合はWeb経由で購入した場合(GMOとくとくBB)よりも、およそ1万4,000円高くなります。
これが3年契約で使った場合、3年間で4万円以上高く支払うということ。
イヌ
Webサービスを専門としたプロバイダは現在20社以上あり、auのWiMAXにはない様々なキャンペーンを行なっています。
こういった理由からauショップよりも安く使えるプロバイダが出てくるわけですね。
▶︎ WiMAXを最もお得に利用する方法「プロバイダ契約するならトータル費用で比較しよう」へ飛ぶ!
auでWiMAXを購入するメリット・デメリット
さて、auショップでの購入がオススメできないことを解説しましたが、一方でauショップならではのメリットもあります。
ここからはauのWiMAXを購入するメリット・デメリットを簡単に見ていきましょう。
メリット
メリット1.スタッフから直接説明が受けられる
auショップで購入する最大のメリットは「店員さんから直接説明が受けられる」こと。
特にWiMAX初心者の方にとって実際に説明が受けられることは強みとなるでしょう。
ただしauの店員さんもWiMAXだけを専門としているわけではないので、必ずしも全てを把握しているとは限りません。
実際にこんな口コミも。
auの店員さんにWiMAXルーターの説明をこれまでに2人ぐらいにしてもらったが、どの人もハイスピードプラスエリアモードを有効にするとau 4G LTEしか使えないと勘違いしていらっしゃった。
— あすぱら (@android_sushi) March 21, 2019
あくまで一つのメリットとして捉えておくのが良さそうです。
メリット2.解約金のハードルが低め
また、「途中解約した際に発生する違約金が一般的なプロバイダよりも低い」のもメリット。
そもそもWiMAXは一定の契約期間が定められており、期間内に途中解約すると契約解除料として違約金が発生します。
au WiMAXの違約金は9,500円一律に対して、Webプロバイダは9,500円~19,000円となかなか高いものとなっています。
ただし実はこれにはいくつか落とし穴が。
au WiMAXを途中解約すると、違約金とは別に以下の2条件が追加されます。
- 解約金とは別の端末代残債の一括請求
- 解約は店頭のみしか受け付けてない(ネット経由はNG)
違約金とは別に端末代残債と称した別の支払いが発生し、結局はプロバイダの違約金と変わらない額、もしくはそれ以上の支払いになることも。
また、わざわざ店頭で手続きする必要があることも考慮すると、コスパが非常に悪いです。
デメリット
デメリット1.キャンペーンがなく高い
反対にauショップでWiMAXを購入するデメリットは「目立ったキャンペーンがなく高い」点。
これは先ほどもお話しましたね。
プロバイダのようなキャッシュバックキャンペーンや月額割引キャンペーンが一切ないのでとにかく料金が高めです。
そもそもauはスマホ等をメインとした事業展開を行なっているため、WiMAXを安く売りつけてわざわざ集客する必要があまりないのも理由です。
デメリット2.WiMAXでも同じ割引きがある
auユーザーがauのWiMAXを利用すると、auスマホが毎月最大1,000円割引きされる「auスマートバリューmine」が利用できます。
一見お得に見えますが、これはプロバイダで契約した場合も同じく利用できるのをご存知ですか?
つまり契約先を問わず、auユーザーであれば限定の割引きが使えるのです。
そのため、au WiMAXを使ったからといって特別な特典があるわけではありません。
以上の内容から、Webプロバイダとauショップのそれぞれの違いは以下の通り。
Webプロバイダとauの違い | ||||
サービス内容 | キャンペーン割引 | auユーザー特典 | 1年トータル費用 | |
Webプロバイダ | 全く同じ | あり | 月額最大1,000円引 | 39,589円 |
au | なし | 52,560円 |
サービス内容もauユーザー割引きも全く同じ。
唯一Webプロバイダであればキャンペーンが豊富で安く利用できる、という違いがあるのみ。
これまでの内容を振り返って、いかにauのWiMAXがおすすめできないかお分かりいただけるでしょう。
結論:WiMAXはWeb経由でプロバイダに申し込むのがベスト
以上の内容から「WiMAXはWeb経由でプロバイダに申し込む」のが最もおすすめ。
そもそもWiMAXはUQコミュニケーションズが回線提供をしており、各プロバイダがそれを借りています。
したがって、WiMAXであればどこに申し込んでも通信速度・対応エリアは全く同じ。
auショップであれ、家電量販店であれ、ネットのプロバイダであれ同じです。
そのためプロバイダ比較は「料金」と「サポート内容」だけで大丈夫です!
最後にどのプロバイダで申し込むべきか、実際に料金比較しながら検証していきましょう。
UQ WiMAXを提供するUQコミュニケーションズ株式会社はKDDIグループの通信事業者です。KDDIはauを運営する会社でお馴染みですね。つまりUQ WiMAXとauは同じ傘下(グループ)の会社が運営しています。このような背景から、WiMAXがauユーザーに優遇した割引き提供をしているのもお分かりいただけるでしょう。
プロバイダ契約するならトータル費用で比較すべき
料金比較する際に大事なのは“トータル費用で比較する”ということ。
時々月額料金の安さをアピールするプロバイダがありますが、実はこれにはカラクリがあり、月額とは別の初期費用や基本料金の支払いがあるケースも。
したがって、最終的に支払うトータル費で比べると本当に安いプロバイダが分かるでしょう。
当サイトでは20社以上あるプロバイダで料金比較し、価格の安い順にランク化しました。
※1年あたりのトータル費={(月額料金×36ヶ月)-キャンペーン割引}÷3
※全プロバイダ共通の初期費用(3,000円)とユニバーサル料(2円)を除く
順位 | プロバイダ | キャンペーン | 1年間あたりの費用 | 実質月額 |
1位 | GMOとくとくBB | キャッシュバック 37,000円 | 39,589円 | 3,299円 |
2位 | BroadWiMAX | 月額割引 | 40,450円 | 3,370円 |
3位 | BIGLOBE WiMAX | キャッシュバック 30,000円 | 42,103円 | 3,508円 |
4位 | カシモWiMAX | 月額割引 | 43,456円 | 3,621円 |
5位 | DTI WiMAX | 月額割引 | 43,476円 | 3,623円 |
6位 | @nifty WiMAX | キャッシュバック 23,000円 | 43,784円 | 3,648円 |
7位 | SIM CHANGE | 月額割引 | 44,033円 | 3,669円 |
8位 | TiKiモバイル | 月額割引 | 45,584円 | 3,798円 |
9位 | novas WiMAX | 月額割引 | 46,960円 | 3,913円 |
10位 | hi-ho WiMAX | キャッシュバック 6,000円 | 47,580円 | 3,965円 |
11位 | So-net WiMAX | 月額割引 | 48,552円 | 4,046円 |
12位 | UQ WiMAX | キャッシュバック 13,000円 | 50,269円 | 4,189円 |
現在最も安いプロバイダはGMOとくとくBB WiMAX。
高額キャッシュバックによってトータル費用が最も抑えられます。
GMOは、WiMAX以外にも格安SIMやGMOコインなど様々な事業展開をしている、東証一部上場企業の大手。
そのため信頼性・安全性においても実績があります。
とにかくコスパよく使うならGMOがおすすめです。
上記のランク表から、1位はGMOとくとくBB、2位はBroadWiMAXとなりました。
したがって、WiMAXの契約はこの2社のいずれかを選んでおけば間違いないです。
上位2社の違いは以下の通り。
GMOとくとくBB | BroadWiMAX | |
GMOとくとくBB | BroadWiMAX | |
月額料金 | 1~2ヶ月目:3,609円 3~24ヶ月目:4,263円 25ヶ月目~:4,263円 | 1~2ヶ月目:2,726円 3~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目~:4,011円 |
キャンペーン | キャッシュバック最大37,000円 | 月額割引 |
実質月額料金 | 3,299円 | 3,370円 |
実質トータル費 | 39,589円 | 40,450円 |
支払い方法 | クレカのみ | クレカor口座振替 |
対応機種 | W06(最新),WX05(最新),W05,HOMEL02(最新),HOME01 | W06(最新),WX05(最新),HOMEL02(最新),HOME01 |
会社 | GMOインターネット株式会社 | 株式会社リンクライフ |
GMO WiMAXはキャッシュバックキャンペーン、一方のBroadWiMAXは月額割引キャンペーンで安く提供しています。
また、実質トータル費用はGMOの方がわずかに安く、BroadWiMAXは低価格なだけでなく口座振替に対応している違いもありますね。
したがって、この比較からわかる結論としては以下の通り。
- 「1円でも安くWiMAXを利用したい」「高額キャッシュバックで一括で割引きしたい」
→GMOとくとくBB - 「毎月安い月額料金で済ませたい」「口座振替で支払いたい」「サポート面も重視したい」
→BroadWiMAX
ちなみに筆者はGMOとくとくBBの方を利用していますが、キャッシュバックの受け取り手続きが割と厄介だったので、手続き不要で確実に安く利用したい方はBroadWiMAXの方がおすすめ。
詳しくは下記のサイトも参考にしてみてください。
▼今月のWiMAX最新情報はコチラ
【2022年最新】WiMAXの料金ランキング!最安でお得に契約できるはここ
まとめ
今回はauのWiMAXがなぜおすすめできないのかについて解説しました。
繰り返しになりますが、WiMAXであればどこもサービスは同じなので安く利用するのが得策です。
ペンギン
WiMAXを契約する方は、ぜひ当サイトの内容を参考にしてWiMAX選びをしてみてください!
▼当記事の結論
- 「1円でも安くWiMAXを利用したい」「高額キャッシュバックで一括で割引きしたい」
→GMOとくとくBB - 「毎月安い月額料金で済ませたい」「口座振替で支払いたい」「サポート面も重視したい」
→BroadWiMAX