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WiMAXは新幹線で使う方法!実際に使ってみた速度や安定性などの結果とレビュー体験談

WiMAXを新幹線でも快適に使いたいと思っていませんか?

結論から言うと、普段通りの速度でWiMAXを使うことは難しいです。
時速250~300キロの速度を出す新幹線ではWiFiが安定しにくいことが主な原因です。

ペンギン

特にトンネル内になるとより安定しにくくなるよ…。

ただし、まったく繋がらないという訳ではありません。
今回実際に私が測定した結果、普段よりは低速化したものの、ある程度は使える速度であることがわかりました。

当記事では、検証とともに万が一繋がらない場合の対処法も解説しています。
出張や旅行などで新幹線を使う機会がある方はぜひ参考にしてください!

新幹線で利用できるWiMAXエリアは限られる

現在公式で発表されている「新幹線でWiMAX回線が使えるエリア」は以下の通り。

新幹線駅名利用可能場所
東北新幹線東京駅~新青森駅間23駅各駅のコンコース、ホーム
上越新幹線東京駅~新潟間12駅各駅のコンコース、ホーム
秋田新幹線秋田駅コンコース、ホーム
山形新幹線山形駅コンコース、ホーム
長野新幹線東京駅~長野駅間11駅各駅のコンコース、ホーム

これらのエリアでは基地局建設されておりネットが繋がります。

また、このエリア以外にもエリア内であれば利用できることも。
詳しくはサービスエリアマップで確認できます。

実際に新幹線で使った人の口コミ

さて、実際に新幹線でネットが繋がるのでしょうか。
実際の声をまとめてみました。

良い口コミ1.思う存分Netflixが堪能できる

まずは「WiMAXを導入し、新幹線で思う存分ストレンジャーシングスを堪能中」との良い口コミ。
ストレンジャージンクスとはNetflixのテレビドラマですね。

新幹線内でも動画視聴ができるとのことで、ネット接続は問題なさそうです。

悪い口コミ1.トンネル内で回線が切れる


「トンネル入るたび回線がブツ切れになる」という口コミで、トンネル内での通信がイマイチのよう。

WiMAXは電波の性質上障害物に弱いため、トンネル区間は通信が安定しにくいです。
したがっていくらエリア内であってもトンネルの通信は難しいと認識しておくのが良さそうです。

なお、もし”トンネル内だけ繋がらない”といった場合は、その区間だけ新幹線のフリーWiFiを使うか、LTEモードに切り替えるのが得策です。

悪い口コミ2.新幹線の中で切れる

こちらはWiMAXが「新幹線の中で切れる」「PCでの作業がはかどらない」との声です。

使っている新幹線が圏内エリアであれば、オプションやモードの切り替えで対処できます。(詳しくは後述)
一方で、そもそも圏外エリアで繋がらないといった場合は回線ごと変えるのが適切でしょう。


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【実験】WiMAXを新幹線で使った結果は?

口コミを参考にしつつ、実際に筆者も新幹線でWiMAXを使って検証してみました。
上越新幹線(東京駅~新潟間12駅)エリアで検証します。

測定環境は以下の通り。

使用ルーター:Speed Wi-Fi NEXT W05
接続先端末:パソコン
測定場所:上越新幹線
測定ツール:Speedcheck Internet Speed Test
測定日時:2019/09/12

上越新幹線で測定

トンネル”内”とトンネル”外”でそれぞれ測定します。

トンネル外での通信速度

【測定結果】
下り速度(ダウンロード):6.66Mbps
上り速度(アップロード):1.66Mbps

まずはトンネル外での測定結果です。新幹線乗車中の大部分を占める区間ですね。

結果は「下り速度6.66Mbps,上り速度1.66Mbps」

私の場合、普段自宅での速度がだいたい11Mbpsは最低でも出ていることを考慮すると、遅めかなという印象です。

とはいえ一般的に1MbpsあればYouTube視聴が可能と言われ、5Mbps以上あると高画質の動画が対応できると言われています。
したがって「普段よりは低速化するが十分使える速度」という結果になりました。

トンネル内での通信速度

【測定結果】
下り速度(ダウンロード):3.10Mbps
上り速度(アップロード):4.95Mbps

次にトンネル内での速度結果です。
「下り速度3.10Mbps,上り速度4.95Mbps」とトンネル”外”よりも速度がやや遅くなりました。

口コミ通り、トンネル内はWiMAX回線が弱いようです。

また接続の体感としてはWeb閲覧は問題なくできましたが、動画の再生に4~5秒程度かかりました。

実験結果

以上の検証から、新幹線での通信は、普段よりは低速化するが十分使える速度」「トンネル内の区間はより低速化するという結果になりました。

測定結果をまとめると以下の通りです。

  • トンネル外での速度:下り通信速度6.66Mbps,上り通信速度1.66Mbps
  • トンネル内の速度:下り通信速度3.10Mbps,上り通信速度4.95Mbps

感想としては、パソコンでの簡単な作業、YouTubeの動画視聴(標準画質)、WebやSNSの閲覧あたりは問題なくできます。

一方で、重いファイルのダウンロードや高画質の動画視聴は難しいという印象でした。

アプリやファイルのダウンロードは乗車前後に済ませておくのが良さそうだね。

イヌ

地方への出張など新幹線を使う機会が多い方は、冒頭で解説したWiMAX回線に対応した新幹線であるか確認しておきましょう。

対応していれば基本的に使えるかと思います。
WiMAXの最新情報については以下の記事もぜひ参考にしてくださいね!

▼今月のWiMAX最新キャンペーン情報
損しない今月のWiMAXキャンペーン最新情報|トータル費&月額料金比較 【2021年版】

新幹線でネットを快適に使う4つの方法

新幹線に乗る機会が多い、新幹線でネットを快適に使いたいという方はこれからご紹介する方法を試してみましょう。

方法は主に4つ。

  1. オプションサービスを使う
  2. 「どんなときもWiFi」を使う
  3. フリーWiFiを利用する
  4. WiMAXをLTEモードで使用

それぞれ解説します。

方法1.オプションサービスを使う

UQが提供するオプションサービスUQ Wi-Fiプレミアムをご存知ですか。
WiMAX2+を利用している方向けの公衆無線LANオプションです。

もしWiMAXをUQで契約している場合は、このオプションに加入しておくと便利です。
利用するためには申し込みが必要ですが、無料で利用できるサービスなので安心。

とはいえ「my UQ WiMAX ID」というIDを持っている必要があるのでUQ WiMAXでWiMAXを契約してあることが必須条件なので注意。

ペンギン

その他のプロバイダ(GMOとくとくBBやBroadWiMAXなど)はこのオプションに対応してないよ。

したがって、新幹線でネットを使う機会が多い人はUQで契約した上で、オプションを有効活用するのも手です。

▶︎ ▶︎ ▶︎ UQ WiMAX公式サイトはこちら

方法2.「どんなときもWiFi」を使う【おすすめ】

WiMAX回線が利用する新幹線に対応していない、どこへいっても繋がるようにしたいという方は回線ごと変えるのが適切です。
おすすめは今年に入ってCMなど急激に知名度が上昇したどんなときもWiFi」。

どんなときもWiFiはWiMAX同様、端末1台でネット接続ができるモバイルWiFiです。
他と違う強みはソフトバンク・ドコモ・auのトリプルキャリアネットワークに対応している、日本中が対象範囲のワイドエリアという点。

そのため新幹線でも快適に繋がります。
主なメリットは以下の通り。

  • インターネットが使い放題
  • au/docomo/softbankの全てのエリアに対応
  • 海外での利用も対応
  • 2年定額制
  • 即日発送ですぐ使える

かなり画期的なサービス内容ですね。WiMAXにはない海外利用対応や、速度制限なしというサービスっぷり。
詳しくは公式サイトで確認してみてください。


方法3.フリーWiFiを利用する

最近新幹線にもフリーWiFiが導入されたのを知っていますか?
意外と使えるので知っておくと便利です。

あくまでフリーWiFiなので繋がりやすさは保証できませんが、ポケットWiFiと併用しながら使うとより快適に使えるでしょう。

フリーWiFiが対応しているエリアは、「JR東日本の東北新幹線・北陸新幹線・秋田新幹線」と「東海道・山陽・九州新幹線」。
それぞれ簡単に説明します。

JR東日本のフリーWiFi


電波の「JR-EAST_FREE_Wi-Fi」が表示されたらフリーWiFiが使えます。

なお、エリアの詳細や接続方法はこちら

東海道・山陽・九州新幹線のフリーWiFi

WiFiのIDは「Shinkansen_Free_Wi-Fi」です。

また、接続方法はこちらからどうぞ。
なお、Twitter(@Shinkansen_WiFi)で現在のエリア情報も公開されているのでそちらでも参考にできます。

無料でwifiが使えるなら使っておきたいネ…!

イヌ

方法4.WiMAXをLTEモードで使用

WiMAXで新幹線には繋がるものの、トンネル区間だけ繋がりにくい、といった場合はLTEモードの利用がおすすめ。

LTEモードとはハイスピードプラスエリアモードのことで、WiMAX2+回線にさらにau 4G LTE回線を追加した通信が可能になります。
つまりauエリアとほぼ同等のエリアに対応しているので広範囲で対応しています。

実際にLTEモードでトンネル内も使えたとの声も。

せっかくWiMAXを使っていてなおかつコストを抑えるなら、このLTEモードがおすすめ。

なお、LTEモードの使い方や注意点は注意!WiMAXのLTEオプションの落とし穴|ハイスピードモードとの違いは?を参考にしてください。

まとめ

WiMAXを新幹線で使った際の通信状況を解説していきました。

繰り返しになりますが、結論としては新幹線での通信は、普段よりは低速化するが十分使える速度」「トンネル内の区間はより低速化するということでしたね。

また、一度使ってみて問題なければそのままで大丈夫ですが、何かしら接続に不備を感じたら以下の対処法を試しましょう。

  1. UQWiMAXを使っているならUQ Wi-Fiプレミアムの無料オプションに加入しておく
  2. 新幹線で全くネットが使えないなら日本中が対象範囲のワイドエリア「どんなときもWiFi」がおすすめ
  3. 接続悪い時はフリーWiFiの利用が便利
  4. トンネル区間だけWiMAXの接続が悪い場合はLTEモードの切り替えが適切

ぜひあなたに合ったモバイルWiFiを使って快適にインターネットを使ってください!


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