「WiMAXのMVNOってある?」「MVNOとMNOの違いは?」などと疑問に思っていませんか?
結論から言うと、WiMAXにも「MVNO」はあります。
そもそも「MVNO」はWiMAXに限らず、格安SIMや光回線にもありますよね。
ペンギン
今回はMVNOとはそもそも何か、MNOと何が違うのかについて解説していきます。
またWiMAXのおすすめできるMVNO(プロバイダ)も最後に見ていきましょう!
MVNOにおける3つの疑問
初心者の方でも分かりやすいように、MVVNOに関するよくあげられる3つの疑問点に答えていきます。
- MVNOってなに?
- MVNOとMNOは通信品質が違うの?
- MVNOとMNOでサービス料金は違うの?
一つ一つ見ていきましょう。
疑問1.MVNOってなに?MNOとの違いは?
そもそも「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」とは、仮想移動体通信事業者のことをいいます。
専門用語で難しいですが、要は会社自らが通信回線設備を持たず、他社から通信回線を借りてサービスを行っている会社のことです。
これに対し、自ら通信回線設備(基局地)を開設・運用している会社を「MNO」と呼ぶんですね。
- MVNOとは
会社自ら通信回線設備を持たず、他者から借りてサービス提供する会社のこと。
- MNOとは
国から電波を受け、自ら通信回線設備を開設・運用している会社のこと。
例えば、現在ソフトバンク回線が利用できる格安SIMの事業者が多くありますよね。
mineoやLINEモバイルといった大手もソフトバンク回線に対応しています。
このようなmineoやLINEモバイル(MVNO)は自ら通信回線設備(基局地)を持たず、ソフトバンク社(MNO)から回線を借りています。
格安SIMなどと同じように、WiMAXにも多くの「MVNO」が増えています。
ちなみにWiMAXはどの「MVNO」も、UQコミュニケーションズ社の通信回線を借りて使っています。
疑問2.MVNOとMNOでサービス料金は違うの?
結論をはじめに言うと、「MVNO」の方が「MNO」よりも安くサービス提供している傾向があります。
「MVNO」のメリットは、通信回線のための設備費や人件費が不要であるため、コストを抑えて安くサービス提供できるのが強み。
一方で「MNO」は自ら基局地を運営・設備しているのでMVNOほど低価格で提供していることはなかなかありません。
とはいえ、「MNO」はMVNOに通信回線を貸して儲かるメリット、「MVNO」は通信回線を運営せずにコスパよく売ることで契約者が増えるメリット、そして「契約者」にとってもMVNOで低価格で契約できるメリット、といったWINWINな3つの関係性ができている仕組みになっています。
疑問3.MVNOとMNOは通信品質が違うの?
では、「MVNO」は安いから電波の品質が落ちるのでは?ということはないのでしょうか。
実際に大手会社からMVNOに乗り換えたことで「電波が弱くなった気がする」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、「MVNO」は「MNO」が使っている電波とまったく同じ電波を利用しています。
したがって「MVNO」も「MNO」も通信品質は同じで、「MVNO」だけ通信品質が落ちるということはありません。
また、電気通信事業法第29条では『不当な差別的取扱い』や『不当に制限すること』を禁止しています。
そのため、「MNO」が通信回線を提供する際、品質を落とすような行為は法律上難しいでしょう。
WiMAXのMVNOを契約するならコレだ!
WiMAXは、回線管理主であるUQコミュニケーションズ社が通信回線を提供しているポケットWiFiのことで、ある意味すべての会社がMVNOです。
ただし、「UQ WiMAX」だけはUQコミュニケーションズ社が直運営している会社ですね。
とはいえこちらもUQコミュニケーションズ社の回線を借りているので、どのWiMAXも同じ通信速度・エリアとなっています。
なお、WiMAXではMVNOとは呼ばずに、プロバイダ(販売代理店)と呼びます。
当記事では、現在20社以上あるプロバイダの年間トータル費用を計算し、安い順番にランク化しました。
※1年あたりのトータル費={(月額料金×36ヶ月)-キャンペーン割引}÷3
※全プロバイダ共通の初期費用(3,000円)とユニバーサル料(2円)を除く
順位 | プロバイダ | キャンペーン | 1年間あたりの費用 | 実質月額 |
1位 | GMOとくとくBB | キャッシュバック 33,200円 | 45,236円 | 3,771円 |
2位 | BroadWiMAX | 月額割引 | 47,173円 | 3,931円 |
3位 | カシモWiMAX | 月額割引 | 46,834円 | 3,902円 |
4位 | DTI WiMAX | 月額割引 | 46,834円 | 3,870円 |
5位 | EXWiMAX | 月額割引 | 44,269円 | 3,905円 |
6位 | ASAHIネット WiMAX | 月額割引 | 48,392円 | 4,032円 |
7位 | TiKiモバイル | 月額割引 | 52,668円 | 4,389円 |
8位 | hi-ho WiMAX | キャッシュバック 10,000円 | 49,818円 | 4,151円 |
9位 | So-net WiMAX | 月額割引 | 52,102円 | 4,341円 |
10位 | BIGLOBE WiMAX | キャッシュバック 17,000円 (※データ端末購入の場合) | 52,450円 | 4,370円 |
現在最も安いプロバイダはGMOとくとくBB WiMAX。
高額キャッシュバックによってトータル費用が最も抑えられます。
GMOは、WiMAX以外にも格安SIMやGMOコインなど様々な事業展開をしている、東証一部上場企業の大手。
そのため信頼性・安全性においても実績があります。
とにかくコスパよく使うならGMOがおすすめです。
上記のランク表から、1位はGMOとくとくBB、2位はBroadWiMAXとなりました。
したがって、WiMAXの契約はこの2社のいずれかを選んでおけば間違いないです。
上位2社の違いは以下の通り。
GMOとくとくBB | BroadWiMAX | |
GMOとくとくBB | BroadWiMAX | |
月額料金 | 1~2ヶ月目:3,696円 3~36ヶ月目:4,688円 | 1~2ヶ月目:2,999円 3~24ヶ月目:3,753円 25ヶ月目~:4,413円 |
キャンペーン | キャッシュバック最大33,200円 | 月額割引 |
実質月額料金 | 3,771円 | 3,931円 |
実質トータル費 | 45,236円 | 47,173円 |
支払い方法 | クレカのみ | クレカor口座振替 |
対応機種 | WX06,W06,HOME02,HOMEL02 | WX06,W06,HOME02,HOMEL02 |
会社 | GMOインターネット株式会社 | 株式会社リンクライフ |
GMO WiMAXはキャッシュバックキャンペーン、一方のBroadWiMAXは月額割引キャンペーンで安く提供しています。
また、実質トータル費用はGMOの方がわずかに安く、BroadWiMAXは低価格なだけでなく口座振替に対応している違いもありますね。
したがって、この比較からわかる結論としては以下の通り。
- 「1円でも安くWiMAXを利用したい」「高額キャッシュバックで一括で割引きしたい」
→GMOとくとくBB - 「毎月安い月額料金で済ませたい」「口座振替で支払いたい」「サポート面も重視したい」
→BroadWiMAX
ちなみに筆者はGMOとくとくBBの方を利用していますが、キャッシュバックの受け取り手続きが割と厄介だったので、手続き不要で確実に安く利用したい方はBroadWiMAXの方がおすすめです。
まとめ
さて、今回はWiMAXのMVNO(プロバイダ)について解説していきました。
通信回線設備を持っていないのが「MVNO」、持っているのが「MNO」ですね。
ペンギン
またWiMAXの場合、回線だけでなく、端末機種もどこのプロバイダもほぼ同じものを扱っています。
違うのは料金やキャンペーン内容、サポートなどですね。
ぜひあなたもWiMAXをMVNOでゲットして快適に通信してみてください!
なお、下記のサイトも参考にしてみてくださいね。
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