ネットを繋げる際に必要なのがインターネット回線ですよね。
中でもWiMAXであれば、端末1台を持ち歩くだけでいつでもどこでもネット回線が利用できます。
今回はWiMAXの中でも知名度が非常に高いBroadWiMAXをご紹介します。
BroadWiMAXは株式会社リンクライフが運営するプロバイダサービスで、設立がまだ10年ほどの比較的新しい会社です。
それにもかかわらず、UQWiMAXやGMOとくとくBBに並ぶ知名度の高さがあるのは、実績のある企業といえるでしょう。
ペンギン
とはいえ、実はBroadWiMAXにも注意点がいくつかあります。
プロバイダの特徴だけでなく注意点も確認した上で、どんな方に向いているのかご紹介していきます。
この記事を最後まで読めば、完全にBroadWiMAXを理解することができるでしょう。
BroadWiMAXの3つの特徴
まずはBroadWiMAXがどういったサービス内容であるのかご紹介します。
大きく分けて以下の3つの特徴があります。
料金が低価格
口座振替対応
違約金を負担してくれる
結論から言うと、BroadWiMAXは料金面・サポート面に関して非常にバランスのとれたプロバイダと言えます。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
特徴1.料金が低価格
BroadWiMAXは公式サイトの「月額最安級」というフレーズ通り、月額料金の安さに定評があります。
WiMAXの回線元であるUQ WiMAXと比較すると、より分かりやすいでしょう。
BroadWiMAX | UQ WiMAX | |
1~2ヶ月目 | 2,726円 | 4,455円 |
3~24ヶ月目 | 3,411円 | 4,455円 |
25ヶ月目以降 | 4,011円 | 4,455円 |
1年実質トータル費 | 42,875円 | 58,960円 |
BroadWiMAXはUQWiMAXと比べて月額価格が低いゆえに、トータル料金も1年で1万円弱安くなります。
そもそもWiMAXはどこで契約しても同じUQコミュニケーションズ回線を利用しているため、各通信速度・エリアはまったく同じです。
したがってより安いプロバイダでの申し込みをおすすめします。
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なお、BroadWiMAXの各プラン(ギガ放題プラン・ライトプラン)の詳細は下記を参考にしてください。
ギガ放題プラン | ライトプラン | |
月間データ量 | 制限なし※ | 月7GBまで |
利用開始月 | 2,726円の日割り料金 | 2,726円の日割り料金 |
1~2ヶ月目 | 2,726円 | 2,726円 |
3~24ヶ月目 | 3,411円 | 2,726円 |
25ヶ月目以降 | 4,011円 | 3,326円 |
LTEオプション | 無料 | 無料 |
契約期間 | 3年 | 3年 |
支払い方法 | クレカ/口座 | クレカ/口座 |
※ただしネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間で通信量が10GB以上となった場合、翌々日までの速度制限あり。
特徴2.口座振替対応
BroadWiMAXは口座振替も対応している数少ないプロバイダの一つです。
一般的にWiMAXではクレジットカード支払いのみしか対応していませんが、BroadWiMAXであればクレカがなくても契約できます。
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現在口座振替に対応しているのは、BroadWiMAX、BIGLOBE WiMAX、UQ WiMAXの全3社だけです。
とはいえ、どこのプロバイダも口座振替にすると手数料などの負担でクレカよりも割高になってしまうのは把握しておきましょう。
特徴3.違約金を負担してくれる
もし現在別のプロバイダを契約中であっても、BroadWiMAXであれば途中解約した際に発生する解約違約金を負担してくれます。
一般的にWiMAXを途中解約すると最大19,000円の違約金がかかりますが、BroadWiMAXは上限19,000円の負担を保証しているので安心ですね。
通常、WiMAXを途中解約して他固定回線に乗り換える場合も違約金が発生しますが、BroadWiMAXではその違約金も負担してくれるということです。
そのため、もしBroadWiMAXに満足いただけなかった場合でも、違約金を気にすることなく乗り換えられます。
結論:BroadWiMAXに向いてるのはこんな人!
結論としては「低価格でWiMAXを使いたい」「料金だけじゃなくサポートもしっかり欲しい」といった方にはBroadWiMAXをおすすめします。
特にネットに苦手意識のある方やWiMAX初心者の方にとって非常に優しいプロバイダと言えるでしょう。
当サイトではプロバイダのサポートサービスを一覧にまとめ、WiMAXの大手主要5社で比較しました。
BroadWiMAX | UQWiMAX | GMOとくとくBB | BIGLOBE | @nifty | |
無料乗り換え | ◯ | × | × | × | × |
口座振替 | ◯ | ◯ | × | ◯ | × |
当日店舗受け取り | ◯ | × | × | × | × |
即日発送 | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
端末無料交換 | × | ◯ | ◯ | × | × |
英語対応問い合わせ | ◯ | ◯ | × | × | × |
無料PCセット | ◯ | × | × | × | × |
学割キャンペーン | ◯ | × | × | × | × |
auユーザー割引 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
公式サイト | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
比較表でお分かりいただけるように、BroadWiMAXのサポートは非常に充実していることが分かりますね。
また、全プロバイダの回線提供元であるUQWiMAXよりもサポートが手厚いです。
以上から繰り返しになりますが、料金面・サポート面のバランスの取れたプロバイダを求める方におすすめです。
BroadWiMAXの主な特徴
月額料金が低価格
申し込み当日店舗受け取り可能
口座振替対応
乗り換え時に違約金負担
即日発送
au スマートバリューmine適用
\ サポート面抜群の初心者向け /
キャンペーンは期間を過ぎると終了します
評判・口コミから見るBroadWiMAXの注意点
さて、BroadWiMAXについて見ていきましたが、契約する前に確認していただきたい2つの注意点があります。
この章では実際の評判や口コミと一緒にご紹介します。
注意1.初期費用18,857円がある
実はBroadWiMAXには18,857円の初期費用があります。
そもそも他のプロバイダにはこのような仕組みがないため、少し不便に感じる方もいるかと思います。
BroadWimaxって、初期費用高くして月額安いけどトータルではあまり得じゃないってイメージあったけど、いつの間にか初期費用(事務手数料以外)免除、他社WiMAXからの違約金支給ってなってた。大丈夫なのかなあ^^;
— 栗原景(くりはらかげり) (@kuriharakageri) November 28, 2017
実際の口コミでも初期費用の高さで不安に感じる方もいるようです。
ただ、以下の2つの条件をクリアすれば初期費用が無料にできるので安心してください。
・クレジットカードで申し込む
・安心サポートプラス・MyBroadサポートの2つのオプションに加入する
一つ一つ解説します。
クレジットカードで申し込む
初期費用を無料にする条件としてクレジットカードで支払いする必要があります。
そのため、支払いはクレカで行いましょう。
BroadWiMAXは口座振替も対応していますが、口座振替は適用外です。
2つのオプションに加入する
また、初期費用を無料にするためには「安心サポートプラス(月額550円)」と「MyBroadサポート(月額907円)」の2つのオプション加入が条件となります。
前者は端末機種の故障の無料修理が保証されるサービスで、後者はパソコンやスマートフォンのトラブルを徹底サポートされるサービスです。
Wifiの新契約で色々調べたが、BroadWimaxが一番良くないか?
初期費用無料のオプション入って初月で解約すれば、ダントツで一番安い。(オペレーターに確認済み)キャッシュバックなんて面倒な事も要らない。
これは100%お勧めできるから、レビューしてアフィ貼ろうと思う。— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) June 26, 2017
もしオプションが不要な方は、商品到着後であれば無料でオプションを解約可能です。
不要な方はサクサク解約しちゃいましょう。
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注意2.途中解約の解除料が高額
2つ目の注意点は、上記の初期費用無料を受けた方対象で、途中解約する際に違約金が高くなってしまうという点です。
イヌ
WiMAXを契約期間内に解約すると最大19,000円の契約解除料がかかるのはどこのプロバイダも同じですが、BroadWiAMXの場合はキャンペーン違約金として、別途9,500円がさらに請求されます。つまり、最大28,500円もの違約金の可能性があるということですね。
契約期間しっかり利用すればまったく問題ありませんが、もし途中解約せざるを得ない状況の場合は下記の方法で解除料を避けることもできます。
- 最低でも24ヶ月は利用する
- 乗り換えサービスを利用する
- 途中解約しない
キャンペーン違約金は24ヶ月以内に解約する場合発生するので、25ヶ月以上利用している方は対象外となります。したがって追加の解除料を支払いたくない方は、最低でも24ヶ月利用するのも手でしょう。
乗り換えサービスを利用すれば契約解除料の負担が軽減されます。BroadWiMAXから別の回線に乗り換える際に、BroadWiMAX側が解除料を負担してくれます。
とはいえ、最後まで利用すれば問題ないのでそこまで気にすることはないですね!
BroadWiMAXの契約前から実際使うまでの流れ
最後に実際にBroadWiMAXに申し込む方法を見ていきます。
申し込み時には契約プランや端末機種を選びます。
5ステップを踏めば、3~5分程度で簡単に申し込むことができます。
Step1.エリアを確認する
申し込み時にエリアの確認をします。
詳細:UQ公式サービスエリアマップ
自宅がWiMAX回線の範囲内であるのか見てください。
基本的に大都市や都会であれば問題ありませんが、山間部の多い地方に住んでいる方は念の為に確認しておきましょう。
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万が一自宅のエリアが範囲外であった場合、BroadWiMAXでは専門スタッフがさらに詳しい調査をしてくれます。
その際は「BroadWiMAXエリアご相談フォーム」に問い合わせましょう。
Step2.公式サイトから申し込む
エリアの確認をしたら公式サイトから申し込みます。
なお、サイトを間違えるとキャンペーンが適用されない場合があるので注意しましょう。
▶︎ ▶︎ ▶︎BroadWiMAXの申し込みサイトへ
月額料金が低価格
サポート面抜群
口座振替対応
即日発送
店舗受け取り可能
auユーザー・学割対応
Step3.端末機種を決める
以下は現在発売されている機種です。また、端末代金はすべて無料です。
WX06 | W06 | HOME02 | HOMEL02 | ||
発売日 | 2020/1/30 | 2019/1/25 | 2020/1/30 | 2019/1/25 | |
バッテリー容量 | 3,200mAh | 3,000mAh | – | – | |
下り最大通信速度 | 440Mbps (LTEモード :440Mbps) | 558Mbps (LTEモード :1.2Gbps) | 440Mbps (LTEモード :440Mbps) | 558Mbps (LTEモード :1Gbps) | |
上り最大通信速度 | 30Mbps (LTEモード :75Mbps) | 30Mbps (LTEモード :75Mbps) | 30Mbps (LTEモード :75Mbps) | 30Mbps (LTEモード :75Mbps) | |
連続通信時間 (各モード) | 速度優先 | 約8.3時間 | 約7.1時間 | – | – |
ノーマル | 約11.5時間 | 約9時間 | – | – | |
電池優先 | 約14時間 | 約11.6時間 | – | – | |
LTEモード | 約13.3時間 | 約10時間 | – | – | |
最大接続可能台数 | 16台 | 16台 | 21台 | 40台 | |
通信方式 | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE | |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | HUAWEI | NECプラットフォームズ株式会社 | HUAWEI |
W06は全機種の中でも最新の高スペック端末で、下り最大速度1.2Gbps(=1200Mbps)を実現しています。
具体的な特徴は以下の通りです。
・全機種の中で通信速度がもっとも速い
・最新のハイモードアンテナで通信の安定性が20%向上
・「au 4G LTE」モードも安心して使える
通信速度が最速
W06 | WX05 | W05 | WX04 | WX03 | ||
下り最大速度 | 通常 | 558Mbps | 440Mbps | 558Mbps | 440Mbps | 440Mbps |
LTEモード | 1.2Gbps (=1200Mbps) | 440Mbps | 758Mbps | 440Mbps | – | |
通信回線 | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ |
これまで発売されてきた中で、「W06」の通信速度はもっとも速いです。
無線接続時の場合は下り最大で867Mbps、さらにUSB有線接続時であれば下り1.2Gbps(=1200Mbps)が実現しています。
この速度は光回線と同レベルの通信速度です。
これまではW05が最速の端末と言われていましたが、新たにW06が出てきたことで今まで実現できなかった1Gbps超えが達成されました。
W06の通信速度の向上は、「CA技術」と「4×4MIMO技術」の2つの方法で実現しています。
「CA技術」とはいわゆるキャリアアグリゲーション(CA)という技術で、いままで1車線だった道路を2車線に広げて、110Mbps×2=220Mbpsにするというイメージです。
もう一方の「4×4MIMO技術」は基地局のアンテナを4本にし、端末も4本のアンテナを実装することでさらなる通信速度の向上が実現しているのです。
ハイモードアンテナで通信の安定性20%UP
W06では新たに「高性能ハイモードアンテナ」が付属され、通信の安定性が20%向上しています。
前機種であるW05やWX05では搭載されていない新たな機能です。
この機能の搭載で、アンテナ感度が向上し、基地局からの電波をしっかりキャッチします。
これにより、建物など障害物に弱いWiMAX回線にも対応しやすくなります。
「au 4G LTE」モードも安心して使える
W06の「au 4G LTE」モード(以下LTEモード)を使えば、最大1.2Mbpsの高速通信が可能になるだけでなく、さらに広いエリアでの通信が可能になります。
auのキャリア回線を利用しているため、より広範囲での通信が期待できるのです。
一方で、LTEモードは月間7GBまでの制限があります。
W06では、この速度制限を防ぐために、自動的に通常モード(ハイスピードモード)に切り替わる機能が搭載されています。
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このように、月間データ容量を気にすることなく、安心してLTEモードが使えるのはW06の大きな利点でしょう。
Step4.契約プランを決める
プランは、Flat ツープラス ギガ放題プランとFlat ツープラスプラン(通常プラン)の2つあります。
おすすめは断然ギガ放題プランです。
ギガ放題プランとは通信制限を気にせずに上限なくインターネットを利用できるプランで、一方の通常プランは月7GBを上限とし、7GBを超えると速度制限がかかります。
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低価格で、ギガ数を気にせずネット通信ができるポケットWi-FiはWiMAXだけなので、せっかく申し込むならギガ放題が良いでしょう。
Step5.端末が届く
申し込み後、BroadWiMAXの場合即日発送が可能で、2~3日で端末が届きます。
小さい段ボールに①端末本体②Ctype変換コネクタ③ID・パスワード記載シール④取り扱い説明書⑤SIMカード⑥保証書の6点があります。
到着後しっかり確認しておきましょう。
なお、端末の接続方法は以下の手順を参考にしてください。
WiMAX端末が届いたら、付属のSIMカードを端末に挿入します。
SIMカードを挿入した後、電源を入れて起動させます。
規定の場所にSSID情報が書かれているので、そこで自分のパスワードを確認します。
接続したいインターネット(スマホやパソコン)に⑸のIDとパスワードを入力します。
WiFiが接続されたら接続完了です。
まとめ
ネットでよく見かけるけどイマイチWiMAXのことが分からない、といった方向けにお話していきました。
冒頭でもご紹介したように、BroadWiMAXは何よりも「サポート面」に強みがあります。
イヌ
また、回線がつながらない、サービス内容に不明点がある、といった場合は「BroadWiMAX お客様サポート」で対応してもらいましょう。
サポート内容が充実しているので、直接連絡しなくても読むだけで解決することもあります。
最後に改めてこれまでの内容をまとめます。
- 料金面・サポート面のバランスの良いプロバイダならBroadWiMAX
- 初期費用無料キャンペーンに入って初期費用無料にしよう
- 端末機種はW06
- プランはギガ放題
あなたもWiMAXをゲットして、WiMAXユーザーの仲間入りしましょう!