スマホのソフトバンクユーザーは、ポケットWi-Fiの契約でもソフトバンクが一番お得だと思っていませんか。
実はソフトバンクのポケットWi-Fiは現時点でまったくオススメできません。
今回はソフトバンクのポケットWi-FiをWiMAXと比較しながらお話します。
ペンギン
当記事の結論は以下の通りです。
- ソフトバンクのポケットWi-Fiはデメリットが目立つためオススメできない
- WiMAXの最安値はGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン
- 月額割引きを使うなら、別サイトGMO月額割引キャンペーンで申し込もう
- 端末は最新機種がおすすめ
- プランはギガ放題
引っ越したばかりでネット環境を整えたい方、そもそもポケットWi-Fiがどういったものかよく分からない方は、ぜひ当記事を参考にしてくださいね。
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比較して分かるソフトバンクのポケットWi-Fiデメリット
たとえスマホがソフトバンクユーザーであっても、ソフトバンクのポケットWi-Fiはおすすめできません。
この章ではソフトバンクのポケットWi-Fiのデメリットについて、WiMAXと比較しながらご紹介します。
結論から言うと、ポケットWi-Fiを利用するなら間違いなくWiMAXがおすすめです。
(いますぐ「【結論】ポケットWi-FiはWiMAXがおすすめ」の章を読む!)
それではソフトバンクのポケットWi-Fiがおすすめできない下記5点について一つ一つ確認していきましょう。
- ギガ放題プランがない
- 料金が高い
- 通信速度が劣る
- 対応エリアが狭い
- 端末代が有料
デメリット⑴ギガ放題プランがない
SoftBank | WiMAX | ||
プラン名 | 4G/LTEデータし放題フラット | 通常プラン | ギガ放題プラン |
月間データ容量 | 7GB | 7GB | 無制限 |
速度制限の基準 | 月間7GBを超えたら速度制限 | 月間7GBを超えたら速度制限 | 3日で10GBを超えたら速度制限 |
制限後の速度 | 128Kbps | 128Kbps | 1Mbps |
制限がかかる期間 | 7GBを超えた時点から月末まで | 7GBを超えた時点から月末まで | 3日で10GB超えた日の翌日の18時~翌2時頃 |
解除される時期 | 翌月1日 | 翌月1日 | 3日で10GB超えた日の翌々日の2時頃 |
ソフトバンクの最大のデメリットとして、毎月のデータ容量が月間7GBまでしか利用できない点があります。
- 7GBの目安
・メールの送受信:およそ488通/日(1通あたり500KB)
・ホームページ閲覧:およそ814ページ/日(1ページあたり300KB)
・動画視聴:およそ1時間3分/日(1分あたり4MB)
・音楽ダウンロード:およそ58曲/日(1曲あたり4MB)
※1ヵ月間(30日換算)とした場合、1日あたりの平均です。(SoftBank調べ)
万が一7GBを超えた場合、月末まで通信速度を最大128Kbpsに低速化されます。128KbpsはWebやSNSの閲覧をするのも難しい速度です。
ペンギン
一方でWiMAXであればギガ放題プランがあるため、データ容量の上限を気にすることなく無制限に利用できます。
なお、ギガ放題プランも表向きでは3日で10GBまでの制限がありますが、制限後の速度は1Mbpsで、この速度はWeb閲覧はもちろん、YouTubeなどの動画視聴も問題なくできる速度です。
したがってポケットWi-Fiを使うなら間違いなくギガ放題プランのあるWiMAXの方が良いでしょう。
デメリット⑵料金が高い
SoftBank | WiMAX | ||
プラン名 | 4G/LTEデータし放題フラット | 通常 | ギガ放題 |
月間データ容量 | 7GB | 7GB | 無制限 |
1年トータル費 | 47,892円 | 32,641円 | 40,053円 |
実質月額 | 3,991円 | 2,720円 | 3,337円 |
キャッシュバック額 | なし | 32,000円 |
ソフトバンクのポケットWi-Fiは7GBまでしかデータ容量がないにも関わらず、料金が高いのもデメリットです。
月額料金が高い上に目立ったキャンペーンがないため、トータル的にも料金が高くなっています。
一方でWiMAXはキャンペーンが盛んで、キャッシュバックキャンペーンを利用するとトータル費用がさらに安くなります。
WiMAXの中でも最安値プロバイダであるGMOとくとくBB WiMAXと比較すると、よりWiMAXが安いことが分かるでしょう。
イヌ
以上のようにWiMAXのコスパが良い理由として、WiMAXはUQWiMAX以外にも提供するプロバイダ(販売代理店)が数多くあり、ユーザーを自分の会社に取り込もうとキャンペーンなどで激しく競争し合っているのが現状です。
一方で、ソフトバンクは主にスマホ事業に重きを置いているため、わざわざポケットWi-Fiを安くする必要がないと考えられます。
デメリット⑶通信速度が劣る
SoftBank | WiMAX | |
601HW | W06 | |
発売日 | 2017/3/17 | 2019/1/25 |
下り最大通信速度 | 350Mbps (ONモード:612Mbps) | 558Mbps (LTEモード:1.2Gbps) |
上り最大通信速度 | 37.5Mbps (ONモード:13Mbps) | 30Mbps (LTEモード:75Mbps) |
バッテリー容量 | 2,400mAh | 3,000mAh |
連続通信時間 | 約8.5時間 | 約14時間 |
最大接続可能台数 | 14台 | 16台 |
通信方式 | FDD-LTE AXGP+TDD-LTE | WiMAX2+ au 4G LTE |
製造元 | HUAWEI | HUAWEI |
ソフトバンクのポケットWi-Fiは、WiMAXと比較すると通信速度が劣ります。
インターネットの通信速度は対応端末で決まります。
ソフトバンクが現在発売している「端末601HW」は下り最大通信速度が350Mbpsで、ONモード(AXGP+TDD-LTE通信)に切り替えると最大612Mbpsが可能です。
ペンギン
この速度でも十分問題ありませんが、WiMAXが今年発売した「端末W06」はさらに最速通信が可能です。
W06は通常時では下り最大558Mbps、さらにLTEモードに切り替えると最大1.2Gbps(=1200Mbps)が実現されています。
この速度は固定回線と同等の速度です。
ネット通信で、いかにはやく送受信ができるかは非常に重要であるため、こちらもWiMAXのW06の方がオススメといえるでしょう。
デメリット⑷端末代が有料
さらに4つ目のソフトバンクのデメリットは、WiMAXの端末はすべて無料であるのに対し、ソフトバンクの端末は有料である点です。
ソフトバンクのポケットWi-Fiは42,480円で、毎月1,180円を36回払いする形となっています。
実際にはこの42,480円は割引き(月月割)で実質0円になるため、支払いはありませんが、途中解約した際にこの支払いが生じます。
つまり、契約期間内に途中解約した場合、契約違約金9,500円にさらにこの端末代金が加算されるのです。
ペンギン
イヌ
唯一のメリット:対応エリアが人口カバー率99%
さて、これまでデメリットを見ていきましたが、一方でソフトバンクのポケットWi-Fiの唯一のメリットは対応エリアの人口カバー率が99%という点です。
そのため、どこでネット通信しても繋がりにくいといったトラブルはほぼ無いでしょう。
上図は、ソフトバンク回線とWiMAX2+回線をそれぞれ比較したものです。
とはいえ、WiMAXも十分エリア対応はしているため、特に心配する必要はないです。
ペンギン
そもそもソフトバンクの通信方式は、大きく「FDD-LTE」と「AXGP+TDD-LTE」の2つあり、公式エリアマップではこの両方の回線を合わせた対応エリアが表示されています(画像赤い部分)。
一方で、WiMAXにも同じく「WiMAX2+」と「au 4G LTE」の2つの回線がありますが、公式エリアマップではそれぞれ別で表示されています(画像はWiMAX2+回線のエリアを表示)。
したがって、ソフトバンクのエリアの方が広く見えるのは当然で、実際には正確に比較できないのが本音です。
ただ、どちらも対応エリアでは問題ないため、そこまで気にすることもないでしょう。心配であれば念の為サービスエリアマップで確認してみてください。
WiMAX:「サービスエリアマップ」
SoftBank:「601HWの対応エリア」
ソフトバンク回線を使いたい場合は「MUGEN WiFi」
もしソフトバンク回線をどうしても使いたい、という場合は、「MUGEN WiFi」がおすすめです。
「MUGEN WiFi」は、クラウドSIMを採用し、3大キャリア(Softbank/au/docomo)の全ての回線に対応したポケットWiFiです。
そのため、普段スマホで、3大キャリア(Softbank/au/docomo)のいずれかの回線を使えている方は、もちろんこの「MUGEN WiFi」も繋がります。
特に山間部の多い地方や田舎に住んでいてWiMAX回線が繋がりにくい…といった方には向いているでしょう。
なお、「MUGEN WiFi」と「WiMAX」を比較すると以下の通り。
MUGEN WiFi | WiMAX | |
繋がりやすさ | ◎ (Softbank/au/docomo) | ◯ (WiMAX2+/au LTE) |
通信速度 | ◯ | ◎ |
月間データ量 | 100GB | 無制限/月7GB |
速度制限 | なし | 3日で10GBの制限あり |
海外での使用 | 可能 | 不可 |
WiMAXほど通信速度は出ませんが、「WiMAXがエリア外だった」「他の回線を使いたい」という場合は「MUGEN WiFi」が向いているでしょう。
なお、WiMAXのようなデータ無制限プランがない点には要注意です。
「MUGEN WiFi」のメリット
WiMAXよりも広範囲な通信が可能
最新クラウドSIM技術を使用
月100GB使える
無料で端末をもらえる
コスパが良い
海外でも使用できる
「MUGEN WiFi」のデメリット
データ容量に上限がある
WiMAXよりも通信速度が劣る
WiMAXの方が安い場合がある
\ 30日間お試し体験可能 /
キャンペーンは上記限定サイトから適用されます
【結論】ポケットWi-FiはWiMAXがおすすめ
当記事の結論をいうと、ポケットWi-Fiを選ぶなら基本的にはWiMAXがお勧めです。
理由は、通信速度の速さだけでなく、料金が圧倒的に安い点にあります。
現在WiMAXには2~30社以上のプロバイダがありますが、安い価格順にランキング化すると以下の通りです。
※1年あたりのトータル費={(月額料金×36ヶ月)-キャンペーン割引}÷3
※全プロバイダ共通の初期費用(3,000円)とユニバーサル料(2円)を除く
順位 | プロバイダ | キャンペーン | 1年間あたりの費用 | 実質月額 |
1位 | GMOとくとくBB | キャッシュバック 32,000円 | 40,053円 | 3,337円 |
2位 | BroadWiMAX | 月額割引 | 42,875円 | 3,572円 |
3位 | カシモWiMAX | 月額割引 | 43,320円 | 3,610円 |
4位 | DTI WiMAX | 月額割引 | 43,476円 | 3,623円 |
5位 | EXWiMAX | 月額割引 | 44,269円 | 3,689円 |
6位 | ASAHIネット WiMAX | 月額割引 | 47,480円 | 3,956円 |
7位 | TiKiモバイル | 月額割引 | 47,880円 | 3,990円 |
8位 | hi-ho WiMAX | キャッシュバック 10,000円 | 48,320円 | 4,026円 |
9位 | So-net WiMAX | 月額割引 | 48,552円 | 4,046円 |
10位 | BIGLOBE WiMAX | キャッシュバック 17,000円 (※データ端末購入の場合) | 49,960円 | 4,163円 |
以上から結論として、ポケットWi-Fiを使うならWiMAXが最もおすすめです。
ソフトバンクといった携帯キャリアのポケットWi-Fiはデメリットが目立つため、現時点では使わない方が良いでしょう。
また、現在プロバイダの中でもっとも安いのはGMOとくとくBB WiMAXです。
したがって安くWiMAXを利用するならGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンで申し込むのがおすすめ。
ペンギン
ちなみにWiMAXといえば、「UQWiMAX」をイメージする方も多いと思いますが、実はどこで申し込んでも同じUQコミュニケーションズ社の回線を使っています。
つまり回線の速度や対応エリアはまったく同じです。
そのため、WiMAX比較は料金の比較だけで大丈夫です。
イヌ
また、よりお得に契約するなら月額料金で比較するのではなく、最終的に支払うトータル費で比較しましょう。
キャッシュバックと月額割引のキャンペーン比較
WiMAXのキャンペーンは、大きく分けて「キャッシュバックキャンペーン」と「月額割引キャンペーン」の2種類あります。
2つのキャンペーン内容を比較し、どちらが自分に合っているのか確認してみてください。
結論から言うと、1円でも安く申し込むならキャッシュバックキャンペーン、ノーリスクで確実に安く申し込むなら月額割引キャンペーンがオススメです。
それでは一つずつ見ていきます。
キャッシュバックキャンペーンが最安値
前述したランキングでもお分かりいただけるように、キャッシュバックキャンペーンはトータル費用を安く抑えることができます。
ただ、WiMAXではキャッシュバックを受け取れるのがおよそ1年後で、さらに受け取り手続きを忘れると一切もらえないリスクがあります。
したがって以下の受け取り方法を確認してから判断するのが得策です。
- 公式サイトからWiMAXに申し込む
- サービス開始のお知らせが連絡先メールアドレスに届く
- サービス開始翌月を1カ月目として、11ヶ月目に「連絡先メールアドレス」宛にキャッシュバック受け取りの連絡が届く
- 指定期間以内にマイページから振込希望の金融機関情報を登録する
- 指定口座受け取りの手続き完了から翌月末日(営業日)に口座へ振り込みが行われる
受け取り自体は難しくないのですが、口座情報の登録手続きが必要なのは注意ポイントです。
キャッシュバックのメリット
料金が月額割引キャンペーンよりも安く抑えられる
一括で大金がもらえる
キャッシュバックのデメリット
手続きを忘れると受け取れないリスクがある
キャッシュバックが受け取れるのは約1年後
キャンペーン期間を過ぎると終了します
月額割引キャンペーンでもGMOが最安
もしリスクを減らして確実な割引きを受けたいなら月額割引キャンペーンがオススメです。
GMOとくとくBBでは月額2,590円~から利用できるため、毎月安い支払いで済みます。
また、キャッシュバックキャンペーンのように手続きが一切必要ないので、「確実に」割引きが保証されているのは大きなメリットでしょう。
例としてGMOとくとくBBで、キャッシュバックが受け取れなかった場合の料金を比較すると、月額割引キャンペーンがいかにお得か分かります。
キャッシュバックを受け取れなかった場合 | ||
月額割引キャンペーン | キャッシュバックキャンペーン | |
1年実質費 | 42,301円 | →50,720円 |
月額実質費 | 3,525円 | →4,226円 |
キャッシュバック額 | – | →なし |
【追記】※期間限定キャンペーンより、GMOの月額割引キャンペーンでは、月額割引に加え今ならさらに3,000円のキャッシュバックがもらえます。
したがって手続きをしたくない、リスクを減らしたいという方は間違いなく月額割引キャンペーンがオススメです。
なお、GMOとくとくBBではキャンペーンによって申し込みサイトが異なるので注意してください。
月額割引きのメリット
確実に割引きされる
手続き一切不要
毎月安く使える
月額割引きのデメリット
キャッシュバックよりトータル費が若干割高
契約年数が経つごとに月額料金が上がる
月額割引きは上記限定サイトから適用されます
WiMAXの利用方法について
最後にGMOとくとくBB WiMAXに申し込む手順を確認します。
契約自体は簡単で、仕事の合間などに5分程度で申し込めます。それでは順番に見ていきましょう。
次に端末を選びます。
端末は、外でも使える持ち歩きタイプであればモバイルルーター、自宅だけで使うならホームルーターが最適です。
なお、基本的には最新機種であるほどスペックが高いので、最新機種を選びましょう。
WiMAXの全ルーター徹底比較!速度や料金など正しい機種の選び方|2021年最新版プランはギガ放題プランまたは通常プランの2つあります。
ギガ放題プランは名前の通り、ギガ数の上限なくインターネットを利用できるプランで、一方の通常プランは月7GBの上限があります。
とはいえ、せっかくWiMAXを利用するならギガ放題プランがオススメです。
現にWiMAX契約者の94%以上がギガ放題プランを選んでいるため(BIGLOBE調べ)、特にこだわりがない限りギガ放題プランで問題ないでしょう。
申し込み後、即日発送されるので2~3日で端末が届きます。
小さい段ボールに①端末本体②TypeC変換コネクタ③ID・パスワード記載シール④取り扱い説明書⑤SIMカード⑥保証書の6点があります。
到着後しっかり確認しておきましょう。
WiMAX端末が届いたら、付属のSIMカードを端末に挿入します。
SIMカードを挿入した後、電源を入れて起動させます。
規定の場所にSSID情報が書かれているので、そこで自分のパスワードを確認します。
接続したいインターネット(スマホやパソコン)に⑸のIDとパスワードを入力します。
WiFiが接続されたら接続完了です。簡単ですね!
まとめ
\ 今月のキャンペーンはこちら /
家電量販店や携帯キャリアで申し込むと、どうしてもコスパが悪くなってしまいます。
このような原因の一つとして、家電量販店や携帯キャリアは専門スタッフといった“人件費”が加味されるため、料金が高くなってしまうデメリットがあります。
一方でWiMAXはWeb集客をメインとしているため、コストを抑えることができる上に、時間をかけず簡単に申し込めます。
ペンギン
したがって現時点でポケットWi-Fiを利用するなら、間違いなくWiMAXが良いでしょう。
それでは当記事の内容を改めてまとめます。
- ソフトバンクのポケットWi-Fiはデメリットが目立つためオススメできない
- WiMAXの最安値はGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン
- 月額割引きを使うなら、別サイトGMO月額割引キャンペーンで申し込もう
- 端末は最新機種がおすすめ
- プランはギガ放題
あなたも自分のポケットWi-Fiを手に入れて快適にインターネットを使っちゃいましょう!